Monozukuri Ventures、慢性的な痛みや睡眠障害向けの医療デバイスを開発するSana Healthに出資
視聴覚刺激によって睡眠環境をサポートするゴーグル型医療用デバイスとスマートフォンアプリを開発
ハードウェア・スタートアップ特化型VCファンドを運営する株式会社Monozukuri Ventures(本社:京都市及び米国ニューヨーク市、CEO:牧野成将)は、Sana Health,inc(本社:米国コロラド州、代表取締役:Richard Hanbury)へ出資を実施しました。
Sana Healthは不眠症などの睡眠障害を抱える個人向けのゴーグル型医療用デバイス、「Sana」を開発するスタートアップ企業です。
米国では約5000万人が何らかの慢性的な痛みに悩まされており、そのうち1000万人は線維筋痛症で苦しんでいます。創業者のRichard Hanbury氏は1992年にイエメンで自動車運転中に橋から落下する事故に遭い、慢性疼痛を伴う後遺症が残りました。その際の睡眠障害がきっかけとなり、ゴーグル型医療用デバイスの研究開発を1993年から開始しました。
今後は2021年12月までにFDA(アメリカ食品医薬品局)による医療機器認証の取得を目指します。また、米軍やNATO軍との臨床試験を進めており、今後も継続して検証する予定です.
Monozukuri Venturesはハードウェア・スタートアップへの投資と、試作・量産コンサルティングを通じて、世界中の起業家が高品質の製品を、少量でも素早く生産・販売することができる世界の実現を目指しています。
2021年2月には日米のハードウェア・スタートアップにフォーカスした「Monozukuri 2号ファンド」の一次募集完了を発表しました。今後も引き続き国内機関投資家や事業会社と共に、飛躍的な成長を目指すハードウェア・スタートアップを支援してまいります。
Sana Healthについて
設立日:2016年10月25日
所在地:米国コロラド州
代表取締役:Richard Hanbury
事業内容:医療機器の企画・開発・販売
URL:https://www.sana.io/
Monozukuri Venturesについて
株式会社Monozukuri Venturesは、京都とニューヨークを拠点に、ハードウェア・スタートアップへのVCファンドの運営と、ハードウェアの試作・製造に関する技術コンサルティングを提供する企業です。
2020年1月に、Makers Boot Campを運営する株式会社Darma Tech Labs(京都市)と、FabFoundry, Inc.(ニューヨーク市)が、2社のハードウェア・スタートアップ支援の経営資源を結集して発足しました。当社が運営するMBC試作ファンドは2017年夏に発足し、日米のハードウェア・スタートアップ35社(日本17社、米国20社)に投資しています。またスタートアップ企業を中心に、110以上の試作プロジェクトを支援しています。
(数値はいずれも2021年8月末時点)
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