四季折々の空気と丁寧に暮らす人へ　～ニュートラルカラーを新技術で表現した舗装材～

長年研究を重ねてきた技術で表現した、ニュートラルな色彩の今までにない床用ブロック。街と住まいをつなぐ、庭・ポーチ・エントランス・階段となって、ゆるやかに心地よい空間を創造します。

株式会社ユニソン

2023年8月31日 12時00分

ガーデンエクステリア事業、ランドスケープ事業、温熱環境デザイン事業を通じて、庭づくり・家づくり・まちづくりを行う株式会社ユニソン（本社：愛知県豊田市、代表取締役社長：浅岡直人）はブロック工業からスタートした会社です。
長年研究を重ねてきた特殊加工技術を「Makeup Tect（メイクアップテクト）」と名付け、この技術を使い舗装材「Museo ONE（ミュゼオ ONE）」を生み出しました。
四季にまつわるニュートラルカラーで構成したブロックは、自然体の心地よさをまとい、足元から暮らしに季節とのかかわりを感じさせる空間を創り出します。

暮らしになじむ質感を生みだすために、緩い凹凸のある表面形状と、彩度の低い色味による意匠表現にこだわりました。

自然体の、心地よさ。

ミュゼオ ONEには、二つのこだわりがあります。

一つは、暮らしに息づくいろどりから生まれた4色のニュートラルカラー。

もう一つは、暮らしになじむ質感を生みだす表面形状と意匠表現。

住むひとに、心地よく寄り添う自然体のプロダクトです。

自然の機微に触れるニュートラルカラー。

ミュゼオ oneの自然にインスパイアされた個性が、新たな選択肢となるよう、自然を感じられる風景からその名を付けました。

ハルミゾレ【春霙】

春に降る、雪と雨が混ざり合った霙を意味する「春霙」。芽吹き始めた草木にかかる、ほのかな霙の色を表現。

カタカゲ【片陰】

太陽の傾きによって生まれる建物の陰を意味する「片陰」。まぶしい日差しと対照的な陰を、引き締まった色で表現。

ツキシロ【月代】

月が昇るまえに、明るくなっていく空の様子を意味する「月代」。秋に漂う空気を、凛とした色で表現。

クチバ【朽葉】

地に落ち、長い時をかけて朽ちた葉を意味する「朽葉」。時を経た枯れ葉の深みを、落着きある色で表現。

製品の特徴

1｜自然から学んだ表面形状

自然にインスパイアを受けた、ナチュラルな凹凸パターンで表面を表現しています。凹凸は意匠性だけでなく、滑り止めとしての効果もあります。側面のゆるやかな凹凸は目地キープの役割となり、しっかりと敷設されます。

2｜味わいを生みだす意匠表現

理想とするナチュラルな風合いを目指すために、「ミュゼオ ONE」では、シンプルでニュートラルなベースカラーに加え、濃淡に幅のある点描加工で仕上げています。

3｜長く続く上質なカラー

特殊加工によって色の変化を抑えられるため、上質なカラーを長く保つことができます。

4｜手間のかからないメンテナンス性

特殊加工によって水分の浸透を抑えられるため、濡れ跡やカビなどが付着しづらく、お手入れが簡単です。

Makeup Tect（メイクアップテクト）

当社の強みは、コンクリート製品を製造するコア技術だけでなく、意匠表現や機能といったコンクリートに付加価値をつける要素技術の開発にも注力してきたことです。これまでの製品の多くは、原料がそのまま製品の意匠となっていました。「Makeup Tect」という特殊加工により、製品の意匠に自由度をもたらし、4色のミュゼオ ONEが完成しました。

コンクリートの原材料である珪砂をはじめとした天然資源は将来的に枯渇すると言われています。このことは事業に直結するため強い危機感を持っています。そのため、再資源化した原材料を骨材に使う、サイクル型のものづくりへの移行に着手し、その中軸的な技術の一つとして、特殊加工技術「Makeup Tect（メイクアップテクト）」を開発しました。
地産地消の原点に立ち返り、遠方の鉱山を採掘する作業を不要化できれば、運搬時のCO2排出削減といった形でも環境負荷を低減できると考えています。

特殊加工技術「Makeup Tect（メイクアップテクト）」で循環型社会という新たな未来を拓きます。

Makeup Tect特設ページでは循環型社会に向けての取り組みをさらに掘り下げた、ミュゼオ ONEの開発部門取締役インタビューや、開発者のクロストークを掲載しています。

Makeup Tect特設ページ：https://bit.ly/3YrqOfB