家庭料理のテイクアウトステーション「マチルダ」提供拡大に向け3.5億円の資金調達を実施

株式会社マチルダ

2023年10月11日 10時00分

家庭料理のテイクアウトステーションを運営する株式会社マチルダ（代表取締役：丸山由佳、本社:東京都港区、以下「マチルダ」）はこの度シリーズAラウンドにおいて約3.5億円の資金調達を実施いたしました。今回調達した資金は、新たなセントラルキッチンの設営に活用し、子育て家庭を中心としたより沢山のお客様に、「今日の夜ごはんがちょっと楽しみになる」体験をお届けして参ります。

■サービスの概要

マチルダは、「毎日の夜ごはんがちょっと楽しみになる」家庭料理のテイクアウトサービスです。注文・決済はオンラインで完結し、近所のテイクアウトステーションで日替わりの家庭料理を受け取ることができます。現在、都内を中心に、豊洲・勝どきを含む6箇所にステーションを展開し、1日1000食以上、子育て家庭を中心とした多くの方にご利用いただいております。

マチルダごはんを食べる子ども達

■資金調達の背景と今後の展望

マチルダは、2021年5月にサービスを開始して以降、順次事業を拡大して参りました。共働き家庭が増え中食市場が成長する中で、子育て家庭やこども達が「今日の夜ご飯なに？」と楽しみにし、モリモリ食べられる中食の必要性を、私たちは感じています。

マチルダは、テイクアウトステーションというオフラインの場を介して、お客様そしてこども達と直に触れ合うことで、ごはんそのものだけではなく「今日の夜ごはんが楽しみになる」食体験をデザインしています。

受け取りステーションで実施した子ども向けイベントの一部

今回調達した資金は、お客様からの需要に供給が追いついていない現状を改善するため、製造体制の強化に活用し、2023年11月に新セントラルキッチン（江東区辰巳）をオープンする予定です。

また、街づくりや小売、食品製造など、様々な領域に特化した株主を迎えることで、マチルダが食体験を提供するにあたり必要なナレッジをいち早く取り入れ、成長スピードの加速に繋げてまいります。

マチルダは、「こどもが無邪気でいられる社会を創る」というミッションを掲げており、子育て家庭にとって課題が大きく、日常に根付く最も身近なコンテンツである「食」という領域から、事業を展開しています。

今回の資金調達により、まずはより多くのお客様に「毎日がちょっと楽しみになる夜ごはん」を提供して参りますが、今後は「食」に限らず、子育て家庭やこども達にとって「毎日がちょっと楽しみになる」更なるコンテンツ展開を見据えて、事業を推進してまいります。

■今回の引受先（敬称略、順不同）

・W fund

・ANRI

・Future Food Fund

・ココナラスキルパートナーズ

・三菱UFJキャピタル

・オリックス・キャピタル

・ロッテベンチャーズ・ジャパン

・東京メトロ

■投資家からのコメント

W fund 代表パートナー新和博氏

マチルダは、利用者であるお子さんとそのご家族をハッピーな気持ちにさせる天才だと思っています。一方で、事業のオペレーションはエクセレントそのものです。一見ハイパーローカルな弁当屋さんですが、利用者さんと事業パートナーに愛されながらスケールしていくイメージがしっかり持てました。一日でも早く全国民に届けられるよう、株主として応援して行きたいと思います。

東京メトロ代表取締役専務執行役員小坂彰洋氏

「Tokyo Metro ACCELERATOR 2021」の最終審査会で試食しましたが、美味しくてもっとガッツリと頂きたかったです。清澄白河駅に設置したテイクアウトステーションも子育て世代を中心に非常に好評です。当社としてもマチルダとの協業を通して、子育て世代への支援をより一層広げ、より暮らしやすい沿線地域にしていきたいと考えています。引き続きよろしくお願いします。

株式会社ロッテベンチャーズ・ジャパン

代表取締役会長澤田　貴司氏

代表取締役社長國分　丈明氏