N/S高を運営する学校法人角川ドワンゴ学園と教育分野で連携

課題解決型プロジェクト学習「プロジェクトN」の題材の一つに旧大沢小学校利活用が選定

一般社団法人ナスコンバレー協議会（代表理事：井上 高志、所在地：栃木県那須郡那須町、以下：ナスコンバレー協議会）は、N高等学校、S高等学校を運営する学校法人角川ドワンゴ学園と教育分野において連携します。最初の取り組みとして、2023年7月より、N/S高通学コースにて実施される課題解決型プロジェクト学習「プロジェクトN」のβクラスにおいて、廃校の利活用をテーマとした「廃校リノベ！」が開講されます。今後はナスコンバレー協議会での活動をテーマとした学習コンテンツの企画や、フィールドワークの実施など幅広く教育効果向上に向けた検討を行っていきます。

■N/S高通学コース「廃校リノベ！」概要

課題解決型プロジェクト学習「プロジェクトN」では、地域の課題を整理し、高校生が社会に出た時に役立つスキルの習得と活用するための実践の場を提供しています。今回の「廃校リノベ！」では、地域の文化的・歴史的背景を取り入れながら、廃校となった学校の校舎等をリノベーションして新たな活用方法を企画し、地域の活性化に貢献できるアイデアを考えるのが目標です。ナスコンバレー協議会では、生徒たちに対して廃校となっている旧大沢小学校や所在地である那須町の情報提供を行うとともに、プロジェクトの講評を行い、今後の取り組みに繋げていきます。

■旧大沢小学校整備概要

栃木県那須町が公募した旧大沢小学校の廃校利用について、審査の結果、ナスコンバレー協議会が実施事業者に採択され、2023年5月より利用を開始しました。現在は拠点化のための整備を行い、2023年秋から本格稼働を予定しています。旧大沢小学校を中心に、新たな関係人口創出、地域と企業が連携した新しいコミュニティの共創、二地域居住・ワーケーション等を推進し、地域の活性化に繋げていきます。

施設の所在地：栃木県那須郡那須町高久丙2799番地6

■学校法人角川ドワンゴ学園　N高等学校、S高等学校について

＜N高等学校 本校：沖縄県うるま市、校長：奥平博一／S高等学校 本校：茨城県つくば市、校長：吉井直子＞

N高等学校、S高等学校はインターネットと通信制高校の制度を活用した “ネットの高校”で、現在の生徒数は両校合わせて24,862名(2023年5月1日時点)。「IT×グローバル社会を生き抜く“総合力”を身につける多様なスキルと多様な体験」を掲げ、今のネット社会に合った新しい教育を実践しています。授業やレポート提出をネットで行うことで自分のペースで学べる高校卒業資格のための必修授業の他に、大学受験やプログラミング、小説、ゲーム、ファッション、料理、美容など多彩なネットでの課外授業や、全国各地で行う職業体験により、社会で役立つスキルや経験も高校時代に身につけられるカリキュラムが特徴です。ネットコース、通学コース、オンライン通学コース、通学プログラミングコースの4つのコースから選択できます。また、日々の学習は映像学習だけでなく、バーチャル技術を活用した体験型の学びを行うこともできます。

 ＜公式サイト＞https://nnn.ed.jp/　＜公式Twitter＞https://twitter.com/nhigh_info

■一般社団法人ナスコンバレー協議会

設立日   ：2021年10月1日（月）

住所      ：栃木県那須郡那須町大字高久乙字遅山3376-256

代表理事：井上 高志（株式会社LIFULL　代表取締役社長）

理事　　：巽 一久（日本駐車場開発株式会社　代表取締役社長）

　　　　　留目 真伸（SUNDRED株式会社　代表取締役）

　　　　　鉢嶺 登（株式会社デジタルシフト　取締役会長）　※五十音順

活動内容：当法人は、国内外の企業、学術機関、研究機関、個人などの保有する先進技術の実証実験、社会実装を那須地域で実施するために、自治体、関連諸団体との連携・協力を通じて未来のあるべき社会像を共創し、その成果を広く国内外に展開することを目的に活動します。

ウェブサイト：https://nasucon.jp/