平時の地域活動と災害対応をシームレスに、ピースボート災害支援センターは佐賀県とCSO進出協定を結びます

風水害が多発する九州地方に新たな拠点（佐賀県）を開設

一般社団法人ピースボート災害支援センター（PBV）は、佐賀県及び公益財団法人佐賀未来創造基金と進出協定を締結し、九州地方（佐賀県）に新たに支援拠点を設けます。これまで海外24カ国・国内65地域での被災地支援経験を活かし、キッチンカーを活用した移動型のフードバンク事業を通じて平時の地域活動と災害時の迅速な対応を目指します。

日本では毎年のように豪雨災害が発生し、特に九州地方では、2019年九州北部豪雨、2020年熊本豪雨、2021年8月豪雨など大規模な被害が立て続いています。災害支援を専門とするPBVでは、豪雨災害が発生する度に九州地方での災害支援活動を続けてきました。この度、佐賀県のCSO(Civil Society Organization）誘致に応え、佐賀県及び公益財団法人佐賀未来創造基金と進出協定を締結することになりました。

 

新たに開設したピースボート災害支援センター（PBV）佐賀事務所（佐賀県佐賀市唐人2-5-15 TOJIN館 5号室）


これまでの災害支援経験を活かし、移動出来るキッチンカーを活用して平時には無人で、生活に困難を抱える方々に向けた食料品や日用品の提供等を行なうなどの地域活動（コミュニティフリッジ）を実践しつつ、災害発生時には迅速に食事支援などを実施できる体制を構築していきます。


《佐賀県CSO進出協定 締結式》

 （１）日　時   2023年3月23日（木）14時00分～14時20分
 （２）場　所   佐賀県庁 来賓室（新館４階）
 （３）出席者   
　・佐賀県知事　山口　祥義
　・公益財団法人佐賀未来創造基金　代表理事　山田　健一郎
　・一般社団法人ピースボート災害支援センター　代表理事　山本　隆
　・一般社団法人ピースボート災害支援センター　佐賀事務所 現地コーディネーター　寺地　高志

報道関係者の皆様は、締結式にご参加いただけます。また、式終了後には取材にお応えいたします。




◆一般社団法人　ピースボート災害支援センター（PBV）
ピースボート災害支援センターは、東日本大震災を受けて「人こそが人を支援できる」を理念に設立。「国内外の災害救援」「防災・減災への取り組み」を中心に活動を行っている。これまでに海外31ヶ国、国内54地域での被災地支援を実施、延べ10万人以上のボランティアをコーディネートし、その経験をもとに平時には様々な形で防災減災の取り組みを行っている。

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