東南アジア地域で初となる国際標準の食品安全マネジメントシステムJFS-C規格を運用する認証機関を登録し、東南アジア第1号の認証機関となったことを記念するJFS-C認証機関登録授与式を行いました
一般財団法人食品安全マネジメント協会(以下、JFSM)は、VinaCert Certification and Inspection Joint Stock Company(以下、VinaCert)とJFS-Cプログラムの審査および認証業務に関する契約を締結し、2023年9月25日に、東南アジア地域第1号の認証機関となったことを記念するJFS-C認証機関登録授与式をベトナム・ハノイにて行いました。
授与式には、ベトナム農業農村開発省品質加工市場開発局副局長 ゴ・ホン・フォン様、ベトナム食品安全行政部長 グエン・バン・ナム様、ベトナム工科大学関係者様やベトナム報道関係者による立会いのもと、VinaCert会長のグエン・フゥ・ズン様とJFSM副理事長・事務局長の小谷雅紀が出席し、JFS-C認証機関登録証が授与されました。
本登録により、今後、ベトナム国内の食品事業者はJFS-C規格に基づく審査を受けることが可能となり、JFS-C規格取得により、ベトナム食品産業における食品安全の共通基盤を構築し、日・ベトナム間の食品輸出入促進、食品安全の向上に貢献していくことが期待されます。
⾷品安全マネジメント協会(JFSM)について
⼀般財団法⼈ ⾷品安全マネジメント協会(JFSM)は国際標準に整合する⽇本発の⾷品安全マネジメント認証・適合証明プログラム「JFS規格」の開発運営団体です。次の⽬的を実現するべく活動しています。
1.⾷品産業における事業者の⾷品安全ガバナンスを向上させて国際競争⼒を⾼める。
2.国際的なルール作りにも参画できる⾷品安全の専⾨⼈材を輩出する。
3.提供する第三者認証や適合証明の仕組みが標準となり、⾷品安全の管理コストを削減する。
参考動画:⾷品安全とJFS規格「JFS規格ができること」
JFS規格とは
JFS規格は、一般財団法人食品安全マネジメント協会が開発・運営する食品の安全管理の取り組みを認証する規格で、2016年に公開されました。
JFS規格では食品を取り扱う事業者に対する要求事項が定められています。この要求事項に沿った安全管理がなされているかどうか第三者機関が審査(監査)を行うことで、食品を取り扱う事業者において、安全な食品を製造し、そして消費者へ届けるためのマネジメントシステムが構築・運用されていることを確かめることができます。
2023年9月現在、JFSMでは食品安全のリスクが高い食品製造やフードサービスのオペレーションを対象とした認証規格や適合証明規格を中心に計5つの規格を運用しております。日本国内のHACCP制度化に対応でき、すべての食品製造事業者にとって取り組みやすいステップアッププログラムであるJFS-A/B適合証明規格と、Global Food Safety Initiative(GFSI)から2018年10月にアジア・オセアニア地区で初めて承認を受けたJFS-C規格認証のほか、外食・中食・給食向けのJFS規格(フードサービス)と多店舗展開事業者版であるJFS規格(フードサービス・マルチサイト)、タイ向け青果物の選別・梱包を対象とするJFS-DT規格をそれぞれ運用しております。
参考動画:食品安全とJFS規格「JFS規格でつくる仕組み」
【団体概要】
会社名:⼀般財団法⼈ ⾷品安全マネジメント協会(JFSM)
所在地:東京都中央区銀座8丁目17番5号 THE HUB 銀座 OCT 605号室
理事⻑:⼤⽻ 哲郎
設⽴:2016年1⽉
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