日露戦争といまの戦争はつながっている! 「戦争の時代」への流れを喰い止めるには――。シリーズ第4弾刊行!

佐藤優・安部龍太郎『対決!日本史4 日露戦争篇』3/3発売!

株式会社潮出版社

清・ロシアに勝った日本が犯した過ちとは――。 日露の背後で蠢いた英米の思惑とは――。
時代の真実に迫れ! 民衆史観で歴史を捉えろ!
株式会社 潮出版社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:南晋三、以下潮出版社)は、潮新書「対決!日本史4」(佐藤優・安部龍太郎 著)を2023年3月3日より、全国の書店・ネット書店にて発売いたします。

 
  • 本書の概要
日露戦争とは、第1次世界大戦へとつながる局地戦であり、その背後では英米の思惑が蠢いていた。その構図と、ウクライナ戦争の構図は極めて類比的であり、いま、世界は第3次世界大戦勃発の危機に直面している。

佐藤優は本書のまえがきでこのように述べている。
「『対決! 日本史』シリーズで安部龍太郎と私が追求しているのは、民衆本位の歴史である。小学校から高校までで学ぶ歴史は、権力者の交代、国家間関係が基調になる。これまでも民衆史が強調されることがあったが、その背景には非抑圧階級が歴史を作るのだというマルクス・レーニン主義(科学的社会主義)の唯物史観(史的唯物論)が潜ひそんでいた。
(中略)
正しい前衛党(共産党)の指導を得ないと民衆のエネルギーが間違った方向に向かうというような歴史観では、歴史を突き動かす力をとらえ損ねる。」
 
あとがきでは以下の安部龍太郎の言で締めくくられている。
「日本では現在、軍備増強のための増税を行い、日米同盟を強化することでロシアや中国に対峙しようとしている。そうせざるを得ない理由もあるだろうが、戦争に突入する事態だけは何としてでも避けなければならない。そのためにどうすればいいのか深く考え、行動に移したいものである。」

民衆に根差した歴史観から日本史を捉えなおすことで、直面する課題解決への方途を探る。

 

  • 対決!日本史シリーズとは
日本史を民衆からの視点でとらえなおし、現代の課題を解決することを目指して、佐藤優・安部龍太郎の二人が日本史の再解釈に挑む。

【シリーズ既刊】
対決!日本史 戦国から鎖国篇 税込価格:880円
対決!日本史2 幕末から維新篇 税込価格:990円
対決!日本史3 日清戦争篇 税込価格:990円
  • 著者プロフィール

【佐藤優 さとう・まさる】
1960年東京都生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了。元外務省主任分析官。
2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕・起訴され、09年6月に執行猶予付き有罪確定(13年6月に執行猶予期間が満了し、刑の言い渡しが無効になった)
著書に『国家の罠』(毎日出版文化賞特別賞)、『自壊する帝国』(新潮ドキュメント賞、大矢壮一ノンフィクション賞)、『十五の夏』(梅棹忠夫・山と探検文学賞)、『池田大作研究 世界宗教への道を追う』、『プーチンの野望』など多数。20年、菊池寛賞(日本文学振興会主催)を受賞。同志社大学神学部客員教授も務める。
 

【安部龍太郎 あべ・りゅうたろう】
1955年福岡県八女市生まれ。久留米工業高等専門学校機械工学科卒業。東京都大田区役所勤務、図書館司書として働きながら小説を執筆。90年に『血の日本史』で作家デビュー。2005年に『天馬、翔ける』で中山義秀文学賞を受賞。13年に『等伯』で直木賞受賞。著書に『彷徨える帝』『関ケ原連判状』『信長燃ゆ』『恋七夜』『道誉と正成』『下天を謀る』『蒼き信長』『維新の肖像』『姫神』『おんなの城』『蝦夷太平記 十三の海鳴り』『シルクロード 仏の道をゆく』など多数。20年、京都府文化賞功労賞を受賞。
  • 書誌情報
書名:対決!日本史4 日露戦争篇
著者:佐藤優 安部龍太郎
判型:新書 240ページ
発売日:2023年3月5日
定価:990円(税込み)

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URL
https://www.usio.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区一番町6 一番町SQUARE
電話番号
03-3230-0768
代表者名
南 晋三
上場
未上場
資本金
1600万円
設立
1960年07月