Blue Industries社、世界初L-FABP常温保存技術を開発。新型コロナ重症化リスク郵送検査サービスを展開へ。
筑波大学発ベンチャー企業であるBlue Industries株式会社(以降、当社)は、世界で初めて尿中L-FABPの常温保存技術を開発しました。これにより、尿を郵送するだけで新型コロナ重症化リスク検査を行うことができるようになります。本技術を活用し、今月中に新型コロナ重症化リスク検査サービスを展開する予定です。
- 新型コロナウィルス感染症リスク検査の背景
- マテリアルサイエンスを基盤とする独自の開発技術
新型コロナ重症化が社会課題になっている背景から、本研究には当社独自の高速計算サーバーを用いたコンピューターシミュレーションやこれまで蓄積してきたノウハウにより、短期間で常温保存技術可能な化合物を選定し、その後の検証実験によって実現しました。
- 今後の展開
- 会社概要
所在地:〒130-0013 東京都墨田区錦糸1-2-1 アルカセントラル14階
代表取締役:久慈 知明
URL: https://www.blueindustries.co.jp
(※1)L-FABP(Liver-type Fatty Acid-Binding Protein:L型脂肪酸結合蛋白)とは、腎疾患のバイオマーカーとして注目されている物質です。近年の研究により、L-FABPの量が正常値より多いと、新型コロナウイルス感染症に関わり、症状が悪化しやすい傾向にあることが近年の研究(※2)で示されています。
(※2)参考文献:Katagiri, D., Ishikane, M., Asai, Y., Kinoshita, N., Ota, M., Moriyama, Y., ... & Sugiyama, H. (2020). Evaluation of coronavirus disease 2019 severity using urine biomarkers. Critical care explorations, 2(8).
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