【茨城県ひたちなか市】まちづくり・関係づくりに関わりたい学生のための「企画実践型」プログラム『BRIDGEプロジェクト2023』実践報告会を開催(事後レポート)

実践報告会は、市公式YouTubeからご覧いただけます

茨城県ひたちなか市

『BRIDGEプロジェクト2023』アイキャッチ画像

BRIDGEプロジェクトは、大学等への進学により市外や県外で生活するひたちなか市出身学生と、地域活性化やまちづくりに関心をもつ都市部学生が一緒になって、まちづくりに積極的に取り組む地元企業や地域のキーパーソンと連携しながら、地域の魅力と課題に向き合うプログラムです。

2023年12月22日、2コース12名の参加学生たちは、3ヵ月にわたるフィールドワークやグループワークを経て実践した「課題解決に向けた取組」について、市長や受け入れ企業に報告を行いました。発表後は、各コースの受け入れ企業から講評。その後、本プロジェクトの企画運営担当からの全体講評をいただき、ひたちなか市長の総評で締めくくりました。

(リンク)市HP『ひたちなかBRIDGEプロジェクト』


■学生によるプレゼンテーション

地域イベント企画コースは、地域密着型イベント「磯﨑自動車大創業祭」に参加し、車の販売を通して学んだ企業と地域との関わりや、学生ならではのSNSを駆使したひたちなか市の魅力発信について報告。また、駅前活性化企画コースは、JR勝田駅前及び駅前商店街の活性化を実現させるために、COFFEE FESTIVALの開催に合わせて、勝田駅とイベント会場にて来場者の属性に関するアンケートを実施。場所別の集計結果から立てた仮説をもとに新たなイベントを提案しました。

各コースの学生によるプレゼンテーション

(リンク)COFFEE FESTIVAL2023

■受け入れ企業からのコメント

磯﨑自動車工業(株)磯﨑拓紀 氏
関山楽器(株)関山大介 氏

地域イベント企画コースの受け入れ企業となった磯﨑自動車工業(株)磯﨑拓紀氏は、「地域活性化イベントに加えて、商売の基本的なニーズに合わせてマッチした商品を提供するということを、私たち含めとても勉強になった」とコメント。また、駅前活性化企画コースの関山楽器(株)関山大介氏からは、「学生たちの成長に大変驚いた。また、駅前を活性化させるには、外から人を呼び込むことだけではないんだと、観光についての気付きをもらえた。感動した。」と評価いただきました。

■企画運営担当常陸frogs菅原氏からのコメント

企画運営・伴走支援を担当した常陸frogs菅原氏による全体講評

企画運営や伴走支援を担当した常陸frogs菅原氏からは、「地域をフィールドに実践するには「地域の人との対話」が非常に大事だと感じた。どちらのチームも、実践する中で目に見えない“地域の人がどういう関係性で作られているのか”を感じられたと思う。そこから、「こういう店を大事にしていけばいいんだな」、「○○を大事にしている地域なんだ」など、いろんなことを学べるプログラムだったのではないか。プログラムは終了となるが、何らかの形で卒業生も関われる仕組みができればと考えている。来年も関わっていただければと思うし、継続していくと面白いことになるんじゃないかとも思う。」と実践からの気づきや今後の関わりについて講評いただきました。

また、「両コースで壁に当たるタイミングはそれぞれあったが、学生たちの「最後はいいプレゼンをしたい」との宣言が今回の素晴らしい発表に繋がったのだと思う。」と評価いただきました。

■市長からの総評

ひたちなか市長による総評

最後にひたちなか市長から、「いろいろな成果はあると思うが、コロナ禍を経て、地域の人との対話や現場に足を運んだという、そのプロセスが尊かったのではないかと思う。全然知らない場所や人が、少しだけ知っていて少しだけ関りがある人たちに変わった。0が1に変わることは本当に大きなこと。住んでいる人達はもちろん、このまちに関わっていると、「楽しいな」、「自分の居場所だな」、「この人達と一緒にいると自分も元気になるな」というふうに、このまちを舞台に関わる方々が多いまちは、魅力的だと思う

そうした想いを込めて、ひたちなか市のコミュニケーションワードとして、「ひとが咲くまち。ひたちなか」という言葉を市民の皆さんと一緒に作成させていただいた。まさにひたちなか市を畑として、皆さんがそれぞれのタイミングで自分の想いを咲かせていただくことで、魅力的なまちになっていくのだと思う

今回ご協力いただいた受け入れ企業の方々も、会社とは別に”個人の想い”で何ができるのか一生懸命考えながら地域に関わってくれている。まさに「ひとが咲くまち。ひたちなか」を具現化している状況なのではないか。こういったつながりを地道に増やしながら、積み重ねていくことによって仲間が増えていく、咲く花が増えていっているのだと思う。

これからも人生において何かのタイミングには「ひたちなかがあるよ」と感じていただけるような地域を皆さんと継続して作っていきたいと思っているので、これをひとつのきっかけに今後もかかわりを深めていってほしい。」と、総評し、実践報告会を締めくくりました。

参加学生・関係者の集合写真

■市公式YouTubeにて実践報告会の動画公開中!

「実践報告会」の様子は市公式YouTubeからご覧いただけます。

(リンク)YouTube『ひたちなかBRIDGEプロジェクト実践報告会』

■BRIDGEプロジェクトを終えた参加学生たちの感想

・地域の人々との交流と、現地フィールドワークで後日談を聞きに行った際に「頑張ってください」や、私たちと同じくひたちなか市をより良い街にしたいと言う気持ちをみんな持っており、自分達が今していることがまさにひたちなか市の発展に携われているという気持ちを持てた。

・本プログラムに参加し、企業が利益だけでなく、人々を幸せにするために働きかけている事実を知ったり、場面を見ることができました。人を幸せにすることのできる存在に企業の存在があるということを学ぶことができました。

・本プログラムに参加し、0から1をつくる大変さを実感した。何もない状態から、目的を掲げてイベントを企画することは想像以上に難しかったけれど、学生でひたちなか市に何かアクションを起こしたい!という意思を持って多くの人に協力を仰ぎ、一つのものを作り上げる達成感を感じることができた。

・長年暮らしていた地域でしたが、ひたちなか市の企業の方々にお話を伺う機会は無かったため、今回のプロジェクトで、ひたちなか市についての理解を深めることが出来ました。


■ひたちなかBRIDGEプロジェクトについて

大学等への進学により市外や県外で生活するひたちなか市出身学生と、地域活性化やまちづくりに関心をもつ都市部学生が一緒になって、ひたちなかの魅力と課題に向き合い、そして未来への一歩を描くためのプログラムです。地域と学生の架け橋となるプログラムで、SDGsとも関連させ、サステナブルな関係づくり・まちづくりに積極的に取り組む地元企業や地域のキーパーソンが伴走しながら、市内でのフィールドワークを通して得た気づきをもとに課題解決に向けた提案を発表します。

■受け入れ企業

地域イベント企画コース ~つくる責任、つかう責任~

テーマ:地域との関係性を築くために行うイベント・商品の企画実践!
受け入れ企業:磯﨑自動車工業株式会社 磯﨑 拓紀さん

駅前活性化企画コース ~住み続けられるまちづくりを~

テーマ: 地域を盛り上げる仕掛け作りに企画から参加して実践!
受け入れ企業:関山楽器株式会社 関山 大介さん

■プログラム

日程

内容

場所

DAY1

8/9

顔合わせ

都内

DAY2

8/25

現地フィールドワーク

ひたちなか市

DAY3

8/26

現地フィールドワーク

ひたちなか市

DAY4

8/30

企画検討ワーク

都内

DAY5

9月~10月

コース別フィールドワーク

ひたちなか市

DAY6

9/27

企画検討ワーク・中間発表

都内

DAY7

10月~11月

各コースイベント参加

ひたちなか市

DAY8

12/22

実践報告会

ひたちなか市

DAY9

1/24

振り返り

都内

■これまでの取り組み

これまでの取り組みは下記からご覧いただけます。

(リンク)『ひたちなか市BRIDGEプロジェクト2023』活動の様子


<本件に関するお問い合わせ>

茨城県ひたちなか市企画調整課

担当:上沼

TEL:029-273-0111(内線1314)

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政治・官公庁・地方自治体
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ひたちなか市
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会社概要

茨城県ひたちなか市

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URL
https://www.city.hitachinaka.lg.jp/
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
茨城県ひたちなか市東石川2丁目10番1号
電話番号
029-273-0111
代表者名
大谷 明
上場
未上場
資本金
-
設立
1994年11月