静岡県SDGsビジネスアワードにて、静岡県知事賞、優秀賞、奨励賞の3賞を決定

県知事賞は浜松パルス「光触媒で農業を改革」

静岡県 くらし・環境部

静岡県(所在地:静岡県静岡市、担当部署:くらし・環境部 環境政策課)は、2023年3月7日(火)サールナートホール(所在地:静岡市葵区)にて、未来をつくる環境ビジネスを表彰する「静岡県SDGsビジネスアワード」の成果発表会および表彰式を開催しました。本アワードは、環境課題の解決に取り組む法人を募集し、採択した8団体に対して3ヶ月にわたるメンタリングを行い、各団体から発表される事業実績と事業構想に基づいて賞を決定する表彰プログラムです。8団体による成果発表の結果、「光触媒で農業を改革」を発表した株式会社浜松パルス(浜松市北区)が静岡県知事賞を受賞しました。また、優秀賞には、株式会社カナック(藤枝市)、株式会社BASE TRES(松崎町)、株式会社ミライデザインGX(東京都)& 株式会社ヒバリヤ(静岡市清水区)、奨励賞には、有限会社アステック開発(浜松市北区)、一般社団法人ナノキシーグループ(静岡市清水区)、パイフォトニクス株式会社(浜松市東区)、ふじのくに i-SEC(浜松市東区)が選出されました。


静岡県SDGsビジネスアワード2022 〜未来をつくる環境ビジネスを表彰します〜
https://www.shizuoka-sdgs-business-award.com

【主催】静岡県
【後援】環境省 関東地方環境事務所、財務省 東海財務局 静岡財務事務所
【協力パートナー】独立行政法人 中小企業基盤整備機構 関東本部、静岡県SDGs×ESG金融連絡協議会、静岡経済同友会(静岡協議会・浜松協議会・東部協議会)、一般社団法人 静岡県経営者協会、一般社団法人 静岡県商工会議所連合会、静岡県商工会連合会、静岡県中小企業団体中央会、公益財団法人 静岡県産業振興財団、静岡県信用保証協会、株式会社静岡銀行、スルガ銀行株式会社、株式会社清水銀行、株式会社静岡中央銀行、しずおか焼津信用金庫、静清信用金庫、浜松いわた信用金庫、沼津信用金庫、三島信用金庫、富士宮信用金庫、島田掛川信用金庫、富士信用金庫、遠州信用金庫、静鉄グループ、静岡ガス株式会社、中部電力株式会社、鈴与商事株式会社、株式会社TOKAIホールディングス、株式会社リコー、株式会社ふじのくに物産、一般社団法人INSPIRE、関東地方環境パートナーシップオフィス、静岡県環境ビジネス協議会
【事務局】静岡県環境政策課、一般社団法人 静岡県環境資源協会
【総合プロデューサー】谷中修吾(BBT大学 経営学部 教授/BBT大学大学院 経営学研究科 MBA 教授)
【メンター】新谷健司(株式会社経営参謀 代表取締役/株式会社クラフト・ティー 代表取締役)、飯倉清太(事業型NPOサプライズ 代表/静岡大学 地域創造学環 客員教授)、佐々木真二郎(環境省 大臣官房地域政策課 地域循環共生圏推進室長)、白石章二(ヤマハ発動機株式会社 企画・財務本部 フェロー 経営改革推進担当/Moto Business Service India Private Ltd. Managing Director)、出口裕一(株式会社リコー リコー環境事業開発センター事業所長)、内貴研二(サントリーホールディングス株式会社 サステナビリティ経営推進本部 サステナビリティ推進部 専任部長)、西村やす子(株式会社ふじのくに物産 代表取締役/株式会社クレアファーム 代表取締役)
 
 
 
▼開催概要
 


静岡県SDGsビジネスアワード「成果発表会&表彰式」
【主催】静岡県
【日程】2023年3月7日(火)13:15〜16:45
【場所】サールナートホール
【プログラム】
12:45〜13:15 開場
13:15〜13:30 主催挨拶/イントロダクション
13:30〜15:35 8団体によるプレゼンテーション
15:35〜16:10 名刺交換会、審査等
16:10〜16:35 結果発表&表彰式
16:35〜16:45 記念写真撮影〜クロージング
 
  
 
▼静岡県SDGsビジネスアワード「静岡県知事賞」
 

写真左から、高畑英治氏(静岡県 くらし・環境部長)、近藤正人氏(浜松パルス 企画開発室室長)、古橋亜紀氏(浜松パルス 企画開発室)写真左から、高畑英治氏(静岡県 くらし・環境部長)、近藤正人氏(浜松パルス 企画開発室室長)、古橋亜紀氏(浜松パルス 企画開発室)


株式会社浜松パルス(浜松市北区)
光触媒で農業を改革 〜光の力で腐らせない〜
光触媒を用いた農産物鮮度保持装置で、減菌・有機物質の分解で空気を浄化し、農産物や食品の鮮度を維持する。貯蔵過程で腐敗する農産物の大量廃棄問題等に貢献する。また、保存輸送の可能性など、多方面に展開することができる。
 
 
 
▼静岡県SDGsビジネスアワード「優秀賞」
 

写真左から、高畑英治氏(静岡県 くらし・環境部長)、山田哲嘉氏(カナック 経営戦略室 室長)、岡谷裕子氏(カナック 経営戦略室)、堀越恵美子氏(カナック 代表取締役常務)写真左から、高畑英治氏(静岡県 くらし・環境部長)、山田哲嘉氏(カナック 経営戦略室 室長)、岡谷裕子氏(カナック 経営戦略室)、堀越恵美子氏(カナック 代表取締役常務)


株式会社カナック(藤枝市)
Long life by Kanuc processing 〜持続可能なものづくりへの挑戦〜
鋼に含まれているクロムと窒素を反応させる化学技術で、表面に薄い窒素化合物の硬化層を作ることで、金型などの鉄鋼製品の硬度を高め長寿命化を可能とする。金型のLong Life実現により、エネルギー使用量削減が可能。
 
 

写真左から、高畑英治氏(静岡県 くらし・環境部長)、松本潤一郎氏(BASE TRES 代表取締役)写真左から、高畑英治氏(静岡県 くらし・環境部長)、松本潤一郎氏(BASE TRES 代表取締役)


株式会社 BASE TRES(松崎町)
伊豆半島の「山と海を環る」 自然環境を全方位に活用した観光・環境ビジネス
伊豆半島にある山と海の自然環境を循環させながら、アクティビティや宿泊体験を提供するサスティナブルツーリズムを体現する事業を展開。観光事業を実施しながら環境保全へと還元していく仕組みをつくり、持続可能でありながら成長を続けられる観光サービスを提供。
 
 

写真左から、高畑英治氏(静岡県 くらし・環境部長)、濵田岳氏(ミライデザインGX 代表取締役社長)、岸山和弘氏(ヒバリヤ 代表取締役社長)、山岸達也氏(ヒバリヤ 執行役員)写真左から、高畑英治氏(静岡県 くらし・環境部長)、濵田岳氏(ミライデザインGX 代表取締役社長)、岸山和弘氏(ヒバリヤ 代表取締役社長)、山岸達也氏(ヒバリヤ 執行役員)


株式会社ミライデザインGX(東京都)& 株式会社ヒバリヤ(静岡市清水区)
ガチャが地球を救う。グッドミライプロジェクト ハピタベ
スーパーマーケットの食品廃棄・ロスが経営を大きく圧迫している現状に着目しプロジェクトを開始。協力パートナーのヒバリヤ(静岡市)でガチャを使用した食品廃棄減少の実証実験を開始。食品ロス削減を通じてカーボンニュートラルに貢献する。
 
 
 
▼静岡県SDGsビジネスアワード「奨励賞」
 

 

写真左から、高畑英治氏(静岡県 くらし・環境部長)、鈴木達己氏(アステック開発 取締役)写真左から、高畑英治氏(静岡県 くらし・環境部長)、鈴木達己氏(アステック開発 取締役)


有限会社アステック開発(浜松市北区)
独自技術の融合で検査のムダを排除 〜電磁気応用技術〜
従来の金属硬度破壊検査の無駄(検査サンプル作成の手間・時間・廃棄コスト)を省く、磁気特性を応用した非破壊硬度測定技術。インライン全数検査が可能。廃棄される金属材量の減少を図る。さらに新たな磁気応用技術ビジネスに展開していく。
 
 

写真左から、高畑英治氏(静岡県 くらし・環境部長)、牧田大樹氏(ナノキシーグループ 代表理事)、赤堀宏氏(ナノキシーグループ 代表理事)写真左から、高畑英治氏(静岡県 くらし・環境部長)、牧田大樹氏(ナノキシーグループ 代表理事)、赤堀宏氏(ナノキシーグループ 代表理事)


一般社団法人ナノキシーグループ(静岡市清水区)
廃プラスチックゴミの地産地消プロジェクト 
県内企業から出る廃プラスチックゴミの収集体制を構築するとともに、プラゴミを原料に誰でも使用するゴミ袋や、物流の現場で使用するストレッチフィルム、パレットカバー等に生まれ変わらせて販売する。
 
 

写真左から、高畑英治氏(静岡県 くらし・環境部長)、池田貴裕氏(パイフォトニクス 代表取締役)、清水良憲氏(パイフォトニクス 営業部 係長)、神谷祐佳氏(パイフォトニクス 営業部 部員)写真左から、高畑英治氏(静岡県 くらし・環境部長)、池田貴裕氏(パイフォトニクス 代表取締役)、清水良憲氏(パイフォトニクス 営業部 係長)、神谷祐佳氏(パイフォトニクス 営業部 部員)


パイフォトニクス株式会社(浜松市東区)
特殊なLED光を用いた鳥獣対策 〜クリーンでスマートな追い払いによる自然との共生〜 
人間の目には優しく鳥獣には刺激的な光を照射する鳥獣対策用LED照明を用いて、鳥獣被害対策においてクリーンでスマートな追い払いを実現。安心安全なLED光を用いることで鳥獣にダメージを与えることなく、本来の生息場所や人と共生できる場所に誘導することを目標とする。
 
 

写真左から、高畑英治氏(静岡県 くらし・環境部長)、坂巻邦彦氏(ミダックホールディングス 経営戦略室 室長)、池口大介氏(齋藤精機 新規事業開拓グループ グループ長)、浜地裕樹氏(オールコセイ 代表取締役社長)、佐々木豊氏(東京農業大学 教授)写真左から、高畑英治氏(静岡県 くらし・環境部長)、坂巻邦彦氏(ミダックホールディングス 経営戦略室 室長)、池口大介氏(齋藤精機 新規事業開拓グループ グループ長)、浜地裕樹氏(オールコセイ 代表取締役社長)、佐々木豊氏(東京農業大学 教授)


ふじのくに i-SEC(浜松市東区)
静岡県異業種アライアンスによる未利用資源を活用した持続可能な昆虫食品産業の創出
廃棄物焼却施設から出る廃熱の新たな輸送・利用システムを構築。廃熱を使った、持続可能な代替タンパク質であるコオロギの高付加価値化・高機能化・ブランド化に静岡県内異業種企業が連携して取り組む。
 
 
 
▼総括コメント


◎静岡県くらし・環境部
 

今年度も多くの御応募をいただき、メンターや協力パートナーなど多くの関係者の皆様の御協力のもと、成果発表会・表彰式を迎えることができたことに深く感謝申し上げます。
8団体の皆様の事業アイデアについては、地域の環境課題やニーズ等を的確に捉え、本業の強みを活かしつつ柔軟な発想によって事業が練られており、大変心強く感じたところです。
採択団体と協力パートナーの皆様との交流による事業拡大にも期待しております。
本アワードを通じて、本県の環境ビジネスの一層の振興につなげてまいりたいと考えておりますので、引き続き御協力のほどよろしくお願いいたします。
高畑 英治(静岡県 くらし・環境部 部長)


◎総合プロデューサー
 

本事業の2期目となる2022年度のアワードは、採択団体数を8団体へと拡張し、プログラムそのものが進化しました。今年度の表彰取組には、ものづくり系SDGsや自然共生系SDGsなど、静岡県の特徴が反映されていたことが印象的です。
また、協力パートナーの皆様方との連携により、本アワードそのものが、内閣府「地方創生SDGs金融表彰」を受賞したことも大きな成果になったと思います。
静岡県内には、日本を代表するSDGsビジネスが多数埋もれています。3期目は、静岡県内全体に浸透するように機運を高めていきたいと思います。
谷中 修吾(BBT大学 経営学部 教授/BBT大学大学院 経営学研究科 MBA 教授)
 
 
 
▼お問い合わせ

静岡県 くらし・環境部 環境政策課(静岡県SDGsビジネスアワード事務局)
TEL:054-221-2919
メール:kankyou_seisaku@pref.shizuoka.lg.jp
https://www.shizuoka-sdgs-business-award.com/contact
 

静岡県SDGsビジネスアワード主催者チーム一同静岡県SDGsビジネスアワード主催者チーム一同

 

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会社概要

URL
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業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
静岡県静岡市葵区追手町 9番6号
電話番号
054-221-2919
代表者名
池ケ谷 弘巳
上場
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資本金
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設立
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