「兵庫東流域下水汚泥広域処理場汚泥処理施設改築工事」の受注について
~下水汚泥エネルギー有効利用、温室効果ガス排出量削減を推進~
日鉄エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:石倭行人、本社:東京都品川区、以下「当社」)は、株式会社神鋼環境ソリューション、メタウォーター株式会社、当社、三菱電機株式会社、佐藤工業株式会社との5社にて構成した特定建設共同企業体で、地方共同法人日本下水道事業団から「兵庫東流域下水汚泥広域処理場汚泥処理施設改築工事」(以下「本工事」)を受注し、2021年10月4日に工事請負契約を締結しましたのでお知らせいたします。
現在、兵庫東流域下水汚泥広域処理場では下水汚泥を全量焼却処理していますが、施設の老朽化が進んでいます。兵庫県では下水道資源の有効利用を推進しており、本工事では、既存設備の改築に加え、国内最大級の汚泥消化施設及び汚泥燃料化施設を新設します。官民連携により、下水汚泥からのバイオガス・汚泥燃料の製造、それらの利活用に取り組み、兵庫県内での下水汚泥エネルギーの有効利用と温室効果ガス排出量削減を推進します。
本工事で新設される固形燃料化施設に、当社の下水汚泥固形燃料化システム(以下「ジェイコンビ®」)が採用されます。DBO方式で4件の納入実績※1が評価され、採用にいたりました。
当社は、ジェイコンビ®の普及を通じて、今後とも高まるバイオマスエネルギー有効利用のニーズに応え、循環型社会の構築と地球温暖化防止に貢献してまいります。
※1施設の設計・建設、運営・維持管理を一括して受託するDBO方式では、北九州市・広島県・名古屋市・福岡市の4件の実績があります。
1.本工事の概要
2.本工事の特長
(1)老朽化した汚泥処理施設の更新
・兵庫東流域下水汚泥広域処理場の安定運用に向け、汚泥処理施設を更新します。
(2)国内最大級の汚泥消化・汚泥燃料化施設の新設
・国内最大級の鋼板製消化槽と汚泥燃料化施設を新設し、官民連携で下水汚泥エネルギーの有効利用と温室効果ガス排出量削減に取り組みます。
3.処理フロー図
4.施設の完成予想図
現在、兵庫東流域下水汚泥広域処理場では下水汚泥を全量焼却処理していますが、施設の老朽化が進んでいます。兵庫県では下水道資源の有効利用を推進しており、本工事では、既存設備の改築に加え、国内最大級の汚泥消化施設及び汚泥燃料化施設を新設します。官民連携により、下水汚泥からのバイオガス・汚泥燃料の製造、それらの利活用に取り組み、兵庫県内での下水汚泥エネルギーの有効利用と温室効果ガス排出量削減を推進します。
本工事で新設される固形燃料化施設に、当社の下水汚泥固形燃料化システム(以下「ジェイコンビ®」)が採用されます。DBO方式で4件の納入実績※1が評価され、採用にいたりました。
当社は、ジェイコンビ®の普及を通じて、今後とも高まるバイオマスエネルギー有効利用のニーズに応え、循環型社会の構築と地球温暖化防止に貢献してまいります。
※1施設の設計・建設、運営・維持管理を一括して受託するDBO方式では、北九州市・広島県・名古屋市・福岡市の4件の実績があります。
1.本工事の概要
受注者 | 神鋼環境ソリューション・メタウォーター・日鉄エンジニアリング・三菱電機・ 佐藤工業による特定建設共同企業体 |
工事内容 | 汚泥消化施設(1槽あたりの貯留容量9,000m3×4槽の鋼板製消化槽)・ 汚泥燃料化施設等の機械設備工事 上記に付随する電気設備工事、土木工事及び建築工事 |
工事場所 | 兵庫県尼崎市平左衛門町地内 |
事業方式 | DB方式(Design:設計、Build:施工の略で設計施工一括発注方式のこと) |
契約金額 | 480億1500万円(税込) |
2.本工事の特長
(1)老朽化した汚泥処理施設の更新
・兵庫東流域下水汚泥広域処理場の安定運用に向け、汚泥処理施設を更新します。
(2)国内最大級の汚泥消化・汚泥燃料化施設の新設
・国内最大級の鋼板製消化槽と汚泥燃料化施設を新設し、官民連携で下水汚泥エネルギーの有効利用と温室効果ガス排出量削減に取り組みます。
3.処理フロー図
4.施設の完成予想図
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