AerospikeがSumeru Equity Partnersから1億900万ドルを資金調達

同社事業の勢いとベクトル・グラフデータベースに対する AI 需要の高まりを反映

Aerospike

 

Aerospike, Inc.(以下「Aerospike」)は本日、Sumeru Equity Partners(以下「Sumeru」)からの1億900万ドル(約167億円)の資金調達および既存投資家Alsop Louie Partnersから追加投資を受けたことを発表しました。これは、同社の製品力と業績が評価されたことを意味します。

 

今回の投資は、ベクトル・データベースやグラフ・データベースを含むエアロスパイクの中核的なトランザクション、アナリティクス、AIソリューションの技術革新と市場投入を加速し、IDCにより2027年までに2510億ドル(約38兆円)に達すると予測される世界のデータ分析および人工知能(AI)ソフトウェア市場の急増するデータ需要に対応するものです。

 

Aerospikeは、Adobe、AppsFlyer、Barclays、Flipkart、Myntra、PayPal、Riskifiedなど、グローバル企業における最大規模のトランザクションおよび機械学習(AI/ML)アプリケーションの多くを支援しています。Aerospikeを利用することで、企業はAI/MLシステムに大量のリアルタイムデータを、他のデータベースプロバイダーよりも高速かつ低コストで供給することができます。

 

「Aerospike Databaseは、前例のないスケール、最高のパフォーマンス、最小のレイテンシーを実現するために設計されています。これこそが、リアルタイムデータの爆発的な増加が私たちのビジネスを加速させた理由です。簡単に言えば。私たちはこの挑戦のために作られたのです。」とAerospike CEO、Subbu Iyerは述べています。

 

「AIはすべての業界を変革し、データに対する飽くなき需要に拍車をかけています。AI時代の到来には、より多くのデータをリアルタイムで活用できる新しいインフラが必要です。AIアプリケーションはコンテキストを要求するため、当社は、誰よりもはるかに少ないインフラで、一貫した精度を大規模に提供する唯一の本番レベルのベクトルソリューションを提供します。当社製品への継続的なイノベーションと投資を促進するため、次の成長段階においてSumeruと提携できることをうれしく思います。」

 

Sumeruは、成長資本、パートナーシップの構築、運営に関する専門知識を大手企業向けソフトウェア会社に提供しています。同社は、その歴史を通じて30億ドル以上を投資しており、創業者や経営陣と協力して、製品リーダーシップ、市場開拓の加速、成長文化といった成長要素を優先することで、事業を拡大させています。

「AIは経済に変革をもたらし、成長と革新のための新たな機会を提供しています。Aerospikeは、その優れた顧客基盤とパフォーマンスの優位性により、次世代のリアルタイムAIアプリケーションの基盤となる独自の地位を確立しています。」と、取締役会に参加するSumeruの共同創設者兼マネージングディレクター、George Kadifaは述べています。

「我々は、Aerospikeの製品リーダーシップと、不正検知、顧客レコメンデーションエンジン、デジタル決済インフラ、その他精度と低レイテンシーが重要なミッションクリティカルなユースケースで動作するAI/MLアプリケーションのデータ基盤の拡大に感銘を受けました。私たちのチームは、Aerospikeの製品群と市場開拓を拡大する次の段階において、SubbuとAerospikeと提携できることを楽しみにしています。」

 

Aerospike AI対応のベクトルおよびグラフデータベース

Aerospikeは他のデータベースが必要とするインフラの一部で運用可能であり、サーバーのフットプリントとコストを最大80%削減します。これは、企業がITインフラの増加と同時に二酸化炭素排出量削減を両立する上で特に重要です。開発者向けのAerospike Graphは、数十億のノードと数兆のエッジを持つ膨大なスループットで、予測可能なシングルデジットミリ秒のマルチホップグラフクエリを提供します。

 

新しいAerospike Vector Searchは、リアルタイムデータの大規模な取り込みを行い、ワークロードやデータサイズに関係なく一貫した精度を提供します。Aerospikeのグラフおよびベクターデータベースは、単独または共同でAIユースケースをサポートします。これには、検索拡張生成(RAG)、セマンティック検索、レコメンデーション、不正検知、そして広告ターゲティングが含まれます。

 

「Aerospikeを使用することで、私たちは精度を大幅に向上させることができました」と、Riskifiedのエンジニアリング副社長、Guy Machlevは述べています。

 

「Aerospikeのおかげで、私たちのシステムは無限に拡張することができ、ボリュームの増加による高いインフラコストというペナルティを受けることなく、より優れたパフォーマンスと効率化を達成することができました。私たちはAerospikeがそのコアデータベースにさらに発展させ、非常に強力なベクトル検索ソリューションを提供することを楽しみにしています。」

 

開発向けAerospikeクラウド

Aerospike Cloudを使用すると、開発者はアプリケーションを迅速に構築してデプロイすることができます。また、Aerospike Developer Hubでは、サンプルコード、チュートリアル、ドキュメントを提供しています。

 

リソース

 

Aerospikeについて

Aerospikeは、無限のスケール、スピード、TCO削減のために構築されたリアルタイムデータベースです。当社の顧客は、最小のレイテンシーと最高のスループットを誇るデータプラットフォームで、次世代のニーズに備えることができます。クラウドとAIを駆使し、Adobe、Airtel、Criteo、DBS銀行、Experian、PayPal、Snap、Sony Interactive Entertainmentなどの主要企業を支援しています。カリフォルニア州マウンテンビューに本社を置き、ロンドン、バンガロール、テルアビブにオフィスを構えています。

詳細はhttps://aerospike.co.jp/をご覧ください。

Aerospike公式ソーシャルメディア:X (旧Twitter)Facebookブログ

 

Sumeru Equity Partnersについて

Sumeru Equity Partners は、人材と革新的技術の融合のために成長資本を提供します。Sumeruは、資本とパートナーシップの構築により、革新的な創業者と経営陣を後押しすることを目指しています。また、企業向けSaaS、垂直統合型SaaS、データ分析、教育テクノロジー、インフラストラクチャー・ソフトウェア、サイバーセキュリティなど、50以上のプラットフォーム投資や追加投資に30億米ドル以上を投資してきました。同社は主に北米とヨーロッパの企業に投資しています

 

詳細はhttps://sumeruequity.com/をご覧ください。

 

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会社概要

Aerospike Japan合同会社

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URL
https://aerospike.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア 39階
電話番号
050-6861-8392
代表者名
菊池 智功
上場
未上場
資本金
-
設立
2009年02月