普段よく見るニュースは「Yahoo!ニュース」が1位。「ニュースが仕事で役立っている」人は74%|働く人400人へのアンケート

ニュースが役立っている点で最も多く挙がった意見は、「仕事上のコミュニケーション」

株式会社スタジオテイル

「みんなの転職『体験談』。」(https://studio-tale.co.jp/career-stories/)は、20代から50代の社会人を対象とした「ニュースの視聴」についてのアンケートを実施しました。

各年代でどのくらいの時間をニュースのチェックに充てているのか、具体的に何のニュースを見ているのかについて、実際に挙がったコメントと併せて紹介します。


アンケートテーマ 「普段どのくらい、何のニュースを見ているか」
【調査概要】

・調査期間:2023年7月20日~2023年8月2日

・調査機関:自社調査

・調査対象: 20代~50代の社会人

・有効回答数:全400名:20代:44名 30代:144名 40代:136名 50代:80名)

・調査方法:アンケート調査




  • 6割の人は、「毎日ニュースを見る時間を30分以内に収めている」

  「1日にニュースを見る平均時間」の分布


「1日にニュースをどのくらいの時間見ますか?」という質問に対して、最も多かった回答は「21分〜30分」(24%)でした。

30分以内が全体の59%を占めており、約6割の方々は毎日ニュースを見る時間を30分以内に収めていることが分かります。



  「1日にニュースを見る平均時間」男女別の分布


「1日にニュースを見る平均時間」年代別の分布

  

  •  ニュースを見るメディア媒体で多いのは、「テレビ」(65%)、「Webサイト」(63%)


 「とくにどのメディアでニュースを見ますか?」のアンケート結果

 ニュースを見るメディアで最も多かったのは「テレビ」で、全体の7割弱を占めていました。


次いで多かったのが「Webサイト」で、全体の6割強という結果になっています。

また、SNSやニュースアプリなど、スマートフォンでニュースを閲覧している人も比較的多く見られます。


一方、「新聞」は14%、「雑誌」は1%に留まっていることから、紙媒体でニュースを見る人は少ない傾向にあります。

  

 年代別「とくにどのメディアでニュースを見ますか?」のアンケート結果


年代別のメディア比率ではテレビの割合がどの年代も高く、全ての年代で6割以上を占めていました。

また、Webサイトでニュースを見るという人は40代・50代に多く、いずれも6割を超えています。


若年層の傾向としては、20代は6割以上がSNSでニュースをチェックしており、20代・30代で新聞を見ている人の割合はいずれも10%を下回りました。


若い世代ほど新聞離れが加速している反面、SNSから情報を得ている人の割合が高い傾向があることがうかがえます。



  •  「普段よく見るニュース」で最も多いのは、「Yahoo!ニュース」(全体の25%)  


順位

ニュース名(媒体)

パーセンテージ

1位

Yahoo!ニュース(Webサイト・アプリ)

25%

2位

WBS(ワールドビジネスサテライト) - テレビ東京(テレビ)

10%

3位

スマートニュース(アプリ)

9%

4位

報道ステーション - テレビ朝日(テレビ)

8%

4位

日経新聞(新聞)

8%

4位

LINEニュース(アプリ)

8%

7位

めざましテレビ - フジテレビ(テレビ)

6%

8位

ZIP! - 日本テレビ(テレビ)

5%

8位

Twitter(アプリ)

5%

10位

news every. - 日本テレビ(テレビ)

4%

11位

Googleニュース(Webサイト・アプリ)

3%

11位

読売新聞(新聞)

3%

11位

朝日新聞(新聞)

3%

11位

news zero(日本テレビ)(テレビ)

3%

15位

NHKニュース7(テレビ)

2%

15位

ニュースウオッチ9 - NHK(テレビ)

2%

15位

Newsモーニングサテライト - テレビ東京(テレビ)

2%

15位

NewsPicks(Webサイト)

2%

19位

MSNニュース(Webサイト)

1%

19位

JFNニュース(ラジオ)

1%

 

最も高い割合を占めていたのは「Yahoo!ニュース」で、全体の25%にのぼります。

ジャンルを問わず最新ニュースがまとまっていることに加え、Webサイト・アプリの両方に対応している点が多くのユーザーに支持されているようです。


2位はテレビ東京の「WBS(ワールドビジネスサテライト)で、10%を占めていました。経済報道番組だけに、仕事で役立てるために視聴している人が多いことがうかがえます。


このほか、3位にSmartNews(9%)、4位にLINEニュース(8%)がランクインしていることから、「幅広いジャンルのニュースを扱っているアプリ」「話題にしやすい最新ニュースが見られるアプリ」が人気を博していると考えられます。




  • 年代別「普段よく見るニュース」で多いもの


順位

20代

30代

40代

50代

1位

LINEニュース(アプリ)

Yahoo!ニュース(Webサイト・アプリ)

Yahoo!ニュース(Webサイト・アプリ)

Yahoo!ニュース(Webサイト・アプリ)

2位

めざましテレビ(テレビ)

LINEニュース(アプリ)

ワールドビジネスサテライト(テレビ)

ワールドビジネスサテライト(テレビ)

3位

ZIP! (テレビ)

スマートニュース(アプリ)

スマートニュース(アプリ)

報道ステーション(テレビ)

4位

news every (テレビ)

ZIP! (テレビ)

日経新聞(新聞)

日経新聞(新聞)

5位

スマートニュース(アプリ)

報道ステーション(テレビ)

Twitter (アプリ)

NHKニュース7 (テレビ)

             

年代別に見ると、30代以降はYahoo!ニュースを見ている人の割合が高いのに対して、20代はLINEニュースをよく見ていることが分かります。


また、テレビがニュースの情報源という人は20代と50代に多いのも特徴的な点です。

20代は「めざましテレビ」「ZIP!」といった朝のニュース番組をよく見ているのに対して、50代は「ワールドビジネスサテライト」「報道ステーション」といった夜のニュース番組をよく見るという違いがあります。


なお、よく見ている媒体として「日経新聞」が5位以内にラインクインしたのは40代・50代でした。


「仕事に活かすために情報を得る」といえば日経、というイメージを持っている人も少なくないでしょう。今回の調査結果を見る限り、こうしたイメージは徐々に崩れつつあるのかもしれません。



  • 「ニュースが仕事で役立っている」と答えた人は、全体の74%

ニュースで得た情報が「仕事で役立っている」と答えた人の割合は、74%にのぼりました。


最新情報に触れることが、何らかの形で仕事に役立つと実感している人が多いことがうかがえます。



年代別「ニュースが仕事で役立っている・いない」と答えた人の内訳 

年代別に分けた場合も、やはりニュースが仕事に役立つと感じている人の割合が高いという結果が出ていました。

ただし、30代以降は7割以上の人が「ニュースは仕事に役立っている」と感じているのに対して、20代では7割を切っていることから、他の世代と比べてややニュースへの関心が低いことが窺えます。



 「どんな点で役立っているか」の質問で多かった回答は、「仕事上のコミュニケーション」

ニュースが役立っている点

割合(※複数回答)

仕事上のコミュニケーション

54%

業界動向・トレンドの把握

32%

社会・世の中をより深く知るため

18%

業務の効率化などに繋がるため

15%

事業の戦略立案・企画立て

10%

その他

5%


ニュースがどのような点で役立っているかを尋ねたところ、最も多かった回答は「仕事上のコミュニケーション」で、全体の半数以上を占めていました。次に多かった回答は「業界動向・トレンドの把握」で32%という結果になっています。


ニュースが「仕事上のコミュニケーション」に役立っていると答えた人のコメント抜粋

野球が好きな同僚が多いので、大谷翔平選手の活躍をニュースで見ておけば休憩時、話のネタにできるので以前よりもコミュニケーションを取りやすくなっています。関わりの少なかった社員とも話をする機会が増えたこともあり、社内で知っている人が増えて仕事をしやすくなりました。


(とりとりさん 30代 男性 北海道 |サービス・事務/アシスタント 年収:300〜400万円)


私自身が営業の仕事をしているので、お客様とのコミュニケーションの一つとして役に立っています。

会話の糸口としての利用や、お客様に話題も振りやすいため、寄り添った営業が出来るかと考えています。

特に年齢層が高めの方は、私が二十代ということもあるため、最新のニュースや時事問題などを把握しているとお客さまにも良い印象を与えられるのかなと考えています。


(こーちんさん 20代 男性 熊本県 |建設/プラント/不動産・営業 年収:200〜400万円)


今の日本のニュースを知ることで、お客様との雑談をするのに役立っています。私は生命保険の営業をしているのでお客さんとよく話をします。世間話などの雑談も良くするので、今のニュースを知っておくことで話題に困らずに済みます。


(玲子さん 50代 女性 埼玉県 |金融/保険・営業職 年収:400〜500万円)



ニュースが「業界動向・トレンドの把握」に役立っていると答えた人のコメント抜粋 

取引先との商談の際に最新のニュースから得た情報をもとに話を進めることができた。

また、競合先は触れてこなかった内容のため、最新動向を含んだ提案ができ、差別化ができ受注につなげることができた。

勤めている業界が情報の移り変わりが大きいため、常にアンテナ高く情報を拾いにいく姿勢が求められていると感じている。


 (こうへいさん 20代 男性 東京都 |IT/通信・営業職 年収:500〜600万円)


国内の出来事はサービス業に直接影響を及ぼします。また、輸出入品も多いので海外の出来事も重要です。経済、ビジネスでは、株価の変動、円安ドル高等で購買に直接関わってくるため、消費者動向をみるのに役立っています。


 (リリさん 50代 女性 神奈川県 |小売・販売/外食/宿泊・販売/サービス業 年収:200万円以下)



ニュースが「業務の効率化」に役立っていると答えた人のコメント抜粋

仕事に関係する内容の記事で、大きなミスや事故等が起きた時にどのような状況や場面で起きたのか見ています。また、成果を上げているやり方を見て私たちのところでも同じように再現できないものか確認したりもしています。


(Rukiさん 30代 男性 神奈川県 |医療/福祉・その他 年収:500〜600万円)


ChatGPTのニュースを知った後に、仕事でChatGPTの社内の利用基準を策定する業務を任された。ニュースで得た知識を活用することで無事に利用基準を策定することができ、ニュースで知った内容が仕事で役立った。


(malamalaさん 40代 男性 千葉県 |メーカー・技術職(電気/電子/機会) 年収:700〜800万円)



ニュースが「事業の戦略立案・企画立て」に役立っていると答えた人のコメント抜粋

企画を考えるときに、ニュースで見た海外でのトレンドを参考にして考案した結果、多くの人から褒められてその企画が実際に上手く行ったことがありました。

やはり今何が流行っているのかをいち早く知ることによって、自分の仕事に活用できるようになるのは大きなメリットだと思います。


(けんたろうさん 20代 男性 北海道 |サービス・企画/管理 年収:200〜300万円)


世の中の最新の情報を得ることで、どのような方向性で世界は動いているのか?を把握することができる。

自社のビジネスの方向性と照らし合わせることで、どのような活動が必要になるのか?が、ぼんやりとでも見えてくることがあります。

人事の仕事をしているが、必要な制度を考えたり(制度設計)、採用の基準の軸を何にするのかを日々考えたりするきっかけとなります。


(ごまおさん 40代 男性 千葉県 |メーカー・事務/アシスタント 年収:800〜900万円)



ニュースが「社会・世の中をより深く知ること」に役立っていると答えた人のコメント抜粋

現在の仕事が人材管理の為、若い人の考え方や世論の動きなどが主に役に立ちます。

どのような考え方でどのように受け止めどのような理解に至るのか、その時々のテーマや置かれている環境で変わる部分もあるという当たり前の事を再確認出来ます。


(渡邉さん 30代 男性 神奈川県 |サービス・企画/管理 年収:500〜600万円)


資産運用のために投資を行っているが、長期的な視点で見た時の潜在的なリスクになりうる事象を事前に把握しておくことができる。また一般的なニュースがどのように大衆心理扇動しているかを客観的にとらえて行動できるようになった。


(utasさん 40代 男性 愛知県 |メーカー・技術職(IT/通信) 年収:900〜1,000万円)



まとめ

  • 6割の人は、「毎日ニュースを見る時間を30分以内に収めている」

  • 「普段よく見るニュース」で最も多いのは、「Yahoo!ニュース」(全体の25%)

  • 「ニュースが仕事で役立っている」と答えた人は、全体の74%

  • ニュースを仕事で役立てている人の半数以上が、「仕事上のコミュニケーション」に活かしている


 情報元サイト:

「ニュースが仕事で役立っている」人は74%。働く人400人へのアンケート

https://studio-tale.co.jp/career-stories/guide/is-news-useful-for-work/

みんなの転職「体験談。」https://studio-tale.co.jp/career-stories/

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東京都新宿区西新宿8‐14‐27‐603
電話番号
090-9832-8780
代表者名
木暮 敦志
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2019年11月