「好き」ではなくても「したことがある」人が意外と多い【ギャンブル】は、あなたにとってどんなもの?「儲かった」「損した」エピソードも発表!男女500人アンケート調査結果
個人向け金融サービスから、金融・保険業界の企業向けのコンサルティングと多種多様なサービスを展開する株式会社ヒューネルは、男女500人を対象に「ギャンブルについてのアンケート調査」を実施いたしました。
「ギャンブル」と聞いて、あなたはどんな印象を持ちますか?
そもそも全く興味がない方、あまり良い印象を持っていない方、嫌い、好きなど様々だと思います。
自分の自由になるお金の範囲内でほどほどに...が理想である「ギャンブル」。しかし、のめり込み過ぎて「ギャンブル依存症」になってしまい、日常生活に支障が出ている方もいらっしゃるのが現状です。
「取り戻せるかもしれない」「次こそは勝てるかも」という考えで、ギャンブルにどんどんお金を使うことを繰り返し、気づけば「借金地獄」に陥り悩む日々を送っている方も...。
このように、借金とギャンブルは深い関係にあります!
そんな「ギャンブル」が自分にとってどういった位置づけのものであるのかや、ギャンブルで儲かった・損をしたエピソードなどについて、男女500人にアンケートを取りました。
●6割以上がギャンブルをしたことが「ある」と回答!
今回アンケートに答えてくれた方の性別、年齢の割合は以下の通りです。
まずは、「ギャンブルをしたことがある?」という質問の回答はこちらです。
ギャンブルをしたことがあると答えた方は6割以上。男女比はほぼ半数でした。
ギャンブルと聞くと何となく「男性」というイメージを持ちますが、「女性」も経験があるという結果になっています。
●ギャンブルは「嫌い・どちらでもない」が7割以上!
次に、ギャンブルが好きかどうかを聞いてみました。
ギャンブルをしたことがある人が 6割以上いる中で、実は「好き」よりも、「ギャンブルは嫌い・好きでも嫌いでもどちらでもない」と回答した方の方が7割以上と多い結果でした。
好きではないけど、1回はやったことがあるという方が意外と多いようですね。やってはみたけれど、何かしらの理由で嫌いになったり、当たるなど良い思いができなかった、特に面白味が分からなかったなど色々かもしれません。
では実際に、どのようなギャンブルをしたことがあるのかを見てみましょう。
●主にするギャンブルは?
一番多いのが、「宝くじ(ロトやナンバーズなども含む)」です。あまり「ギャンブル」というイメージが強くない、加えて日本人にとって身近なものだからでしょうか。
次に多いのが、「パチンコ」「競馬」「パチスロ」などです。こちらは「ギャンブル」と聞いて連想しやすいものだと感じます。
競馬、競輪、競輪、競艇、オートレースは、公営ギャンブル(公営競技・公営賭博)と言われています。法律的に成人年齢が引き下げられましたが、これらのギャンブルは20歳以上にならないとすることができません。
また、ナンバーズや宝くじは20歳以上、totoやBIGは19歳以上でないと購入できません。
パチンコやパチスロも法律で年齢制限されています。18歳以上でないと、お店に入店することができません。更に、18歳以上でも「高校生」は入店、遊戯はできません。
法律により、ある程度の年齢にならないと「ギャンブル」と関われないように制限をかけることで、「ギャンブル依存」してしまわないようにと対策されているのです。
●ギャンブルをする「頻度」や「使う金額」は?
実際に、「ギャンブルをしたことがある」と答えた方に、どれくらいの頻度でギャンブルをするのかを聞いてみました。
一番多いのは、「数年に1回くらい」どちらかというと、日常の一部にはなっていない位置づけの方たちです。
ここで注目すべきは、ギャンブルを「週1回以上」する方が、約2割以上、そして「月1回以上」する方が、約4割という結果です。
「ギャンブルが日常的なものになっている」方が結構多いことが分かります。
一年、もしくは数年に1回くらいしかギャンブルはしないと答えた方と、月に1回以上はギャンブルをすると答えた方は、ほぼ同数でした。
前者は約4割が「宝くじ(ロトやナンバーズなども含む)」という結果なのに対し、後者は「パチンコ・パチスロ・競馬・競艇」などの回答が目立ちました。
ギャンブル性が高いものほど、依存しやすいからではないでしょうか。
次に、1回いくらくらいギャンブルにつぎ込むのか?について見ていきましょう。
3,000円未満と堅実な方が多いですね。次に多い1万円以上~3万円未満というところも、
何となくお小遣いの範囲内で楽しんでいるように感じます。
自分が使っても大丈夫な範囲内のお金で楽しめれば問題ないのですが、手持ちのお金以上のお金を注ぎ込み、中には借金をしてまでもギャンブルする人もいます......。
●借金してまでギャンブルしたことがあるか?
ギャンブルをした事自体がない、ギャンブルをしたことはあるけど借金してまではしたことがないという人が、全体の9割以上。
ギャンブルに対し「お金を使わない」「お金を使いすぎない」という危機意識がある方が多いように感じます。
しかし、「ギャンブルをしたことがある」と答えた 317人のうち、35人が「借金をしてまでギャンブルをした」と回答。この場合、約1割以上の方が、ギャンブルにはまり借金をしてしまったってしまったという結果に!
ギャンブルで借金...どこから借りたのでしょうか?
半数以上が、消費者金融や銀行といった「金融機関」から借りたという結果に。
カードローンなどは手軽で簡単に借りることができるため、利用者が多いのかもしれません。
次に、ギャンブルで作ってしまった借金総額について質問してみました。
3万円未満が最も多く、約3分の1。少しだけなら!という軽い気持ちで借り入れたのかなという印象です。
その一方、借入総額が50万円以上に膨れ上がってしまった方も、約3分の1。もしかしたら、最初は「3万円未満」の借り入れだったけれど、結果としてここまでの借入額に膨れ上がってしまったのかもしれません。
3万円未満であれば、計画的に返せそう!と思える額ですが、さすがに50万円を超えてくると、月々の返済もかなり苦しくなってくるはずです。
ギャンブルで作ってしまった借金について、誰かに相談したかどうかについても聞いてみました。
●ギャンブルで作ってしまった借金、誰かに相談しましたか?
誰にも相談しなかったという方が、ほぼ半数を占めています。相談しなかった理由も聞いてみました。
- 自力で解決できそうだと思った...59%
- 借金があることを絶対に知られたくなかった...23%
- 放置しておけばなんとかなる、問題ないと思った...12%
- 相談しても無駄だと思った...6%
今回のアンケートでは、「ギャンブルをしたことがない」という方に「なぜギャンブルをしないのか?」についても質問しています。
やはり、「のめり込んでしまいそう」という理由がありました。ギャンブルにのめり込んで借金を作ってしまう......というイメージを抱いているからかもしれません。
ギャンブルをしない方は、当たる(勝つ・儲かる)ことによる喜びよりも、ハズレる(負ける・損をする)ことによるリスクの方に目を向けている方が多いようです。
●ギャンブルは自分にとってどんなもの?
趣味の範囲で楽しむ娯楽であるという「ギャンブルに対して前向きな意見」と、リスクがあるためできれば避けたいものという「ギャンブルに対して後ろ向きな意見」に分かれた印象です。
●ギャンブルで儲かった!エピソードを紹介
少額、大金、色々なエピソードが集まりましたので、抜粋して紹介します。
■宝くじ・ロト・ナンバーズ・スポーツクジなど
・ナンバーズで1枚だけ買って50万当たりました! ・宝くじで10万円当たったことがある。元手は千円だった ・年末ジャンボ5万円で買って50万が当たり、何年か後にまた5万円買って50万円が当たった。その他にも10万円や5万円も当たった事があります。 ・スクラッチくじで元金千円未満で、10万円当たった事があります ・年末ジャンボで1等組違いで、10万円当たりました ・totoで100万円が当たりました |
お小遣いや使えるお金の範囲内で楽しんでいる方もいれば、一年に数回だからと少しまとまったお金をつぎ込む方もいるようです。
実際に高額当選されている方もいるようなので、諦めなければいつか自分にもその番が回ってくると信じてついつい買ってしまうのでしょう。
■パチンコ・パチスロ
・1日ずっといて確変当りまして、気が付いたら10万円でしたね ・パチンコで当たり続け、台が壊れたんじゃないかと思うほど止まらなくて換金したら20万円だった。 ・初めてパチンコをしたとき、500円分の玉で大当たりを引いて、6時間ずっと確変当たりが続いて16万円に大化けしました ・初めてやったパチンコで5千円で10万円勝ちました。ちょうど車検の時期だったのでそれで払いました ・たまたま座った台が、連チャンが止まらず30万勝ちました ・休日に一日中スロットを売って1千円投資して、20万円勝ったことがあります ・常に継続が終わらず当たっている状態、周りからの注目の的となっていたので非常に気持ちの良い勝ち日でした |
終日かけて打つという人も多い印象でした。後少しで取り戻せるかも!という中で当たればいいですが、そのままどんどんお金を湯水の如く使ってしまうという危険と背中合わせだなと感じます。
また、「始めて」「たまたま」やったら当たった!ラッキー!という思いをされている人も結構いました。「もしかして次もまた!」と淡い期待を抱いてギャンブルにハマっていく方もいらっしゃるかもしれませんね。
■競馬・競輪・競艇
・初めての競馬で、好きだった名前の馬へ1千500円使ったところ、2千200円に増えて帰ってきました! ・何もわからない素人です。 初めてのボートで5千円勝ちました ・ボートレースで1千円使い、8千円になりました! ・JRAが馬券発売している海外の競馬で、500円が2万円になりました ・インターネットで舟券を購入して、10万くらい当たった ・競輪で2千円かけたら、10万円くらいになりました ・元金が100円で、競艇で18万円ほど ・競馬で、最初手持ち金1万円ぐらいだったのが、その日の終わりには90万ぐらいまでふえてました ・三連単万馬券に1万かけていて、250万儲けたこと |
競馬では、「万馬券」を運良く買うことができ、かつそれに数万円単位つぎこんでいる人が、かなりの額を儲けて良い思いをされたようです。
馬券や車券、舟券は、1口100円から買える、また今ではインターネットでも購入できるため、手軽で遊びやすいギャンブル、娯楽といった感じを受けました。
また、一日中時間を費やし、さらに使ったお金の総額がうやむやになりやすい「パチンコ・スロット」などのギャンブルとは違い、先に資金を決めてその範囲内で遊ぼう!というルール決めさえできれば、リスク少で遊べるギャンブルであるのかなと思います。
●ギャンブルで損した...エピソードを紹介
■宝くじ・ロト・ナンバーズ・スポーツクジなど
・宝くじにはまったときは月に5万円購入して、全く当たらなかった ・1回10万円買って全然当たらず駄目だった事があります ・毎年年末宝くじを10枚買いますが、外れることがほとんどで毎回2700円の損です |
当たればラッキー、でもなかなか当たらないという印象です。
■パチンコ
・パチンコで3万負けて本当はもっと入れたかったけど、一緒に行った友達に止められてやめた。止めてくれてよかった ・勝ちが続いており、調子に乗って10万近く、突っ込んでしまったことがあります。返って来たのは2万円でかなりの損でした ・パチスロでボーナス10万円を一気に失ってしまった ・給料日後すぐにパチスロをし、2日で15万円負けました ・今日も勝つと言い聞かせあっという間に手持ちの金がなくなり、熱くなり近くの消費者金融に金が尽きるたびに借りてマイナス12万までになった ・パチンコで財布の中身がなくなるまで意地になり、それでも気が済まずATMに下ろしに行った。 10万の負けでした ・マイナス分を補おうとするのですが、それでもマイナス分を取り戻せませんでした |
いつか取り戻せるだろうと「躍起になり」「熱くなって」「意地で」「引くに引けず」ムキになってお金をつぎ込んでしまって、結果大金を失ってしまったという悲しい結果に。
なぜ、引けなかったのか?今回のアンケートでは、大きな金額の「損」を出している人は、逆に大きな「得」を経験している方が多かったです。
「休日に一日中スロットを打ち20万円勝ったことがある」方が、」一日で10万負けたことがあります。それも二日連続で...」という回答などです。
一回でもギャンブルで良い思いをした経験があると、次ももしかしたら勝てるかも!と淡い気持ちを抱いてしまいやすいのでしょう。
■競馬・競輪・競艇
・競馬でボーナスを半分使って15万マイナスでした ・競馬でもともと想定していた軍資金の2倍使ってしまい、しかもマイナスで終わったこと。1日で4万… ・インターネットで舟券を購入して10万くらい損した。 ・競馬で、先週勝った10万円を使って負け、さらに10万円をつぎ込んで計20万円負けた ・3日で給料全部を競馬に使って失い、前借りの地獄の生活になりました ・競馬で1日で、50万円まけたことがあります ・ボートレースで40万が2時間でなくなりました ・競馬で勝ったお金を更に増やそうと思って、賭けにかけて、負けて勝って負けて勝ってを繰り返し、150万あっという間に消えていった |
一日費やしてしまった、決めていた金額以上に使ってしまって結果損をしてしまったという方が目立ちました。ネットで手軽に買える分、買いすぎてしまった、金額の管理ができていないという方もいるのかもしれません。
●ギャンブルで損をしないための独自ルールエピソードを紹介
・予算を設けて行っているため、10万円負けるような大負けするケースはないです ・1回で、1千円位使って負けたら、もう止めることにしています。それ以上は無駄な投資なので、気が向いたら日を改めて挑戦します ・最大3千円までと決めているので、それ以上の損をすることはありません ・何があっても5万までと決めてたのでそれ以上の損にはならなくて済みました |
使う上限金額を決めていてそれを絶対に守る、少しでも「危ない」と思ったらすぐにやめられる方は、ギャンブル依存には陥らないので、「大損」はせず、趣味の範囲内で楽しめている印象です。
ギャンブルはしなければ絶対に「損」はしません。でも「儲けて得をする」こともできません。
お金に余裕があるならば、ギャンブルにお金を使うことは決して悪いことではないと思います。趣味の範囲の娯楽という位置づけであれば、結果も「楽しめた」「負けちゃったけど後悔なし」というものになるはずです。
逆に、ギャンブルにはまり生活費を使い込んでしまったり、四六時中ギャンブルのことが頭から離れない依存状態になってしまう可能性があるのであれば、絶対にしない方が良いものです。
ギャンブルで負けた分をまたギャンブルで取り返そう!という気持ちは安易です。勝てるとは限らないからです。一回勝った時のことが忘れられず、いつかまた勝てると思っていても、次同じことが起こるとは限りません。
いさぎよく「引き際」を見極めることができることも、ギャンブルをする上では重要です。
たとえば、年に数回、宝くじやtotoで夢を買う、毎週やるけど一定の金額以上は使わない、などしっかりとルールを決めて取り組み、一攫千金を狙ってみてはいかがでしょうか。
●調査概要
調査対象:ギャンブルについて考えを持たれている方
調査日:2022年9月12日~2022年9月18日
調査方法:インターネットによる選択・記述式回答
調査人数:500人(女性322人/男性178人)
■株式会社ヒューネルについて
「経営陣と従業員一人一人が、全人格をかけて、一人一人のお客様・お取引先様と強い信頼関係を構築し、新しい価値を創造していく。Human Channelとして、現状に飽くことなく、新しい価値を創造し、必要な人にお届けしつづける。」を企業理念に、良質で満足度の高いサービスを提供しています。
URL:https://www.hunel.co.jp/
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