仕事で「必要とされる人の条件」の第1位は「コミュニケーション能力」

全国のリーダー1,100名にアンケート調査を実施

株式会社ステージshift

リーダー層が求める人物像とは?「必要とされる人の条件」を調査

女性の働き方研究所を主宰し、女性の複業・起業支援を行う株式会社ステージshift(シフト)(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:中山裕子) は、2024年11月に全国のリーダー層1,100人(※1,2)を対象に「必要とされる人の条件」に関する調査(以下、本調査と言う。)を実施しました。その結果、リーダー層が部下や外注先に最も求めるのが「コミュニケーション能力」であることがわかりました。

※1.ーダー層:管理職、マネージャー職など、複数の人をまとめた経験のある20代以上の男女

※2.対象者の男女比 男性:女性=1:1

<調査背景と目的>

『女性活躍に関する調査』報告書(令和 5 年度 厚生労働省委託事業)によると、平成30年と比較して「女性活躍の状況は劇的に変化していないが、少しずつ改善している状況であるといえ、道半ばである」という結果が出ています。女性活躍をすすめていくためには、女性活躍推進法に基づき、引き続き取り組をよりいっそうすすめていく必要があるといえます。

弊社が主宰する「女性の働き方研究所」には、キャリアアップや働き方の変化を求める40代・50代の女性から、「自分がどのように成長していけば、キャリアアップを叶えていけるだろうか?」「自分に実績があるように思えないので育児で離職したために希望通りの再就職が叶うか不安だ」といった相談が日々寄せられます。これまでの人生経験から、高い能力やスキルをすでにお持ちの方が多いですが、世の中に数多くあるスキルアップの資格や学びから、何を選べば良いか迷う人が非常に多くいらっしゃいます。そこで、本調査を実施することで、リーダー層が部下や仕事のパートナーに求める条件が何であるのかを明らかにし、キャリアアップにつながる”磨くべきスキル”の認知や、すでに備えている能力に気づき、一歩を踏み出すことに一石を投じられればと考えています。

<本調査の結果>

1. 「あなたが、リーダーの立場で部下や外注先などへ仕事を依頼する際に、相手に期待することや重要視する点を全てお選びください。」(複数回答)

1位は「正確性」(43.1%)、2位は「柔軟な対応力」(41.4%)、3位は「報告・連絡・相談」(39.2%)、「安定した業務遂行力」(39.2%)という結果でした。その他の回答を見ても、これと言って突出したものはなかったことから、どれも平均的に求められる資質と捉えることができます。

2. 「1.でお選び頂いた「相手に期待することや重要視する点」のうち、一番重視するものは何ですか。」

1位は「コミュニケーション能力」(9.3%)、2位は「高い責任感と約束尊守の姿勢」(9.1%)、3位は「柔軟な対応力」(7.9%)、「報告・連絡・相談」(7.6%)という結果となり、こちらも大きな差はありませんでした。しかし「コミュニケーション能力」と括ってみると、1位、3位、4位、8位が該当し、非常に求められているスキルとなります。

3. 「リーダーから見て、部下や外注先などに期待することや重要視する点として、 その他に大切なことがありましたら、ぜひ具体的にお聞かせください。 」

自由記載欄を設置したところ、下記のような記入がありました。 

■コミュニケーションをとり、良い結果につながるように話し合うこと。(女性・60代前半) 

■何か困ったことがあった時に、相談してきてくれること。(女性・50代) 

■最後まで話をしっかり聴いてほしい。(男性・40代) 

■話をよく聞きこちらの意図をきちんと理解し、プラスアルファで返してくれること。(男性・40代)

 ■その時々の事情に合わせて柔軟に対応すること。(男性・50代)

<考察まとめ>

■「話す」ことより、「聞く」ことの重要性

上記、本調査3の自由記載欄の通り、「話を聞くこと」という回答が複数ありました。コミュニケーション能力というと、明るく闊達なイメージを抱きやすいですが、それだけではありません。自由記載欄の調査結果を踏まえ、次の考察に至りました。必要とされているコミュニケーション能力とは、”人と上手に話せることだけではなく、「聞くこと」が重要視される傾向が高い。”

実際に、弊社で運営する女性の働き方研究所に集う女性たちを見ていても、高い信頼関係を構築している人は、雄弁に話す人はごく少数であり、多くの方が人の話をじっくり聞く能力が高いです。話を最後まで聞かないことには、意思の疎通が完成しません。意思の疎通が完成しないと、上図の結果に示されているいずれにも該当しない人となってしまい、「必要とされる人」から遠のいてしまいます。

リーダー層が求める「コミュニケーション能力」は、女性の活躍推進においても重要な要素であることが確認できます。

■調査概要

調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)

有効回答者数:1,100名

男女の内訳:男性550名、女性550名

調査実施時期:2024年11月

調査対象者:管理職、リーダー、マネージャー職のご経験者

女性の働き方研究所について

女性の働き方研究所は、主に30後半~50代の女性を対象に、働き方や暮らし方に関する意識調査をしており、株式会社ステージshift(代表取締役社長:中山裕子)が運営しています。

若くもなく年寄りでもない見逃されがちな世代でありながら、実は、主な働き手であり、次世代のロールモデ ルとなる世代の声を広く社会に届けることで、働く環境の発展に貢献したいと考えています。
能力を持ったまま埋もれてしまっている女性や、子どもの手が離れたなどの理由で、もう一度、自分自身の人生を輝かせようと思う女性が、ひとりでも多く、自分らしく活躍していくことを応援したいと考えています。

中山裕子(なかやまゆうこ)

株式会社ステージshift代表取締役社長/女性の働き方研究所主宰

公務員を16年勤めた後、独立・起業。主に、女性の起業・複業の支援事業を行い、これまでに5,000人の女性の働き方をサポート。顧客には40代以上の女性が多く、ひとりひとりの経験に価値を見出し、やり甲斐・生き甲斐に繋げていく親身な指導に定評がある。著書『わたしは「私」を諦めないことにした』(青春出版社)は、韓国語にも翻訳されている。

・会社概要

社名:株式会社ステージshift

本社:〒220-0004 神奈川県横浜市西区北幸二丁目10番48号 むつみビル3階

代表者:代表取締役社長 中山裕子(なかやま・ゆうこ)

HP:https://www.stageshift.co.jp/

・本リリースに関するお問い合わせ先

株式会社ステージshift

e-mail:hisho@stageshift.jp

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社ステージshift

7フォロワー

RSS
URL
https://stageshift.net/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
神奈川県横浜市西区北幸二丁目10番48号 むつみビル3階
電話番号
-
代表者名
中山裕子
上場
未上場
資本金
-
設立
2022年07月