ミダス財団のベトナム教育支援事業の社会インパクトを三菱総合研究所が分析
■プロジェクトの概要
ミダス財団は2019年に設立し、東南アジアの貧困地域における小学校や孤児院の建設などをおこなってきました。これまでに3校の小学校をベトナムで完成させ、学校建設後も周辺地域での井戸の建設や、防寒着や文房具の寄付などの支援を継続しています。
この度の三菱総合研究所とのプロジェクトでは、ミダス財団がベトナム北部のHa Giang省に2022年に建設したTham Luong分校を対象に、小学校設立事業が創出するインパクトを整理しました。また、インパクト測定評価(IMM)の以下の項目を実施しました。
1. 対象事業の詳細とミダス財団の取組の狙いの整理
2. ベトナムおよびHa Giang省での初等教育に関する社会課題の調査
3. Tham Luong分校設立事業に関わるステークホルダーへの提供価値の整理
4. セオリーオブチェンジを通じて創出したい社会変革とその打ち手を可視化
5. 創出したいインパクトのため必要なアウトカムの整理
6. アウトカム測定のための指標の設定および測定すべきデータの整理
今後、設定したインパクト指標をもとにミダス財団がベトナム現地においてデータを収集・分析することにより、予定していたインパクトが創出されているのかを継続的にモニタリングし、今後の教育支援事業をより効果的に行えるよう、成果を活用してまいります。
■成果物の公開:IMMレポート
三菱総合研究所との協力チームで作成したIMMレポートの一部を一般公開いたします。
<目次>
プロジェクトの全体像
プロジェクトサマリー
ミダス財団小学校設立事業について
対象プロジェクトに関する社会課題の整理
ステークホルダー提供価値整理
ToCおよびロジックモデル
指標の設定と収集データ
資料のDLはこちらから:
https://prtimes.jp/a/?f=d100290-7-e71a8c05827a7594f26a2af90f4b51f1.pdf
■三菱総合研究所 IMMレポートについて
三菱総合研究所では、社会課題の解決に取り組む事業について、IMM(Impact Measurement & Management)を設計し、インパクト指標・データ収集の整理検討を実施しています。
IMM関連サービスに関するお問合せはこちら:
海外事業本部 山添真喜子
mmyamazoe@mri.co.jp
■ミダス財団について
ミダス財団は、「2035年に100万人、2050年に1億人の人生にポジティブな影響を与える」ビジョンのもと社会貢献事業を行う財団法人です。株式会社ミダスキャピタルの年間収益の10%及び代表理事である吉村英毅からの1億円/年の寄付を財源として本質的・サステイナブルな社会貢献事業を行い、世界中の根本課題を解決していきます。
◆ミダス財団概要
名称:一般財団法人ミダス財団
代表:吉村英毅
設立年:2019年
Webサイト:https://midas-foundation.org/
【本件に関するお問い合わせ先】
一般財団法人ミダス財団
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