「買い切り型」イラスト制作ソフト「FireAlpaca SE 3.0」大型アップデート!新時代の描画体験を提供開始!
サブスクなしで使える人気ペイントソフトが、新ブラシエンジン、圧倒的なマルチスレッド性能を備え、生まれ変わりました。

株式会社ピージーエヌ(本社:東京都千代田区、代表取締役:福田幸二)が開発・提供する、世界累計2,100万ダウンロードを突破したイラスト制作ソフト「FireAlpaca(ファイアアルパカ)」は、このたび「FireAlpaca SE(ファイアアルパカ エスイー)」を「FireAlpaca SE 3.0」として大幅にアップデートし、本日より提供を開始いたしました。https://firealpaca.com/ja/fase/
FireAlpaca SE 3.0では、CPUおよびGPUの処理能力を最大限に活用できる設計を採用し、2Dグラフィックス表現を重視するクリエイターに向けた画期的な進化を遂げています。
また、FireAlpaca SEは「買い切り型(サブスクリプションなし)」のイラスト制作ソフトとして提供しており、一度購入すれば継続的な費用なしで利用できます。
これまで通りSteam(PCゲーム・ソフトウェアの世界大手配信プラットフォーム)での専売形式を採用しながら、今後、他の販売プラットフォーム等でも購入できるようになる予定です。
なお、現在ご利用のFireAlpaca SEは、FireAlpaca SE 3.0に自動的に無料アップデートされます。
さらに、アップデートを記念し、本日よりSteamにて期間限定のリリース記念セールを開催いたします。
新機能と特徴
1. 新ブラシエンジン
表現力と柔軟性を大幅に向上させるブラシエディタを搭載。
以下の機能を実現しました。
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3ストロークの同時合成(トリプルブラシ)
従来のブラシエンジンでは1本のストロークしか描けなかったところ、
新ブラシエンジンでは最大3本のストロークを重ねて表現可能になりました。 -
ストローク同士のクリッピング・マスク合成
今までにない複雑で奥行きのある描画が実現します。 -
柔軟なブラシ先端表現(円、ビットマップ素材、SVGパスの組み合わせ)
ブラシの先端には従来の「円」「画像ファイル」に加え「パス (SVGパス)」を追加。パスは拡大しても劣化することがなく、綺麗で軽いブラシを実現します。
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点描機能(既存の箇所に重ならない)
散布オプションにストロークが重ならない「散布点描モード」設定が新登場。これまでストロークが重なってしまい思い通りに模様を描けなかった場面でも、点が重ならない設定により、意図した形やリズムを表現できます。
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水彩パラメータの強化
従来では表現できなかった、本物により近いリアルな水彩の表現も可能になりました。パラメータの調整で思い通りの質感調整も可能に。

新ブラシエンジンが可能にする表現。
FireAlpaca SE 3.0のリリースを記念して、新ブラシエンジンを活用した新作ブラシ4種を同時に公開いたします。
2. マルチスレッド対応の強化
独自開発のマルチスレッドライブラリと並列アロケータによりメニーコアをフル活用。
大容量キャンバスや複数レイヤーでも描画や変形が滑らかで、背後で差分保存や自動復元を並行処理。メモリ使用量を抑え、長時間作業でも安定した高速環境を提供します。プロフェッショナルユースのマシンでさらに軽快な創作環境を実現します。
3. 新フィルタシステム「MFG(Modern Filter-language for GPU)」
新たに開発されたフィルタ記述言語「MFG」から、HLSLやMSLを生成。
従来、フィルタを追加するには、DLLなどのコンパイルされたライブラリをプラグインとして追加する必要がありました。
この方法だと、OSごとに異なるライブラリを用意しなければならないばかりか、そういったライブラリの追加が許されないOSもあります。
MFGは、フィルタを専用の言語で記述する事で、OSごとに最適化されたシェーダ命令を生成。一つのソースコード(フィルタ処理のMFGコード)から、GPU性能を活かしたフィルタ処理が可能になります。開発環境を用意する必要なく、高速処理が可能なフィルタを開発、追加できます。
https://modernfilterlanguageforgpu.org/ja/
また、現在日本国内の学生向けに「MFG チャレンジ 2025 学生GPUプログラミングコンテスト」を実施中。「GPUプログラミングに興味がある」 「漫画やイラスト表現が好き」 「CG表現に詳しいから腕試しをしたい」 「論文を再現してみたい」など、皆さんの熱いフィルタ表現をお待ちしています。https://modernfilterlanguageforgpu.org/ja/contest/
4. 新ファイルフォーマット
FireAlpaca SE 3.0 では、新設計の標準画像形式を採用。
読み込みと書き込みのマルチスレッド対応を行いました。差分保存による低負荷で高速な保存をしているため、従来の保存形式と比べ保存の高速化、安定性を実現しました。
5. 16bitチャンネル対応およびガンマ対応
FireAlpaca SE 3.0では、ARGB各チャンネルを従来の256階調から65,536階調(※16bit/chモードを有効時)に拡張。
カラー補正やフィルタ適用時の劣化を抑えながら、きめ細やかなグラデーションや微妙な色合いを忠実に再現。高度なレタッチにも耐えるプロ仕様の色空間を実現します。
6. プロジェクト機能
マンガやパンフレット、イラスト集など、複数のページやバリエーションを扱う制作に最適な機能。
「プロジェクト」機能を使えば、関連する複数のファイルをひとつのセットとしてまとめて管理できます。作業中にファイルを探し回る必要がなくなり、ページ間の切り替えもスムーズ。ファイルの構成や順序も一目で確認できるので、進行管理や修正対応も効率的に行えます。
リリース記念セールについて
下記の期間30%OFFで提供いたします。
期間:11月20日(木)12:00 〜 11月26日(水)12:00
https://store.steampowered.com/app/458750/FireAlpaca_SE/
<FireAlpaca SEについて>
FireAlpaca SEは、FireAlpacaの上位ブランドとして進化した買い切り型ペイントソフトです。この度Ver.3.0として生まれ変わりました。
FireAlpaca SE公式サイト https://firealpaca.com/ja/fase/
<FireAlpacaについて>
FireAlpacaは10言語、Windows、macOS、LinuxOSに対応し全世界で愛されている無料ペイントソフトです。イラスト制作はもとより画像編集にも役立つツールとして、教育現場にも導入されています。
FireAlpaca公式サイト https://firealpaca.com/ja/
<株式会社ピージーエヌについて>
ピージーエヌは、インターネットと画像処理技術を駆使し、ネットワーク社会に貢献することを使命としています。「FireAlpaca」「FireAlpaca SE」「openCanvas」などのサービスの開発・提供を通じて、イラスト、マンガ、アニメーション制作を行うクリエイターの創作活動をサポートし、世界中のクリエイターに快適な創作環境を提供します。
株式会社ピージーエヌ コーポレートサイト https://pgn.co.jp/
プレスリリースに関するお問い合わせ https://forms.gle/57c9QBVJEuNrUzPY9
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