物流業界の働き方改革へ!業務効率化の課題を考える『物流アイデアソン』の提供開始

株式会社スペースが、従業員が主体となり総活躍できる研修プログラムの提供を開始しました。『物流アイデアソン』を通じ、物流会社の業務課題の発見・解決を目指し、組織全体の成長と変革を促進します。

株式会社スペース

2024年9月21日(土)に開催した、第一回『物流アイデアソン』の集合写真(最前列が優勝したBチーム)

株式会社スペース(愛知県蒲郡市、代表取締役:村井 美映)が9月21日(土)、物流業界の業務効率化に伴う働き方改革を目指した研修プログラム『物流アイデアソン』を、愛知県内の物流会社(従業員200名規模)へ提供しました。

配送事業、倉庫保管事業、営業、総務と事業部門の枠を超えた幅広いメンバー17名が参加。

◆『物流アイデアソン』の目的とゴール

本研修では、物流会社が抱える業務上の課題を現場目線から検討し、業務課題を主体的に簡潔に導くことを目的としています。

業務効率化の課題の検討、解決方法の立案だけでは、実現不可能なアイデアに終わるリスクがあります。そのため本研修では、起業家やメンターが助言を行い、机上の空論ではないアイデア立案をサポートします。

物流業界のデジタル化に向けての課題

物流業界では国土交通省が、労働生産性の向上を喫緊の課題と位置付けています。2025年を目処に、「物流業務の自動化・機械化やデジタル化に向けて、荷主と連携した取り組みを行なっている物流事業者の割合を5割に引き上げる」という目標が掲げられています。

参考:https://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/freight/content/001747273.pdf(国土交通省:中小物流事業者における物流業務のデジタル化実証)

さらに、国土交通省は今後の物流分野のデジタルトランスメーション(DX)関係のKPIとして、「デジタル化に着手している物流事業者の割合100%」という大胆な目標を打ち出しています。

参考:https://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/freight/content/001413874.pdf(国土交通省:総合物流施策大網(2021年〜2025年)_参考資料2 DX及び広報関係のKPIについて)

しかし、現状の物流業界では、車両手配や見積書作成、配車、検収業務など、荷主と物流業者との間のやり取りが依然として電話・FAX・メールが主流であり、デジタル化が進んでいないのが実情です。デジタル化が進まない限り、労働生産性向上は難しく、物流業化の将来に向けて重要なステップとなります。

代表取締役 村井のコメント

物流業界のデジタル化については国をあげて課題解決に取り組んでいます。しかし、トップと現場の認識にギャップがあることが課題だと認識しています。

そこで、実際に現場に従事している方が課題定義から解決策までを考えることで、トップと現場が望むデジタル化が進められると考えました。

また、物流の現場では、物理的な理由で他部署との交流が薄く、お互いが抱える課題を認識できておりません。他部署の方とイベント形式で楽しく情報共有しつつ、会社の業務効率化についての課題を検討できればと思い、『物流アイデアソン』を開催するに至りました。

研修後も支援を続け、アイデアの具現化を目指す

『物流アイデアソン』では、当日のメンターや審査員による支援で終わることなく、ワークショップの後も継続的な支援も提供し、アイデアの実現をサポートします。

物流会社が自立し、「ムダ・ムリ・ムラ」のない効率的でスリムな働き方を実現できるよう、サポートを続けていきます。

◆アイデアソンとは何か

アイデアソンとは、アイデアとマラソンを掛け合わせた造語で、特定のテーマや課題に対して、短時間で多くのアイデアを出し合い、最適な解決策を模索するイベントです。

スタートアップや企業のイノベーション促進において、チームでブレインストーミングを行い、新しい発想やビジネスチャンスを生み出す手法として広く活用されています。

物流業界におけるアイデアソンの効果

・創造的で斬新なアイデアを発掘できる

スタートアップが多用する手法は、現状にとらわれない自由な発想を促進します。物流業界の複数部署の視点を融合させ、新しい解決策や効率化のアイデアが生まれることが期待できます。

・部署間の垣根を超えた協働ができる

アイデアソンは、多様なメンバーが集まり、自由に議論する場を提供します。各部署がアイデアソンを通じて協働し、新しい視点で課題に取り組む機会を得られます。

・柔軟な思考とチャレンジ精神の醸成

物流業界でスタートアップの文化を取り入れることで、これまでにない新しい思考法や視点を得られます。これまでにない発想法を取り入れることで、チームがチャレンジ精神を醸成する効果も期待できます。

◆物流アイデアソンの様子

今回の研修では、各チームがそれぞれの課題を設定し、課題の検証からアイデアの実践までを行いました。研修当日は、代表取締役 村井をはじめ、起業家やメンター計5名で各チームに対して、アイデアの実現や発表資料の作成、プレゼンテーションの準備に至るまで全面的にサポートしました。

自己紹介と共通課題の特定の様子
アイデア立案の様子
発表・審査の様子

研修の最後には、3チームがそれぞれの課題と解決策について発表を行いました。審査は、物流会社の代表取締役社長と株式会社スペースCOOの2名が担当し、厳正に進められました。

その結果、Bチームが見事優勝を果たしました。Bチームは「属人化解消のために足下で取り組むべきことと今後取り組むべきこと」をテーマに発表し、具体的かつ実践的な提案が審査員から高く評価されました。

◆参加者の声

参加に至った経緯と事後アンケート結果

本研修プログラムでは、参加者にアンケート調査を実施しました。注目すべき点は、参加者の64.7%が「会社からの指示で参加した」と回答したにも関わらず、事後アンケートでは全員が「参加してよかった」と答えたことです(図1)。

具体的な評価では「強く思う」が76.5%、「そうだと思う」が23.5%を占めており、結果として非常に満足度の高い研修となりました(図2)。

図1(上)_研修プログラムへの参加のきっかけ、図2(下)_研修プログラムに参加して良かったと思うか

受講後の感想

様々な部署の悩みを認識でき、情報交換や業務改善の話し合いができ、非常にいい研修でした。

他部署と相互理解相互協の必要性を再認識でき、会社が一丸となって効率化に向けて動きたいと感じた。

今まで見えていなかった問題点を部署間を超えて共有できた。

伴奏者から的確なアドバイスをもらえ、アイデアの具体化に向けて進められた。

・自分が認識できていない業務の多さに気づくことができた。色々な業務に対して理解を深めて、効率化を図りたいと思った。

・こうした研修に参加すること自体が初めてで、会社にいるだけでは知り得ない情報を知ることができ、非常に有意義な研修でした。

◆今後の展望について

株式会社スペースでは、物流業界における業務効率化で真の働き方改革を実現するために、従業員が主体となり全部門が総活躍できる研修プログラムを提供します。部署間の壁を超えた連携を促し、企業が抱える課題を根本から解決することで、働き方改革の効果を最大限に引き出す内容となっています。

さらに、業界を一新するシステム開発にも取り組み、未来を見据えたサービス展開を進めております。

私たちは、物流業界の新たな時代を切り拓くことを目指します。


◆株式会社スペースについて

社名:株式会社スペース

設立:2021年(令和3年)10月20日

本社:愛知県蒲郡市

代表者:代表取締役 村井 美映

資本金:500万

業務内容:ドラ基地運営/労務管理コンサルティング/補助金・助成金サポート

受賞歴:

・東三河ビジネスプランコンテスト 最優秀賞

・デル女性起業家ビジネスコンテスト 優勝

・マサチューセッツ工科大学ベンチャーフォーラム 8賞受賞

・経済産業省 日本シリコンバレー派遣団 25人入団

■ミッション

物流に関わるすべての人へしあわせの架け橋となる

■ビジョン

物流に関わるすべての人がそのまま使えるDX

◯公式HP

https://dorakichi.com/

◯公式Instagram

https://www.instagram.com/dorakichi.com2023/

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会社概要

株式会社スペース

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URL
https://dorakichi.com/
業種
倉庫・運輸関連業
本社所在地
愛知県蒲郡市三谷町川原 24-5 A号
電話番号
0533-95-7577
代表者名
村井美映
上場
未上場
資本金
500万円
設立
2021年10月