観光業最高の功績を称えるX.Awardsで、京都発のツーリストシップがアジア初受賞
一般社団法人ツーリストシップ(本社:京都市上京区)は、2023年12月にイギリスで開催されたX.Awardsで、リーダーシップ賞を受賞したことにあたり、代表田中千恵子のコメントを掲出します。
X.Awardsについて
X.Awardsは、イギリスの観光系シンクタンクDTTT社が主催する、世界の観光業で最も優れた業績を称える賞です。今年は、候補者や地域、企業から厳選された4つの観光協会、1つのプロジェクト、そして1人のリーダーが選出され、当法人代表の田中は唯一の個人賞であるリーダーシップ賞を受賞しました。
【賞名と受賞者】
・変革賞:ノルウェー観光協会
・パートナーシップ賞:フォルテ アイルランド
・目的のあるブランド賞:カタルーニャ観光局
・デジタルインパクト賞:ドイツ政府観光局
・ピープルズチョイス賞:マドレーヌ島観光協会
・リーダーシップ賞:田中千恵子
田中千恵子のコメント
この度は、リーダーシップ賞をいただき、またツーリストシップを大変評価いただき、大変うれしく思います。
私たちは、オーバーツーリズムを始めとした観光地で起きている様々な課題に対し、旅行者から旅先に寄り添えないだろうか、スポーツマンシップみたいな考え方が旅行者にあったら、オーバーツーリズムを作るような旅行者をなくせるのではないかと考え、日々活動をしています。
旅行者が当たり前に、旅先の生活に配慮し、旅先の地域に貢献しながら、旅先で出会う人々と交流を楽しむことができたとき、旅先は持続的に旅行者を受け入れることができます。
反対に、旅行者が、無意識のうちに、旅先の人々の生活を否定してしまったり、混雑で交通インフラを麻痺させて生活ができない状態にさせてしまったり、また旅先にほとんどお金が回らない旅行をしつづけたり、旅先の人々と良好な関係を築く努力を怠った場合、旅先の地域は、旅行者を継続的に受け入れたいとは思わなくなってきます。
私たちは、ツーリストシップをキーワードに、どんな旅行行動が自分も旅先も幸せになるのだろうか、みなさんと一緒に考えていきたいと思っています。
行けば行くほど、旅先が疲弊して消耗されていく旅ではなく、
行けば行くほど、旅先が豊かになる旅を、いち旅行者として、実践したい。
それが、私のツーリストシップです。
みなさんにとってのツーリストシップもぜひ教えていただきたいです。
観光需要が回復した今、持続可能な観光の構築は急務です。
そのために、ツーリストシップの普及に邁進しますので、お力を貸していただけましたら幸いです。
受賞時の様子
ツーリストシップとは
一般社団法人ツーリストシップが世界で初めて提唱した言葉で、スポーツマンシップから着想を得た造語。旅先に配慮したり、貢献しながら、交流を楽しむ姿勢や行動を指す。
一般社団法人ツーリストシップとは
2019年10月京都にて設立。オーバーツーリズムの現状を目にし、持続可能な観光を築くため、ツーリストシップの普及活動を行っている。
田中千恵子プロフィール
1998年千葉生まれ。2019年京都大学在学中に、一般社団法人CHIE-NO-WA(後のツーリストシップ)創設、代表を務める。卒業後は、社会起業家として異例のプロ契約をダイドードリンコ株式会社と締結。現在は、一般社団法人ツーリストシップの運営を行い、ツーリストシップの普及に邁進している。2023年より同志社大学でも講義を持つ。
参考webサイト
DTTT社サイト https://www.thnkdigital.travel/international-youth-day
一般社団法人ツーリストシップサイト https://touristship.jp/
一般社団法人ツーリストシップ スポンサー
ダイドードリンコ株式会社 https://www.dydo.co.jp/
株式会社ワオ・コーポレーション https://www.wao-corp.com/
Technogram株式会社 https://www.technogram.co.jp/
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