スペースロボットコンテスト ドローン競技全国大会を開催
ジュニア製作の超小型人工衛星も展示
Air部門はドローンのプログラミング技術を競う大会です。全国から集まった小~高校生の14チーム、15名が課題に取り組み得点を競います。選手は事前に自動運転プログラムを作成。ドローンを操縦することなく、定められた屋外のコースを飛行させます。
赤信号を見つけたら止まり、青矢印を見つけたらその方向へ曲がる等、ドローンが自動で飛行します。人の思考の流れを明らかにしていくことが、プログラミングの目的の一つです。まさに私達人間が当たり前に行っていることをカメラ(目)とコンピュータ(脳)でドローンが自ら行います。プログラムにMATLAB※などを使用した画像認識技術も取り込むことで、実際の災害現場などで活躍できるドローンを作り上げていきます。
また会場には、e-kagakuの中・高・大学生が製作した超小型人工衛星“e-kagaku1”を特別展示します。e-kagaku1は2024年秋にアメリカから打ち上げ予定です。
※MATLAB:米国MathWorks社が提供する画像解析やシミュレーションに用いるソフトウェア。世界中の自動車メーカーが自動運転技術の開発に使用している。
■Space Robot Contest Real Air部門 全国大会
会場:立山山麓スキー場 ドローンパーク
5月5日(土)
13:00 開会式
15:00 本番前最終調整
16:30 予選飛行
17:00 初日終了
5月6日(日)
9:00 開会式
9:30 競技開始
10:30 選手らによるプレゼンテーション
12:30 閉会式
<過去大会の様子>
■スペースロボットコンテスト(SRC)とは
小学生~高校生が自律型ロボットで与えられた課題をクリアし、その得点を競う大会。カテゴリ別に3部門で構成される。
Beginner部門:センサーは2つまで、変数は使用しないコース。課題は当日発表され、時間内にクリアすることが求められる。
Classic部門:課題は事前に発表。一次~三次予選を突破した8チームが決勝に挑む。
Real部門:Classicベスト16経験者のみ挑戦可能な上級部門。Rover、Air、Water、Designに分かれて競技を実施。
Research部門:選考通過者には自身の研究テーマを企業向けにプレゼンテーションする機会が与えられる。テーマは自由。
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