RICE SAVER〜『もしも』を生き抜く、コメ知識。〜防災知識を贈る米袋、3月8日より全国で販売開始。
東日本大震災から12年。新潟県が過去の震災体験から得た防災知識を全国へ。
※にいがた防災ステーションとは
にいがた防災ステーションは、新潟県が主催(運用:公益財団法人中越防災安全推進機構、株式会社NELNIDO)となって新潟県防災に係る新しいプロジェクトやイノベーションを創出する産学官連携プラットホームです。
「RICE SAVER〜『もしも』を生き抜く、コメ知識。〜」企画背景
私たちの住む日本は、世界でも有数の地震大国と言われています。防災意識の必要性について論じられる機会も多くなり、徐々に防災意識は高まってきているものの、まだまだ日常的な考え方には至っていません。
そこで、「日々の生活の中で、少しの時間でも防災について考えられるきっかけを作りたい」という想いから、私たちは、いつも目にする「お米」に着目しました。
昔から新潟県には、「お米を贈り合う」という文化が根付いています。隣家の人への挨拶に、遠く離れて住む家族への仕送りに、相手のことを想いお米を贈ります。新潟県にとってお米は、大地からの大切な恵みであると同時に、人と人とをつなぐ手紙にもなっているのです。
この「贈るお米」に、過去の災害体験から、私たちが得た防災知識を載せて、手紙のように全国に仕送りできればと考え『RICE SAVER〜もしもの時の米知識〜』が誕生しました。
コメ知識一覧|「もしもの備え」は、「いつものご飯」から
この度、日本災害食学会理事・副会長の別府茂氏、公益財団法人中越防災安全推進機構の河内毅氏の協力のもと、「お米」からはじまる防災知識をまとめ、米袋に印刷しました。「蓄える」「保管する」「つくる」「食べる」「安らぐ」の5つのカテゴリーで構成しており、毎日簡単に意識できる項目となっています。
■コメ知識①蓄える
■「RICE SAVER」ステートメント
■「RICE SAVER〜『もしも』を生き抜く、コメ知識。〜」アドバイザー
別府 茂氏 |日本災害食学会理事・副会長
新潟県魚沼市の食品メーカーに41年間勤務。缶詰・レトルト食品の製造技術に精通し、介護食、災害食の開発・市場開拓の経験を有する。また1995年阪神淡路大震災を契機とした災害食の研究は、2004年新潟県中越地震の被災経験を経て、日本災害食学会の設立につながった。2019年食品メーカー退任後、災害食研究に従事。平時も役立つ災害食の必要性や備え方などをテーマに、全国で講演会を実施するほか、論文も多数発表、啓蒙活動に尽力している。
<別府氏コメント>
被災生活で食べたくなる食べ物は、食べなれているものです。日本人が普段の生活で最も食べ慣れているのは、ご飯です。新潟県中越地震の被災時では、白いご飯を食べたいという声が多く上がっていました。おにぎり、弁当はご飯が主役、カレーや牛丼もごはんがあるからこそです。災害時でもポリ袋調理で、パックご飯を湯煎で、美味しいご飯を食べることができます。災害の準備をお米から始めることは大切です。また、お米を贈ることでお相手にその気持ちを伝えることも大切ではないでしょうか。
河内 毅氏 |公益財団法人中越防災安全推進機構
自動車会社勤務を経て、静岡大学農学部森林資源科学科に編入学。同大学院修士課程を修了後、青年海外協力隊として2度のグアテマラ派遣を経験。帰国後に日本の地域づくりの活動に関わりたいと考え、中越地震の被災地の復興支援活動に携わる。平成20年4月より現職の中越防災安全推進機構にて、東日本大震災等の災害支援活動や、自治体や地域の防災力向上のためのコンサルや研修業務などを担う。
<河内氏コメント>
災害時にこそ普段食べなれているものを食べられるようにする、そんなふうに災害への備え方も変わってきています。 カセットコンロと水と鍋があれば、災害時でもお米は炊けますし、レトルト食品や缶詰など普段食べている食材と合わせることで、ライフラインが途絶えたとしてもしっかり食事をとることが可能です。災害に備えてもらいたい人にお米を贈ることで、そんな災害の備え方にも気づいてもらうきっかけになるのではないでしょうか。
■商品概要
- 商品名:「RICE SAVER 〜『もしも』を生き抜く、コメ知識。〜」
- 発売日:2023年3月8日
- 品 種:コシヒカリ(新潟県燕市産)
- 新潟県認証特別栽培農産物
- ※節減対象農薬の使用回数 8回、化学肥料(窒素成分)の使用料 0回
- 内容量:5kg
- 希望小売価格(税抜):3,000円
■取扱店舗一覧
LUMINE AGRI SHOP(東京)|3/8~3/14
ニュウマン新宿2Fエキナカ 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-55
新潟伊勢丹(新潟) |3/8~3/14
6F 特設会場 新潟県産品防災関連商品等プロモーション「にいがた防災ステーション」
〒950-8589 新潟県新潟市中央区八千代1-6-1
※店頭在庫は、各店舗に直接お問い合わせください。
■にいがた防災ステーションについて
にいがた防災ステーションは新潟県が主催となって運用する防災に係る新しいプロジェクトやイノベーションを創出する産学官連携プラットホームです。
「RICE SAVER 〜『もしも』を生き抜く、コメ知識。〜」は、にいがた防災ステーション主導の取り組みです。にいがた防災ステーションでは、様々な研究活動の促進、情報集約・共有をはかることで、新潟県全体の防災・災害支援力、産業の強化を目指します。
URL:https://niigatabousai.jp/
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