「Sake Bottle Opener」が2025年グッドデザイン賞を受賞 — 多様な日本酒の栓を一つで開ける新しい道具【JAPAN CRAFT SAKE COMPANY × SUWADA】
固い日本酒の栓を、驚くほどスムーズに開栓できる「Sake Bottle Opener」が2025年グッドデザイン賞を受賞しました。
株式会社 JAPAN CRAFT SAKE COMPANY(東京都港区、代表取締役:中田 英寿)と株式会社 諏訪田製作所(新潟県三条市/代表取締役:小林知行)とが共同開発した日本酒専用オープナー「Sake Bottle Opener」が、その設計とデザインを評価され2025年度グッドデザイン賞(主催:日本デザイン振興会)を受賞したことをお知らせいたします。

【受賞の背景】

多様化する日本酒の打栓瓶は、密閉性の高さから開栓に力を要し、特に女性や高齢者にとって扱いにくいという課題がありました。アルミカバーの取り外しも煩雑で、日本酒を楽しむ体験の妨げとなっていました。こうした現状を解消し、誰もが自然な動作で美しく安全に開栓でき、今まで以上に日本酒を気軽に楽しむ際の新しい道具として「Sake Bottle Opener」は開発されました。日本酒という世界に誇る日本文化をより広く普及するための道具として、一般ユーザーのみならず、作り手である酒蔵や国内外の飲食店などから多くの評価を得ています。
【商品の特長と受賞理由】
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多様な栓への対応:厚さや形状の異なる打栓、アルミキャップ、王冠にも一本で対応できる汎用性
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軽い力で操作可能:緩やかにカーブした本体形状により、手首を自然な角度で保ち、固い栓を誰でも安全に軽く開栓可能
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高い質感と衛生性:ステンレス一体構造+職人による手仕上げによる耐久性と清潔性
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美しい所作:スマートな操作設計により、家庭でも接客の場でも映える佇まい
【審査員コメント】
刃物の様な独特の静かな佇まいは、日本酒の開栓に最適化された道具として開発されたという背景を知り、合点がいった。様々な大きさの栓への対応や、キャップラベルを剥がすために薄く整えられた先端形状など、使い心地と美しさが過不足なく調和したデザインが成立している。そして何よりも、日本酒の開栓が決して容易ではない、という状況への気付きから開発されたという点を評価した。澱みない開栓の所作が導かれるこの道具は、日本酒文化の醸成、発信にも一役買うはずだ。
妥協しないものづくりを続ける職人との出会いによって生まれた新たなニッポンの道具

日本が誇る伝統的なものづくり技術を用い誕生した「Sake Bottle Opener」が、誰もが憧れる美しい日本酒オープナーとなり、日本酒と世界を結ぶ架け橋となることを目指します。
【商品概要】
■商品名:Sake Bottle Opener
■サイズ:全長約137㎜、重さ約54g
■価格:定価9,900円(税込)~
■一般発売:2025年10月1日(水)~
■販売:SUWADA FACTORY SHOP、SUWADA OFFICIAL ONLINE SHOP
◎会社概要


<製造>
株式会社 諏訪田製作所
金属加工技術の世界的な集積地である新潟県燕三条エリアにて大正15年(1926年)に創業。鍛冶屋として刃物の本質的な価値にこだわり、主力商品のつめ切りは世界中のネイリストや医療関係者などのプロフェッショナルに愛用されている。
2011年より本社工場にて職人の仕事を誰でも予約なしで自由に見学できる「OPEN FACTORY」に取り組み、現在では年間約5万人を超えるお客様が訪れる。
<商品監修>
株式会社 JAPAN CRAFT SAKE COMPANY
代表取締役 中田 英寿
JAPAN CRAFT SAKE COMPANYは、日本の文化や伝統産業を未来へ繋ぐことを使命とし、地域の魅力を国内外に発信する活動をビジネスを通じて展開しています。全国の酒蔵をはじめとする伝統産業と連携し、職人や生産者が育む価値を多くの人々に届ける取り組みを行っています。日本の豊かな文化や地域資源を次世代に繋げるため、日本と世界を結ぶ架け橋となることを目指しています。
【プレスリリースについてのお問い合わせ】
株式会社 諏訪田製作所 広報担当:齊藤類
〒959-1114 新潟県三条市高安寺1332
TEL: 0256-45-6111
E-mail:info@suwada.co.jp
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