茨城県筑西市のつくば工場にて、ハマカンゾウ110株の追加植栽を実施
生物多様性保全の取り組みとして
株式会社フルヤ金属(本社:東京都豊島区、社長:古屋堯民、以下「フルヤ金属」)は、2025年12月15日(月)に茨城県筑西市のつくば工場にて、ハマカンゾウ110株の追加植栽を実施しました。本追加植栽は、フルヤ金属のサスティナビリティ活動の一環として、NPO法人小網代野外活動調整会議(神奈川県三浦市、代表:岸由二、以下「小網代野外活動調整会議」)が行う「小網代の森ハマカンゾウプロジェクト」へ賛同し、実施している生物多様性の保全に向けた活動です。



当日は、つくば工場の従業員13名が参加し、追加植栽作業を行いました。今回の追加植栽に対し、つくば工場長の丸子 智弘は「(フルヤ金属が)日本の自然を守るのは、子供たちに日本本来の自然を感じ続けてもらいたいからです。私たちのこの生物多様性保全活動が、少しでも地域に、社会に貢献できればと思っています。」とコメントしました。
活動により増えた株は、同法人を通じて元の生息地である小網代の森(神奈川県三浦市)に転植されます。フルヤ金属は、今後もハマカンゾウプロジェクトを推進してまいります。
■「ハマカンゾウプロジェクト」概要
本プロジェクトの目的は、各地で繁茂し花粉症を誘発する外来植物ネズミホソムギ等に対して、定常的な除草が困難な場所に在来種であるハマカンゾウを転植し代替することで、外来植物の群落を抑制するとともに生物多様性が保全された環境を推進することです。
ハマカンゾウはワスレグサ属を代表する日本在来の植物の一種で、関東より西側の温かい海岸に群生し、小網代の森では8月から9月に橙赤色の美しい花を咲かせます。古くは「忘れ草」として万葉集や古今集の歌に詠まれ、親しまれてきました。
■フルヤ金属におけるハマカンゾウの植栽状況
小網代野外活動調整会議からハマカンゾウの株を譲り受け、各施設で育成しています。
・2023年12月より茨城県土浦市の社員寮でハマカンゾウ30株の育成を開始。
・2025年5月より茨城県筑西市のつくば工場でハマカンゾウ110株の育成を開始。
・2025年12月より茨城県筑西市のつくば工場で新たにハマカンゾウ110株の育成を開始。
(土浦市社員寮:30株、つくば工場:220株 合計250株)
【株式会社フルヤ金属 会社概要】
フルヤ金属はプラチナ(Pt)、イリジウム(Ir)、ルテニウム(Ru)などのプラチナグループメタル(PGM)に属する希少価値の高い貴金属を原料とする工業用貴金属製品を製造しています。これらの貴金属は加工が極めて難しいため、世界でもPGMに特化した工業用貴金属メーカーの数は限られています。PGMを中心とする工業用貴金属は、耐熱性、化学的安定性、良導電性などの優れた特性から、エレクトロニクスや光学ガラス、クリーンエネルギー、環境、医療など各分野の発展を支える重要な使命を受けた素材といえます。
当社は、貴金属の中でも特に優れた性質を有するPGMに特化し、ルツボ(耐熱性容器)、薄膜素材、熱電対(測温計)、化合物などの工業用貴金属製品の製造販売に加え、希少貴金属資源の有効活用のため精製回収等のリサイクル事業に取り組んでおります。
本 社:東京都豊島区南大塚2-37-5
代 表:代表取締役社長 古屋 堯民
創 業:1951年3月 設 立:1968年8月22日
資 本 金:10,662百万円 上場取引所:東証プライム (証券コード:7826)
従業員数:418名(2025年6月30日現在)
売 上 高:57,379百万円(2025年6月30日現在)
事業内容:プラチナ・イリジウムなどの工業用貴金属各種製品、測温センサーの製造・販売。
電子材料、半導体関連製品の販売。薄膜部品の製造・販売。
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