日本のものづくり魂を映す “飲む美術工芸” 刀匠・宮入法廣氏の酒「理 KOTOWARI」【限定300本】8月1日より予約受付開始
2025年秋、日本酒専門店「坐kura(くら)」(長野県東御市)から新たに発売される「理 KOTOWARI」。現役最高位の刀匠である宮入法廣(みやいり・のりひろ)氏の作刀哲学を、一滴一滴に凝縮させた純米大吟醸酒です。原料には、同店が標高700mにある信州・八重原の水田で自家栽培した、最上等級の酒米のみを使用。地元の老舗酒蔵である大信州酒造によって「全量袋絞り」「無加圧・無濾過原酒」でつくられた純米大吟醸は、愛酒家の刀匠本人が感動するほどの研ぎ澄まされた味わいです。
刀匠の鍛冶場が「坐kura」と同じ八重原にある、という縁から生まれたこの限定酒。歴史ある米どころにして刀鍛冶の里でもある地元のシンボルのみならず、日本が誇るものづくり精神を現代に受け継ぐ逸品として、末長く愛されることをめざします。

数量限定/希望小売価格:22,000円(税込)
原 料 米・米麹
使用米 長野県東御市八重原産100%
瓶詰タイプ 火入瓶貯蔵
飲酒適温(冷/温)10℃ / -
内容量 720ml
特設サイト https://thekura.jp/kotowari/ (8/1 12:00公開)
「刀匠・宮入法廣」とは―――火と鉄のことわりに従う刀鍛冶
江戸時代からつづく日本刀の名門・宮入家に生まれながら、流派の異なる備前伝・隅谷正峯氏に師事。史上最年少の39歳で刀匠の最高位「無鑑査刀匠」に認定され、2010年には刀匠界の最高権威「正宗賞(まさむねしょう)」を受賞。長野県東御市の八重原地区に鍛錬場を構え、国宝「国俊写小太刀」の復元や宮家の御守刀(おまもりがたな)など、日本の宝となる刀づくりに挑んでいる。その制作における“理(ことわり)を知り、品格をきわめる ”ものづくり精神が、本作「理 KOTOWARI」のコンセプトに。
「大信州酒造」とは―――酒づくりのことわりを貫く酒蔵
北アルプスの雪解け水を「仕込み水」として用い、手間ひまかけることで、水、米、自然、人が一体となった酒づくりを貫く長野の老舗酒蔵。その味わいに全幅の信頼を寄せる「坐kura」から、オリジナルブランド日本酒の醸造を託されている。3銘柄目となる本作「理 KOTOWARI」では、「全量袋絞り」「無加圧・無濾過原酒」という繊細で時間のかかる製法を、蔵人たちの卓越した技能によって実現。
「坐kura」とは―――太陽と土のことわりに根ざす米農家の酒店
350年つづく稲作の地、信州・八重原。この地に生きる一軒の米農家の、深い日本酒愛から生まれた日本酒専門店が「坐kura」。地元に酒蔵はないものの、長い日照時間、粘土質の土壌、標高700mでの寒暖差といった恵まれた風土を、質の良い酒米づくりに活かしたい。そして長野県内の優れた酒蔵に提供することで、最高の日本酒づくりに貢献したい、と2007年より自ら酒米づくりをスタート。この土地の個性「テロワール」を色濃く表現したオリジナルの日本酒ブランドを創出し、2023年の立ち上げ以来、「天土AMATSUCHI」「坐kura金紋錦」「坐kura山恵錦」「坐kuraひとごこち(近日発売予定)」を次々にリリース。日本酒愛好家のみならず若い世代にもファンを広げている。

「理 KOTOWARI」が、世に生まれた理由
現役の刀匠をモチーフにするという、他に類を見ないコンセプトの「理 KOTOWARI」。その誕生のきっかけとなったのは、2024年に長野県東御市で開催された、地元ゆかりの刀工をテーマとした企画展でした。宮入法廣氏のものづくりに深く共感した「坐kura」が、「この作刀にかける精神と技のすべてを、日本酒で表現したい」と決意。次の人間国宝と目されながらも飾らない人柄の宮入氏が、同じ八重原で日本古来のものづくりに向き合う同志として、私たちに応えてくださいました。
「自然と対話し、技を磨き、理(ことわり)に従う」。これは、宮入氏の作刀に通底する精神です。火と鉄を操って生みだす一振りには、「なぜこう打つのか」「何を伝えるか」という明確な“理”がある。だからこそ形の美をこえて、人々の心に訴えかけてくるのです。私たちの米も同じように、気候や土壌、水と語り合いながら、最も理にかなう方法で育むもの。それを蔵人たちが、機械に頼らず「自然の力に委ねる」という理によって酒につくりあげる。刀づくり、米づくり、酒づくり、それぞれの「理」が一滴に凝縮されて生まれたのが、本作です。「理 KOTOWARI」という名前には、美味しさを楽しむだけでなく、日本のものづくりの素晴らしさを体感できる酒でありたい、という願いが込められています。どうぞ、磨きあげられたその味わいをお確かめください。
味わいについて
グラスに注いだ瞬間、苺を思わせる繊細なアロマが立ち上がり、わずかにライチやラムネを想起させるニュアンスも感じられる。
口に含むと、柔らかで丸みを帯びた甘みと米の複雑な旨味が奥行きをもって舌の上に層を成す。
清涼感のある酸が輪郭を引き締めつつ、ボリューム感のある味わいを軽やかに支え、余韻には品のある苦みとともに透明感が残る。全量袋搾り・無加圧・無濾過原酒ならではのクリアで立体的な味わいは、一口ごとに表情を変え、飲み手に深い余韻と再訪したくなる感動を残す。静と動が共存するような味の構造が、この酒の持つ“理”を静かに物語っている。

販売方法について
オンライン(先行抽選販売)にて販売。
ネットショップ「STORES」で抽選応募券(0円)をお買い上げいただいた方の中から、
抽選で当選者のみに購入URLを送信します。
ウェブサイト https://thekura.stores.jp/
《ご購入特典》
当選のうえ3本以上ご購入の方限定で、9/20(土)東御市で開催される「理 KOTOWARI」お披露目会にご招待いたします。(会費〈別途ご連絡〉、交通費、宿泊費は自己負担となります)
開催会場 「上州屋」長野県東御市本海野845
お披露目会では
・日本酒「理KOTOWARI」他、八重原米を原料とした日本酒とその場で握る寿司とのペアリング
・宮入刀匠、田中隆一(大信州酒造 社長)、柳沢謙太郎(太陽と大地 代表)との会食・写真撮影
・宮入刀匠の刀を展示(実際に手に取ってご覧頂くことができます)
《受付期間》
受付開始8月1日(金)
受付終了8月31日(日)
当選発表 9月上旬 ※当選された方にのみご連絡いたします
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株式会社 太陽と大地
酒販売部門 坐kura
〒389-0406
長野県 東御市八重原1588
電話番号 / 070-9145-6673
FAX番号 / 050-3588-0864
営業時間 / 木・金・土・日・祝 13:00~17:00
定休日 / 月~水
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