【ワーケーション実施前後のアンケート調査を公開】全社員でワーケーションを初実施!
ワーケーション推進企業として、ワーケーションと組織活性化・社員の定着との関連性を追求してまいります
- ワーケーション実施の背景
*2022年7月に株式会社リゾートワークスをグループ化しました。リゾートワークスは、リゾートエリアの会員制施設や一流ホテルでのワーケーション体験を特別価格で提供する福利厚生サービスを提供しています。今回はそのサービスを活用して行ったため、会社の費用負担も大幅に削減することができました。
*株式会社リゾートワークス グループ化のプレスリリース(2022年7月27日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000079917.html
リアライブとしては、従来の採用・就活支援事業だけでなく定着支援事業に領域を拡大させており、ワーケーション推進企業のモデルケースとなることで、個人・組織のウェルネスを追求していきたいと考えています。全社員でワーケーションを実施する会社の事例は極めて少なかったため、ワーケーションの導入効果とともにワーケーション実施前後のアンケート調査結果について公表いたします。
- アンケート調査概要
・実施日:2022年6月20日~29日
・期間:各人1泊2日
・場所:熱海・箱根のリゾートマンション
・対象者:リアライブ社員
・形態:事業部ごとのグループワーケーション
・有効回答数:47件
・回答者の属性(年齢):
-20代前半:38.3%
-20代後半:31.9%
-30代前半:12.8%
-30台後半:8.5%
-40代以降:8.5%
■アンケート分析結果(ワーケーション実施前)
社内での「ワーケーション」という言葉の認知度調査では、全体の約20%が「知らない」と回答。「知らない」を回答したのは20代の社員であり、若手社員の認知度が低い結果となりました。
ワーケーションに期待することで最も多かった回答は「人間関係の構築」が47%を占めた。一方で、「仕事の生産性向上」は誰も回答しておらず、ワーケーションには仕事よりも社交要素を求めていることが分かりました。
■アンケート分析結果(ワーケーション実施後)
今回、ワーケーションに取り組む目的や得られる好影響として「仕事の生産性向上」「リフレッシュ」「人間関係の構築」「新たなアイデアの創出」の4点を掲げました。その中でも、最も効果の大きかった要素は「人間関係の構築」となりました。
一方で、ワーケーション実施前のアンケートでは「仕事の生産性向上」に期待した社員は誰もいませんでしたが、実施後のアンケートで「仕事の生産性向上」を感じたと回答したのは全体の63%となりました。
上記4項目の中で最も効果の実感が得られなかった「仕事の生産性向上」と「クリエイティブな仕事への影響」については、ワーケーションを継続的に実施する場合は全体の約70%が「効果が見込める」と回答しました。
一方で、今回のワーケーションでは各事業部の現在や未来について考えるワークを導入したため、個々人の業務が必然的に止まってしまいました。その意味では、生産性の向上に寄与しにくいと思う社員も一定数いるため、コンテンツをどのように設計するかによって変わると感じました。
ワーケーションの満足度に関しては、全体の95%が「満足(やや満足を含む)」と回答しました。しかし、宿泊先までのアクセスに時間を要してしまうと、移動するだけで疲労を感じてしまった社員もいたため、スケジュールに余裕を持たせるプラン設計や有給を組み合わせるなど得られる効果を考慮した配慮は必要だと感じました。
ワーケーションを実施した結果としては、全体の95%が「満足」「やや満足」とポジティブな回答が多く集まりました。
- ワーケーションを今後推進するうえでの課題
1泊2日のワーケーションを導入し、ワーケーションに対するポジティブな意見を得られた一方で、今後ワーケーションを推進するうえでの課題も数多く得られました。
Q. 次回またワーケーションを実施する場合、改善してほしいことはありますか?
・事業部のワークに使う時間も多く、 個人の通常業務に充てられる時間が少なかった
・ワークに関しては問題ないが、 バケーション要素が不足していた
・宿泊先の周辺にスーパーや24時間営業のコンビニがあると良かった
・一泊二日では、 仕事の生産性は上がらない。 移動に時間がかかりすぎてメンバーと過ごす時間が不足した。 有給と組み合わせると、 よりリフレッシュできそう
・Wi-Fi環境の充実や個室の部屋があると商談や面談の業務が捗ると感じた
今回のワーケーションは事業部ごとに実施し、 どの事業部もチームや組織の課題や未来への打ち手を考えるワークを取り入れていました。 これにより、 チームの団結感の醸成や社員同士の距離が縮まり、 チームビルディングへの好影響を感じた社員が多い結果となりました。
一方で、 仕事をするうえでの課題として、 仕事をする環境(場所、 ネット環境)の改善を求める意見も数多く挙げられました。 当社では商談を行う営業職と学生との面談を行うキャリアアドバイザーの社員が多いので、 個室もしくはそれに準ずる環境を用意することで、 より快適な仕事環境を生み出せると感じました。
また、 他にも宿泊先までに利用できる交通の便が少なかったり、 自宅からの移動時間がかかったりするなどアクセスに関する課題も明らかになりました。
このように「ワーク」と「バケーション」をどのように両立させていくべきかは、 ワーケーション推進企業として今後も改善を図り、 個人・組織のウェルネスを追求してまいります。
- 会社概要
■株式会社リアライブ
・会社名 :株式会社リアライブ
・代表者 :代表取締役 柳田 将司
・設 立 :2012年4月2日
・所在地 :東京都港区六本木1-7-27 全特六本木ビルWEST棟7階
・運営サービス:
-新卒マッチングイベント事業「ジョブトラ」
-営業志望向け新卒紹介事業「セールスエージェント」
-エンジニア志望向け新卒紹介事業「テックエージェント」
-20代に特化した中途紹介事業「ジョブトラ20s」
・URL: https://realive.co.jp/
■株式会社リゾートワークス
・会社名 :株式会社リゾートワークス
・代表者 :代表取締役 柳田 将司
・設 立 :2020年9月11日
・所在地 :沖縄県那覇市安里381-1 沖縄ゼネラルビル7F
・運営サービス:
-テレワーク導入企業向け福利厚生サービス「Resort Worx」
・URL: https://resortworx.jp
- お問い合わせ
株式会社リアライブ
担当:市嶋 拓也
メールアドレス:ichijima@realive.co.jp
電話番号:03-5797-7104
■リゾートワークスに関するお問い合わせ
株式会社リゾートワークス
担当:宮下 美咲
メールアドレス:miyashita@resortworx.jp
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