社内システム開発基盤のベースマキナ、JavaScriptを用いて多様な業務フローが表現できる「JavaScriptアクション」を正式に公開
Webサービスの管理画面をはじめとした社内システムをローコードで開発できる「ベースマキナ」を提供する株式会社ベースマキナは、JavaScriptを用いて多様な業務フローが表現できる「JavaScriptアクション」を正式に公開しました。
これによって複数の処理をまとめて呼び出したり、条件分岐や繰り返しの処理を組めるようになりました。その結果、従来ベースマキナで行えていた処理よりもさらに拡張性が高く多様な業務をシステム化してご利用頂けるようになりました。
https://about.basemachina.com/news/feature-update-20240820
リリースの背景
「JavaScriptアクション」は任意のJavaScriptをサーバー上で実行できる機能です。
従来のベースマキナでは、複数の処理の連携や条件分岐といった臨機応変な業務フローに対応するための手段として標準的な機能をご用意できておりませんでした。
代替案こそございましたが、お客様側で設定に労力がかかることや、ベースマキナ上にすでにある仕組み(処理の予約実行、承認フローなど)の強みを最大限引き出すことができておりませんでした。
また、これまでも「JavaScriptアクション」と名のつく機能は存在しておりましたが、ブラウザ上で実行されるためお時間がかかる業務の自動化には向かず、使える機能にも制限がございました。
リリースの概要
この度改めてリリースされた「JavaScriptアクション」は、前述の通りサーバー上でJavaScriptを実行する機能です。
JavaScriptアクションから別のアクション(ベースマキナ上でのSQLの実行やAPIコール)を呼び出す機能や、コード入力のサポートを行う機能がついています。
この機能によって、例えば新しく会員ユーザー様をご招待するオペレーションがあったとして、
-
ユーザーのレコードを作成後に招待通知を送付する
-
ユーザーを取得するアクションを使って、ユーザー作成前にメールアドレスが重複していないか確認する
-
for文を使って複数のユーザーをまとめて招待する
という処理を組むことができるようになりました。
ベースマキナとは
東証プライム上場企業からベンチャー企業まで利用する、“ヒューマンエラーを減らせる管理画面を数分で立ち上げるローコードSaaS“です。
エンジニアしかできない業務を分担しつつ、情報漏洩や誤操作などの社内システムのヒューマンエラーを減らせる安全な管理画面を、数分で立ち上げるツールです。
データベースやAPIサーバーとの接続設定を行い、データの入出力処理の設定をするだけで画面が立ち上がり、その後のカスタマイズも可能です。
また、認証認可や承認フロー、CSVを使った一括実行機能などのフルスクラッチの管理画面では難しい機能も含めてデフォルトで多機能な画面を作成いただけます。
サービスサイト:https://about.basemachina.com/
すべての画像