第69回京都府発明等功労者表彰に入賞
清水焼の技術が生んだ、ペットの遺骨灰を石珠にし手元供養できる「想久の石珠」新奇性(アイデアの突飛さ、奇抜さ)と社会的な有用性が評価
京都の伝統工芸士・清水焼の窯元4代目山川敦司(京都市)は、4月15日、京都府が主催する京都府発明等功労者表彰における発明考案功労者表彰で「入賞」を受賞しました。
京都府発明等功労者表彰は、発明考案・創意工夫の重要性を広くアピールし、科学技術の発展及び発明考案・創意工夫に対する意欲の向上を図るため、昭和32年から毎年、開催されています。
今回受賞した発明は、愛玩動物等の遺骨灰を主成分とする焼結体に関する発明です。陶芸の技術を活用し、融剤を適切に配合し遺骨灰を焼結する方法を考案。本発明により、遺骨灰の含有量が9割以上の焼結体を製造可能となりました。これにより、愛玩動物等をより身近に感じる商品の提供に寄与し、ペットの遺骨を石珠にして手元供養できるご遺骨加工サービス『想久の石珠』(そうくのたま)の商品提供につながりました。この度の表彰では、新奇性(アイデアの突飛さ、奇抜さ)と社会的な有用性が評価されました。

想久の石珠とは、ペットの遺骨を石珠にして手元供養できるご遺骨加工サービスです。遺骨灰の含有量を9割以上残したまま様々な形に成形することができ、握りしめても壊れず高い耐久性・不可燃性を誇ります。丸型だけでなく、ハート、星、ペットに似せた形など、それぞれの想いを形にできます。お守りのように携帯したり、ペットがいつもいた場所に飾ったり、家族でそれぞれの想いの石珠を持つことも可能です。

家族同然のペットを手厚く供養したいというニーズは年々増加していますが、「近くにペット霊園がない」「庭などがなく埋葬できない」などの問題や、遺骨を手元に置いておきたいという方も多くいらっしゃいます。『想久の石珠』は、こうしたニーズから生まれました。一人ひとりの想いに寄り添いながら製作するため時間はかかりますが、2022年12月のサービス提供開始からこれまでに売上実績は30件を超え、「ほっとした」「形を変えてこれからもずっと一緒にいられる」といった喜びの声をたくさんいただいています。
今後もお客さまのニーズ、社会のニーズに寄り添いながら新たな価値創出に努めてまいります。
本件に関する問い合わせ先
山川製陶所 想久の石珠 山川敦司
〒605-0974 京都府京都市東山区泉涌寺五葉ノ辻町7
TEL:075-531-5466 (担当:山川)
E-mail:info@soukunotama.com
京都府発明等功労者表彰について
URL:https://www.pref.kyoto.jp/sangyo-sinko/monozukuri/hyosho/hatsumeikourousyahyousyo.html
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像