クラロティ、CrowdStrikeとのインテグレーション拡張で、産業環境における可視性向上とリスク軽減を実現

システムを停止することなく産業用XIoT資産の包括的な可視化、保護、監視制御

Claroty Ltd.

拡張型モノのインターネット(XIoT)向けサイバーフィジカルフィジカルセキュリティ企業のClaroty,Ltd. (イスラエル・テルアビブ、CEO ヤニヴ・バルディ、以下 クラロティ)は、エンドポイント、クラウドワークロード、アイデンティティ、データのクラウド型保護ソリューションを提供するCrowdStrike(クラウドストライク)と、産業界における可視性の向上とサイバーおよび運用リスクの低減を目的としたシステムの統合拡張を発表しました。
可視化ソリューションであるClaroty EdgeとCrowdStrike Falcon Discover for IoTモジュールのAPIベースの統合については、CrowdStrikeのFal.Con 2022 カンファレンスで発表済みですが、この度の統合拡張では、資産を発見、分類、認識する共通の手法やデバイス認識を継続的に改善する共同研究などの内容が含まれます。CrowdStrike Falcon プラットフォームの拡張検知・対応(XDR)機能を包括的な資産の管理で強化することにより、運用技術(OT)、IoT、IT資産を含むXIoT環境全体の可視化、保護、監視制御を提供します。

 

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公式サイト(英語):https://claroty.com/partners/technology-alliances/crowdstrike-and-claroty
紹介動画(英語):https://www.youtube.com/watch?v=tyooTNmZ0Os

■XIoTセキュリティに欠かせない可視性は不十分
産業界においてシステムのモダナイズを進める企業は、これまで外界から遮断されていたOT資産を企業のITやクラウドに接続するとともに、スマートライトやHVAC(空調換気)システムなどの新しいXIoT資産も導入されています。昨今では、多くの企業でCISO(最高情報責任者)がサイバーフィジカルシステムのセキュリティを担当するようになりましたが、現在直面しているリスクと脆弱性を完全に理解し、軽減するための可視性は不十分です。また、従来のITセキュリティソリューションでは、ミッションクリティカルな生産プロセスを中断させることなく、環境に導入することができないため、この課題はさらに大きくなっています。

■IoT資産の可視化によりセキュリティ管理の効率アップ
CrowdStrike Falcon Discover for IoTは、産業および企業内に接続されたIoT資産を探索しプロファイリングすることにより、詳細な可視化をすることができます。可視性が確立されると、CrowdStrike Falconプラットフォームとシームレスに統合されたClaroty xDomeを導入することで、以下のことが可能になります。

・XIoT資産のリスクと脆弱性の明確化
・デバイス間通信を完全にマッピングし、ネットワークセキュリティ制御の展開を簡素化
・要対応デバイスの優先順位付けとそのリスク削減へのリソース集中化

■CrowdStrike 最高製品・エンジニアリング責任者 アーモル・クルカルニのコメント
「産業環境を可視化することは当然の第一歩ですが、その情報をどのように活用するかは、産業環境の保護を担当するセキュリティチームにとって同様に大きな課題となっています。企業は、情報に基づいたリスクベースの意思決定を行い、セキュリティ体制を改善するために、クロスドメインデータを深く可視化し、攻撃対象領域を把握することができる統合セキュリティプラットフォームを必要としています。CrowdStrike FalconプラットフォームとClaroty Edgeとの統合により、ITおよびセキュリティ運用チームは、適切なデータを用いて実用的なインサイトを得ることができ、OT環境とIT環境の間のギャップを埋めることができるでしょう」

■クラロティ 最高製品責任者 グラント・ガイヤーのコメント
「産業環境がますます接続され、新しい種類、様々な脅威にさらされるようになるにつれ、産業環境を保護し、同時に運用のレジリエンスを維持するには、従来のITセキュリティ手法だけでは困難であり、特殊な制御が必要です。CrowdStrikeとのインテグレーション拡張は、クライアントのOTセキュリティの第一歩となり、CrowdStrikeとクラロティのプラットフォームにより、デバイスやネットワークを含むOT環境を安全に保護するための土台を築くことになります。この提携により、脅威から侵入を防げず突破され生産に影響を与える前に対策を講じ、XIoTを保護するためのシンプルで戦略的なアプローチを組織に提供することが可能になります」

CrowdStrike Falcon Discover for IoTは、Crowdstrike Falconプラットフォームのモジュールの一つです。クラロティとCrowdStrikeの包括的な可視化機能を単一のソリューションで利用することができます。

今回の提携は、クラロティが売上高1億ドルを超え、記録的な成果を上げた年の直後に行われました。3年連続のBest in KLAS受賞、2年連続のDeloitte Tech Fast 500ランクイン、Forbes Cloud 100への選出に加え、今回の業績達成により、クラロティはサイバーフィジカルシステム保護における市場リーダーシップをさらに強固なものにしました。


クラロティについて
日本語公式サイト:https://discover.claroty.com/ja-jp/xiot
クラロティは、産業分野(製造工場やプラントにおけるOT)、ヘルスケア分野(病院におけるIoMT)、商業分野(ビル管理システムやエンタープライズIoT)にわたるサイバーフィジカルシステムの広大なネットワークであるXIoT(拡張型モノのインターネット)を保護し、組織をサポートします。当社のサイバー・フィジカル・システム保護プラットフォームは、顧客の既存のインフラストラクチャと統合して、可視性、リスクと脆弱性の管理、ネットワークのセグメンテーション、脅威の検出、および安全なリモートアクセスのためのあらゆる制御を提供します。

2015年に設立以来、ニューヨーク、テルアビブヤフォ、ロンドン、ミュンヘン、アジア太平洋地域などに拠点を構え、50カ国以上数百社の顧客に製品を提供し、8000以上の工場・プラント、2000以上の医療施設に導入実績があります。2021年にはシリーズD、E合計で6億4000万米ドルの資金調達を獲得し、ユニコーン企業の1社となりました。クラロティのプラットフォームは、包括的なセキュリティ管理を可能にするSaaS型のxDomeとオンプレミス型のCTD(Continuous Threat Detection)、安全なリモート接続を可能にするSRA(Secure Remote Access)、資産情報を素早く収集するEdgeの4つで構成される、統合的な産業用サイバーセキュリティソリューションです。

※XIoT(拡張型IoT)について
サイバーフィジカルシステムを支える、従来および新規導入のOT機器、ITおよびIoT機器、ビル管理システム機器に至るまで、増え続ける接続デバイスの網のこと。

代表者:CEO Yaniv Vardi (ヤニヴ・バルディ)
イスラエル本社:Yigal Alon St 82, Building Suzuki floor 10-11, Tel Aviv-Yafo, Israel
米国本社:1250 Broadway, 2601, New York, NY, 10001, US
拠点:ロンドン(イギリス)、フランクフルト(ドイツ)、シンガポール、ソウル(韓国)、メルボルン(オーストラリア)
累計資金調達額:6.4億米ドル(約875億円)
URL:https://claroty.com/


450以上のプロトコルを独自分析するTeam82
クラロティ製品の優位性は、企業や導入IoTデバイス(メーカー)により異なる多様な通信プロトコルへの対応にあります。現時点で450以上のプロトコルを独自に解析し、ICSを含むXIoT機器の 脆弱性の発見、実現性の高いセキュリティ対策を提案しています。
独自解析においては、イスラエル国防軍のサイバーセキュリティ部門として知られる「8200部隊」出身の最優秀人材で構成される専門分析チーム『Team82』が担当しています。8200部隊は、他国からのサイバー攻撃の防御および、諜報活動を行うイスラエルの国家産業において重要な部隊です。
また、『2022 SC Awards Winner for Best SCADA Security Solution(米国) 』や『Best IoT/IIoT Security Solution (ヨーロッパ)』の受賞、『Industrial Control Systems (ICS) Security Solutions, Q4 2021』や2021年から3年連続で『KLAS Software & Services ReportヘルスケアIoTセキュリティ部門Best in KLAS賞』の受賞によりThe Forrester Wave(TM)のLeaderに選出されるなど、世界規模で数多くの評価を受けています。




 

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会社概要

Claroty Ltd.

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URL
https://claroty.com/ja
業種
情報通信
本社所在地
NY, 10001, US 1250 Broadway, 2601, New York
電話番号
-
代表者名
Yaniv Vardi
上場
未上場
資本金
-
設立
2015年01月