映像データと気象計数値データ同時表示「TStockerクラウドサービス」提供開始 NETIS登録済(KT-230243-A)
~熱中症対策の義務化へ対応 2025年6月1日から施行された労働安全衛生規則(令和7年省令第57号)改正へ対応~

報道関係者各位
2025年6月11日
スリーフィールズ株式会社
スリーフィールズ株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役:中嶋冬彦)は、映像データと気象計等のセンサーデータを統合して可視化する新サービス「TStockerクラウドサービス」をご提供しています。
2025年6月1日から施行された労働安全衛生規則(令和7年省令第57号)改正により、従来“努力義務”だった熱中症対策が罰則付きの義務化に対応いたしました。
「TStockerクラウドサービス」は、現場にネットワークカメラを設置し、並行設置する気象計を用いて映像データと温度・湿度・WBGT等の数値を同時表示して閾値設定をすることで関係者に様々な告知をすることが可能となります。
既に本サービスは、本件でNETIS登録済(KT-230243-A)となっております。
是非、ご利用いただくことで、安全安心な運用・管理が実現出来ます。
詳しくは、下記特設サイトをご参照ください。

TStockerクラウドサービスを用いると、気温、湿度、WBGT等の数値に閾値を設定し通知が出来るため、より詳細な安全管理が可能となります。
また、ネットワークカメラを設置することで、ライブ映像と気象計のセンサーデータをリアルタイムに同時表示出来るため臨場感のある運用・管理が可能となります。
映像データと気象計のセンサーデータはリアルタイムにクラウドに保存されるためいつでもダウンロード可能となり証拠保全にもご活用可能です。
以下が今回の労働安全衛生規則改正のポイントになります。
対象となる作業条件
WBGT(暑さ指数)28℃以上 または 気温31℃以上の環境で 連続して1時間以上 または 1日で4時間以上の作業 が見込まれる場合。
事業者に義務付けられた2大対策
1. 熱中症の「報告体制」の整備・周知
自覚症状のある労働者、または周囲が疑いを抱いたときに“報告先・体制”(担当者・連絡先)を事前 に設定し、周知すること。
2. 悪化防止措置の“手順化”と周知
作業前に「離脱・身体冷却・医療機関の受診」「緊急搬送方法」などの手順を現場ごとに定め、関係者に周知すること。
加えて推奨される実務的対策
法令外ですが、実務的に効果的な以下の対策も推奨されています。
1.WBGT測定や環境評価
JIS規格の計測器や「熱中症予防情報サイト」を活用することが望ましい。
2.作業環境・作業時間の管理
休憩スポット確保、作業時間短縮、暑熱順化などが必要となります。
3.水分・塩分補給の促進
4.服装や個人冷却具の整備
通気性の良い服装、冷却機能付き服の検討が必要となります。
5.定期的な巡回・健康状態のチェック
6.従業員教育・訓練の強化
7.緊急時対応体制の整備
医療機関との連携や搬送手順の策定・掲示
違反時の罰則
6ヶ月以下の懲役 または 50万円以下の罰金が科される可能性があります。
まとめ
2025年6月1日以後、一定環境下・高温作業における職場では、以下が法的義務化
1.熱中症の「早期発見 → 報告体制」の整備
2.「悪化防止措置 → 手順・周知」の実施
加えて、WBGT測定、休憩・水分・服装・教育・緊急対応などの管理体制と手順整備が、実務上不可欠です。

お問い合わせ
スリーフィールズ株式会社
〒164-0012
東京都中野区本町4-38-18ウイング新中野202号室
担当:三木、養田、泉
連絡先:03-6304-8150
携帯:090-4016-0712(三木)
メール:cim@3fls.jp
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