廃棄物・リサイクル業界の生産性向上を推進するWeb配車ツール「まにまに」に、「配車アシスト機能」を追加

配車担当者以外の従業員でも配車手配業務が容易に。廃棄物・リサイクル業界の脱属人化や生産性向上による人材不足への対策に貢献。

JOMYAKU株式会社

社会インフラを支えるすべての静脈産業(※1)に従事する方をデジタル化で支援するJOMYAKU株式会社(ジョウミャク、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:田平誠人、以下、JOMYAKU)は、廃棄物・リサイクル業界の生産性向上を推進するWeb配車ツール「まにまに」に新機能として、「配車アシスト機能」(以下、本機能)を追加したことをお知らせいたします。
 本機能は、排出事業者や廃棄物の排出場所、処分場をはじめとする現場・施設の名称から、これまでの配車情報を取得し、引用、反映できる機能です。本機能の追加により、これまで配車手配業務を担当した経験のない従業員でも、配車手配業務が容易になり、専任である配車担当者の工数削減にも繋がることから、廃棄物・リサイクル業界における脱属人化や生産性向上を実現し、人材不足対策への貢献も期待できます。

  • 本機能の概要

<機能追加に至った背景>

・配車手配の業務が属人的

廃棄物・リサイクル業界の収集運搬における配車手配業務は、産業廃棄物の種類や処理方法、収集エリアなどによって適した車両やドライバー、収集運搬ルートが異なります。配車手配業務においては、それらの諸条件や制約を考慮する必要があり、業務内容はとても複雑です。この配車手配業務は、売上や利益にも大きく関わるため、配車担当者には十分な経験とノウハウが必要となり、業務は属人的な傾向にあります。これまでの配車情報を確認することが必要な際も、過去のデータを探したり、当時の状況がわかるドライバーや営業担当者に話を聞き、情報を得なければならず、配車担当者の負担は大きい状況です。

また、廃棄物・リサイクル業界の配車担当者は、営業担当者やドライバーなど、他の業務と兼務していることも多く、その場合は、業務の合間や兼務している他の業務後に配車手配をするため、業務負担がさらに大きくなることがあります。


・慢性的な人材不足

昨今、多くの業界で慢性的な人材不足が叫ばれているなか、廃棄物・リサイクル業界もその例外ではありません。2019年度の有効求人倍率が平均1.5倍のところ、収集運搬を含むドライバー業務は、3倍という高い状況にあります。(※2) そのため、人材確保と並行して、従業員の生産性向上が求められています。


<機能詳細>

「まにまに」の配車表上で、排出事業者や廃棄物の排出場所、処分場をはじめとする現場・施設の名称に紐づいて、これまでに組んだ実績のある配車情報を登録日順に10件まで閲覧することが可能になります。車種や担当従業員、運搬した品物の種類、および所要時間などの情報を確認し、そのまま引用することで、新たな配車予定を作成することが可能です。


その他、各日程ごとの配車件数が可視化できる機能や配車時間が重複した予定についてお知らせする機能があります。


<期待される効果>

・脱属人化

これまでの配車情報を参照することで、配車担当者以外の従業員でも比較的容易に、配車手配をすることが可能となります。そのため、配車担当者の脱属人化が期待できます。


・生産性向上

配車担当者が、これまでの配車情報を容易に確認することができるため、配車手配にかかる各種確認作業の工数が削減できます。これにより、生産性向上と人材不足対策への効果が期待できます。


  • サービス概要

■配車の依頼受付と手配を効率化する「まにまに」について

「まにまに」は、廃棄物・資源物の収集運搬事業者向けに、依頼受付と配車手配を効率的にミスなく業務ができるWebツールです。Web上で配車に関する情報を一元管理することで、紙やエクセル、別システムからの転記作業が不要となり、情報の抜け漏れを防ぐだけでなく、配車担当者の生産性向上をはじめ、車両稼働率や回収効率の向上を実現します。


<「まにまに」の特徴>

(1)排出事業者は、スマホ、PC、タブレットからボタンひとつで配車を依頼可能

(2)収集運搬事業者は、依頼内容を一覧で閲覧可能

(3)収集運搬事業者は、ドラック&ドロップで容易に配車手配が可能

■配車に関わるデータの蓄積・可視化・利活用を可能にする「まにまにデータ分析」について

「まにまにデータ分析」は、「まにまに」で配車を管理することで、新たな業務負荷をかけずに、配車に関わるデータの蓄積・可視化・利活用が可能になるサービスです。営業活動の状況や廃棄物・資源物の回収に関する人員稼働のデータなどを用いて、経営の意思決定や従業員の満足度向上に貢献します。また、データを用いてCO2の排出量やリサイクル率を可視化することで、脱炭素や循環型社会への貢献にもつながります。


▼管理画面イメージ図



  • 代表プロフィール

■経歴

複数社の創業間もないタイミングから上場までを経験したのち、独立。現場第一をモットーに2社の起業を経て、売却。廃棄物リサイクル業界の方々と話す中で「日本のインフラを支える静脈産業が社会に広く理解され認められるようにしたい」と考えJOMYAKU株式会社を設立。


■創業への想い

社会インフラとして必要不可欠な存在である静脈産業。彼ら彼女らエッセンシャルワーカーによって、我々の生活が成り立っています。そして、これから静脈産業は確実に存在感を増し、市場は今まで以上に注目していきます。私たちはそんな誇りを持った200社以上のカッコいい事業者さまと議論を重ねてまいりました。なんでも相談できる身近な存在として、一緒に汗をかきながら、業界と日本の未来に貢献できるよう邁進いたします。


※1: 静脈産業とは、生産・消費活動から排出・廃棄される不要物を回収し、再資源化に向けて処理していく産業を指します。

※2:有効求人倍率の概要は、経済産業省:循環経済ビジョン骨子案 データ集(https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/junkai_keizai/pdf/006_02_03.pdf)を参照しております。


  • 会社概要

社名:JOMYAKU株式会社

設立:2021年10月1日

代表:代表取締役 田平誠人

事業内容:廃棄物・リサイクル業界の収集運搬業務の依頼受付や配車手配する上での業務効率化のためのWebツール「まにまに」の開発、運営、販売・DX推進支援

ホームページ:https://mani-mani.com/

本社所在地:東京都千代田区四番町6 東急番町ビル

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会社概要

JOMYAKU株式会社

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URL
https://jomyaku.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区四番町6 東急番町ビル
電話番号
-
代表者名
田平誠人
上場
未上場
資本金
-
設立
2021年10月