【イベントレポート】スノーフレイク「Snowpark」説明会
~顧客事例交え多言語対応など特長を解説~
Snowparkは2021年に発表された開発者向けフレームワークです。Snowparkを利用することにより、データエンジニア、データサイエンティスト、データデベロッパーは単一のワンプラットフォーム上で、PythonやJava、Scalaなどのプログラミング言語でコーディングを行い、より迅速かつ安全にパイプライン、MLワークフロー、データアプリを実行することができます。また、ガバナンス管理とセキュリティポリシーが確保された環境ですべてのワークフローを行うことができ、実稼働の妨げとなるデータセキュリティとコンプライアンス上の障害を排除することで安全な業務実行を可能にします。
KTは、データエンジニアリングの課題として①サイロ化した多様なデータ、②パイプラインの信頼性と性能、③管理と維持の難しさを挙げた上で、解決策の1つとしてSnowparkを紹介しました。KTは、特に言語が複数選択できる点やパイプラインの迅速化とコスト削減に貢献する点、セキュリティとガバナンスが確立されている点を強調しました。また、「Snowflakeのワンプラットフォーム上で素早く処理できることで、さまざまなメリットが創出される。Snowparkにより仕事の創造性、クリエイティビティが活性化するフローが生まれれば」と期待を込めました。
顧客事例として、レシピ動画プラットフォーム「クラシル」を運営するdelyのharry氏が登壇しました。harry氏は、ユーザーへのリアルタイムなレコメンデーションの実現、機械学習、アジリティのある開発サイクルといった課題をSnowparkで解決した事例を説明しました。harry氏はSnowparkの柔軟性やコストメリットを強調した上で、「今後はStreamlitをSnowflake上で動かすことで、データの可視化などを行いたい」と展望を述べました。
このほか、説明会では小野薬品工業株式会社とnote株式会社の活用事例も紹介されました。
スノーフレイクについて
Snowflakeは、Snowflakeのデータクラウドを用い、あらゆる組織が自らのデータを活用できるようにします。顧客企業はデータクラウドを利用してサイロ化されたデータを統合し、データを検索して安全に共有しながら、さまざまな分析ワークロードを実行しています。データやユーザーがどこに存在するかに関係なく、Snowflakeは複数のクラウドと地域にまたがり単一のデータ体験を提供します。多くの業界から何千ものお客様(2023年1月31日時点で、2022年のForbes Global 2000社(G2K)のうち573社を含む)が、Snowflakeデータクラウドを全社で幅広いビジネスに活用しています。詳細については、snowflake.comをご覧ください。
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