高齢者の親がいる子ども世代の約7割が実家の「片づけ」の必要性を実感 一方、親との連絡は月に数回、会うのは年に数回程度に留まる現状
〜実家の片づけができない理由「片づけを手伝う時間がない」が最多〜
快適な住まいと暮らしを実現するための様々な問題を専門知識と技術で解決することで、住まいの価値や暮らしの質を高めるホームステージング(※1)の普及活動を行う一般社団法人 日本ホームステージング協会(東京都江東区/代表理事:杉之原 冨士子、以下 日本ホームステージング協会)は、高齢者(65歳~)の親がいる子ども世代(40歳~69歳)110名に対し、実家の片付けに関する実態調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。
※1 日本ホームステージング協会では、快適な住まいと暮らしを実現するための様々な問題を専門知識と技術で解決することで、住まいの価値や暮らしの質を高めることをホームステージングと定義しています。
※1 日本ホームステージング協会では、快適な住まいと暮らしを実現するための様々な問題を専門知識と技術で解決することで、住まいの価値や暮らしの質を高めることをホームステージングと定義しています。
- 調査サマリー
- 調査概要
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年4月21日〜同年4月21日
有効回答:高齢者(65歳~)の親がいる子ども世代(40歳~69歳)110名
- 高齢者の親を持つ子ども世代の35.5%が、親との連絡は「月に数回程度」と回答
・ほとんど毎日連絡を取る:6.4%
・週に数回程度連絡を取る:20.0%
・月に数回程度連絡を取る:35.5%
・年に数回程度連絡を取る:33.6%
・全く連絡を取らない:4.5%
- 子ども世代の56.3%が、親と会う回数は「年に数回程度」と回答
・毎日会う:1.0%
・週に数回程度会う:7.3%
・月に数回程度会う:22.7%
・年に数回程度会う:56.3%
・全く会わない:12.7%
- 約7割が、「実家の状況について不安に思うことがある」と回答
・かなりある:25.5%
・ややある:44.5%
・あまりない:20.0%
・全くない:10.0%
- 22.7%が「実家は物が非常に多い」と回答
・非常に多い:22.7%
・多い:27.3%
・普通:38.2%
・少ない:9.1%
・非常に少ない:2.7%
- 実家の片付けについて、約4割が「片付いていない部屋がある」と回答
・常に片づいている:30.9%
・短時間の片づけできれいになる:17.3%
・片づいていない部屋がある:36.4%
・どの部屋も片づいていない:14.5%
・その他:0.9%
- 約7割が、実家の「片づけ」の必要性を実感
・非常にそう思う:30.0%
・ややそう思う:37.3%
・あまりそう思わない:23.6%
・全くそう思わない:9.1%
- 実家が片付いていないことでの懸念点、「処分するのにお金がかかる」が66.1%で最多
・処分するのにお金がかかる:66.1%
・相続の時に大変になる:39.3%
・親がケガをしないか心配:30.4%
・不衛生で病気にならないか心配:26.8%
・人に見られたら恥ずかしい:14.3%
・家族で帰省できない:10.7%
・その他:8.9%
・特にない:17.9%
・分からない/答えられない:1.8%
- 実家の片づけができない理由、「片づけを手伝う時間がない」(35.7%)や「物が多くてどこから手を付けたらいいかわからない」(33.9%)
・片づけを手伝う時間がない:35.7%
・物が多くてどこから手を付けたらいいかわからない:33.9%
・趣味で集めたものや思い出のものが捨てにくい:30.4%
・片づけの方法や捨て方が分からない:23.2%
・親の了解が得られない:23.2%
・親自身が片づいていないという自覚がない:23.2%
・片づけの話になると言い争いになる:14.3%
・その他:16.1%
・分からない/答えられない:10.7%
- 実家における片づけが出来ない理由に、「きちんと物量の把握をしていない」や「家族と相談する時間がない」などの声
<自由回答・一部抜粋>
・57歳:きちんと物量を把握していない。
・55歳:家族と相談する時間がない。
・59歳:遠方なので木目細かい対応ができない。
・45歳:時間を取れない・取る気にならない。
・60歳:体力がない。
・51歳:親が拒否する。
・66歳:かたずけるものが多数あり、いらないものとの判別に時間がかかりそうなので。
- 4割以上が、実家の片づけを円滑に行うための知識やスキルに興味あり
・非常にある:10.9%
・ややある:33.6%
・あまりない:39.1%
・全くない:16.4%
- まとめ
まず、高齢者の親を持つ子ども世代に、親との連絡回数について伺ったところ、「月に数回程度連絡を取る」が35.5%で最多となり、次いで「年の数回程度連絡を取る」が33.6%となりました。親に会う回数については、「年に数回程度会う」が56.3%と過半数以上となりました。
次に、実家の状況について不安に思う事はあるかどうか伺ったところ、70.0%が「不安がある」と回答しました。また、高齢者の親を持つ子ども世代の約5割は、実家は物が多く、「片づけ」の状況については「片付いていない部屋がある」が36.4%、「どの部屋も片付いていない」が14.5%となりました。なお、約7割が、実家の片づけの必要性を感じていることもわかりました。続いて、実家が片付いていないことでの懸念事項を伺ったところ、「処分をするのにお金がかかる」が66.1%で最多となり、次いで「相続の時に大変になる」が39.3%、「親がケガしないか心配」が30.4%となりました。また、実家の片づけができない理由としては、「片づけを手伝う時間がない」が35.7%、「物が多くてどこから手を付けたらいいかわからない」が33.9%となりました。その他には、「きちんと物量を把握していない」や「家族と相談する時間がない」などの声も片づけができない理由として挙がりました。
最後に、実家の片づけを円滑に行うための知識やスキルについて興味があるか伺ったところ、約4割以上の高齢者の親を持つ子ども世代が「興味あり」と回答しました。
今回の調査では、実家の状況に不安を感じ、実家の片づけの必要性も感じているものの、時間のなさによって、親に連絡する回数や会う回数が少なく、また、実家の物も多く、片づけ方が分からないことから、実家の片づけが進まない方がいることが判明しました。
実家の片づけは、多くの方が直面する大きな問題になっています。
「やっておけばよかった」と後悔しないために、親が元気なうちに実家の片づけが必要です。実家の片づけを円滑に行うために、実務経験をもとに作り上げた「片づけ」「掃除」「インテリア」の知識やスキルを活かしたシニアホームステージング®︎を学び、高齢の親が住み慣れた実家で安心して暮らすための最初の一歩を踏み出しましょう。
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- ホームステージングとは
快適な住まいと暮らしを実現するための様々な問題を専門知識と技術で解決することで、住まいの価値や暮らしの質を高めることをホームステージングと定義しています。具体的には、片付け・掃除・廃棄・保管これらに関連する物流知識・インテリア・小物の活用、時には遺品整理を含めて、より快適な暮らし、住み心地のよい住まいを実現するための専門知識や技術で構成されています。
(詳しくはこちら:https://www.homestaging.or.jp/about/homestaging/)
- 一般社団法人 日本ホームステージング協会代表理事 杉之原冨士子「いつ死んでも後悔しないお片づけ」
PHP研究所発行の杉之原代表著書「いつ死んでも後悔しないお片づけ」が多くの皆さまに読んで頂き、24刷、累計60,510部発行となりました。いつ死んでも後悔しないお片づけというショッキングなタイトルですが、内容はこれから先の20年、30年を幸せな時間にするためのことが書いてあります。
高齢の親の家が心配だという方にとって、少しでもヒントになればと思います。自分の家の片づけに悩む親だけでなく、高齢の親の家が心配だという方も多いと思います。皆さまの悩みが少しでも解決出来たら嬉しいです。(購入はこちらから:https://www.php.co.jp/family/detail.php?id=82956)
- 組織概要
設立 :2013年8月19日
代表理事:杉之原 冨士子
所在地 :〒135-0042 東京都江東区木場6丁目4-2 KIビル4F
事業内容:日本の住宅事情に合わせたホームステージングを体系化し、知識とノウハウをホームステージャー
認定講座で提供。ホームステージャーを活用した企業サポート等を実施。
URL :https://www.homestaging.or.jp/
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