BIM/CIMと維持管理情報の連携技術で「BIMSTOK」が特許取得
「BIMSTOK」で施設維持管理におけるBIM/CIM活用を現実に
BIM/CIM施設維持管理クラウド「BIMSTOK(ビムストック)」を提供する株式会社アーリーリフレクション(本社:東京都千代田区、代表取締役:田中 喜之、以下「アーリーリフレクション」)は、BIM/CIM情報連携技術に関する特許を取得したことをお知らせいたします。
◾️特許概要
特許番号 |
特許第7506201号 |
発明の名称 |
情報管理システム |
特許権者 |
株式会社アーリーリフレクション |
登録日 |
令和6年6月17日 |
◾️本特許の背景、解決する課題
近年、建設業界では、3Dデータと属性情報によるBIM/CIM(Building Information Modeling、Construction Information Modeling)の普及が進んでいます。
しかしながら、現在のところ、BIM/CIMの活用は主に設計・施工段階において、3次元形状及び属性情報を可視化することに限られています。その後の維持管理工程においては、BIM/CIMの活用がなされていません。
施設維持管理の将来のあるべき管理方法を実現するために、株式会社アーリーリフレクションはBIM/CIMと維持管理情報を紐付けて情報を可視化し、関連情報へのアクセスや構造を直感的に把握可能な技術を開発しました。
これにより、施設維持管理でのBIM/CIM活用を支援し、より効率的かつ品質の高い維持管理業務を実現することを可能にします。
◾️発明の概要
本発明は、すでにBIMSTOKに実装されている「BIM/CIMビューアと各種維持管理情報、設備情報を紐づける」機能を構成する重要な技術です。
施設維持管理において、本技術は以下のような特徴をもちます。
1. 統合プラットフォームとしての役割
BIM/CIMモデルにあらゆる維持管理情報を統合することで、一元的な管理による効率的な情報アクセス、管理環境を構築します。
2. 情報の更新性
本技術はBIM/CIM本体の属性情報の更新を必要とせず、BIM/CIMに維持管理情報を紐づける技術です。情報更新が容易となり、関係者間で常に最新情報と履歴を把握できるようになります。
3. 直感的な判断の支援
維持管理情報を視覚的にわかりやすく表示することで、設備や施設全体の状況把握及び、課題解決を効率化します。
今後、BIMSTOKは、本機能の拡充に加え、データサイエンスやAIを用いた情報の分析等、さらなる施設管理者の意思決定を支援すべく進化をしていきます。
◾️BIM/CIM施設維持管理クラウド「BIMSTOK」について
BIM/CIM施設維持管理クラウド「BIMSTOK(ビムストック)」は、株式会社アーリーリフレクションが提供する、施設維持管理を見える化して属人化を解決する、施設管理者向けクラウドシステムです。維持管理情報の一元化、BIM/CIM活用と見やすい情報整理により、施設の状況を関係者間で素早く共有できます。
◾️株式会社アーリーリフレクションについて
アーリーリフレクションは、システム開発とデータサイエンスにより、「はじめの反響」となり事業の実現と飛躍の支援を行う会社です。近年はエンタープライズDX領域にて、システムモダナイゼーション、AI構築等、多くの実績があります。
所在地 :〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-22-2 VORT神保町IV 4F
代表者 :代表取締役 田中 喜之
事業内容 :ソフトウェア開発、データ解析、経営支援
企業サイト:https://earlyref.com/
【お問い合わせ】
部署 :建設DX事業部
ご連絡先 :sales@bimstok.com
お問い合わせフォーム:https://www.bimstok.com/contact.html
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