【学術誌掲載】アーストラベル水戸の「地域密着型教育旅行」が、顧客と共同で価値を創造する「S-Dロジック」研究事例として注目
~中学校/地域事業者/生徒が 共に価値を創り出す新しい教育旅行モデル~
アーストラベル水戸株式会社(本社:茨城県水戸市、代表:尾崎精彦)は、「観光マネジメント・ レビュー」第5巻(2025年)に当社の地域密着型教育旅行プログラムが事例研究として掲載され たことをお知らせします。


流通科学大学の山川拓也准教授と金沢星稜大学の中尾公一教授による「地域密着型教育旅行の価 値共創―S-Dロジック分析による使用価値と文脈価値の析出の試み」と題された本研究では、ア ーストラベル水戸がコロナ禍という困難な状況を転機として、茨城県内の中学校と地域事業者を つなぐサービス・エコシステムを構築し、すべての関係者にとって価値ある体験を生み出したプ ロセスが分析されています。
ー 特長 ー
01. すべての参加者が「受益者」となるエコシステムの構築
本研究は、アーストラベル水戸が構築した教育旅行モデルにおいて、以下のような独自の価値が創出されていることを明らかにしています
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中学校教員の価値: 職場体験先選定/調整等の負担が大幅に軽減され、教育の本質に集中できる時間の創出
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地域事業者の価値: 中学生との交流を通じた活力や気づきの獲得、自社の価値の再発見
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生徒の価値: 身体的な感覚を伴う実体験、農業や地域産業の大変さへの理解と感謝、「やりがい」や「楽しく働けるイメージ」の形成
02. 従来の修学旅行とは一線を画す「地域密着型」モデル
アーストラベル水戸の教育旅行モデルは、単なる観光や旅行ではなく、中学校教員の「単に遊んで帰ってくるだけでなく、生徒の将来につながるような企画にしたい」という想いに応え、地域振興に熱心でやる気のある事業者を丁寧に訪問・紹介し、各訪問先の体験内容やその体験がどのように生徒の学びにつながるかを含めた提案を行っています。また、生徒がクラス単位ではなく自分の興味に合わせて訪問先を選択できるシステムを構築し、事前・事後学習のための教材も提供するなど、教育的効果を最大化する工夫が施されています。
03. 学術的視点から評価されたアーストラベル水戸の取り組み
アーストラベル水戸は、茨城県に特化した教育旅行を通じて、生徒の学び、教員の負担軽減、地域事業
者の活性化という三者の価値を同時に実現するモデルを追求してきました。同社では今回の学術的評価
を受け、今後も持続可能な地域密着型教育旅行の発展に貢献していく方針です。
04. 論文で明らかになった価値共創のポイント
本研究から導き出された主な知見として、アーストラベル水戸の地域密着型教育旅行モデルでは、以下の
ような特徴的な価値共創が見られることが示されています
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中学校教員は、教育旅行を組成するための負担軽減だけでなく、プログラムを通じた教育の質向上や、生徒と向き合う時間が増えるといった価値を享受
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地域事業者にとっては、生徒との交流を持てることへの喜びや、自身の事業の再確認、教育貢献による充実感が価値として認識
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アーストラベル水戸は地域密着型の教育旅行モデルを通じて、従来の修学旅行手配にありがちな
コモディティ化を避け、すべての関係者が利益を得られるサービス・エコシステムを形成




本件に関するお問い合わせ
会社名:アーストラベル水戸株式会社
担当:尾崎精彦 / 橋本理沙
電話番号:029-297-9010
メールアドレス:info@earthtravel.me
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