最大90W給電可能IEEE802.3bt規格PoE++対応の産業用PoEインジェクターやエクステンダーなど新製品6機種を発売

ダイヤトレンド株式会社

産業用ネットワークソリューション製品を提供するダイヤトレンド株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役 宮下清哉、以下ダイヤトレンド)は、この度、最大90Wの給電が可能なIEEE802.3bt規格PoE++に対応した産業用PoEインジェクター「DEIJ-GBT1」や産業用PoEエクステンダー「DEPX-G5BT」、さらに防塵防水IP67に対応した産業用PoEエクステンダー「DEPX-G3BTS」などを含む、新製品6機種を10月下旬より順次発売開始します。

● 新製品リリースページ

https://www.diatrend.com/topics/topic4.html


今回の新製品開発背景にはPoE製品の需要拡大があります。PoE製品は、無線アクセスポイントや監視カメラへのデータ接続に加え電力供給が可能な技術であり、スマートファクトリーやスマートオフィスが当たり前となっている現代社会では不可欠な存在になってきています。しかし、今までのIEEE802.3at基準では最大30Wまでしか給電できず、接続できる機器に制限がありました。また、PoE++対応製品には産業用の製品はまだ少なく、スマートファクトリー化を目指す企業にとって、製品の選択肢が多くありませんでした。今回最大90Wの給電が可能なIEEE802.3bt規格PoE++対応製品を投入することで、デジタルサイネージやLED照明、AIカメラといった高機能機器への接続や、低消費電力機器であれば今まで以上の台数への接続を実現します。


産業用PoEインジェクター「DEIJ-GBT1」は、IEEE802.3bt給電に対応しているため、最大90Wの電力をLANケーブル1本で最大100mまで供給することが可能です。動作温度は-40~75℃のため、過酷な環境下でもご使用いただけます。


産業用PoEエクステンダー「DEPX-G5BT」は、PoE受電ポートを1ポート、PoE給電ポートを4ポート搭載しています。IEEE802.3at/bt(30/60/90W)受電に対応しているため、PoEインジェクターやPoEハブから電源供給することで、本体電源を別途用意することなく、4ポートで最大60Wの電力を供給することが可能です。4台接続することで最大500mまでPoEを延長することができます。

取り付け方法はDINレール取り付けだけでなく、壁掛け取り付けにも対応しています。


産業用PoEエクステンダー「DEPX-G3BTS」は、PoE受電ポートを1ポート、PoE給電ポートを2ポート搭載しています。IEEE802.3at/bt(30/60/90W)受電に対応し、PoEインジェクターやPoEハブから電源供給することで、最大60Wの電源を供給することが可能です。防塵防水性能に優れ、保護等級IP67準拠のため、屋外での使用が可能です。また、動作温度も-40~75℃に対応しているため、過酷な環境下でも設置可能です。


●構成例

●製品仕様

産業用PoEインジェクター

製品名

DEIJ-GBT1

PoE規格

IEEE802.3at/bt

RJ-45ポート数

2

PoE給電ポート

1

PoE給電電力(MAX)

90W

伝送速度(MAX)

1000Mbps

電源

DC52~57V (冗長電源)(逆極性保護)

動作温度

-40~75℃

寸法(W×H×D)

26×95×70mm


産業用PoEエクステンダー

製品名

DEPX-G5BT

DEPX-G3BTS

PoE規格(給電)

IEEE802.3af/at

IEEE802.3at/bt

PoE受電/給電ポート

受電:1  給電:4

受電:1  給電:2

PoE給電電力(MAX)

60W(4ポート合計)

60W(2ポート合計)

伝送速度(MAX)

1000Mbps

1000Mbps

電源

PoE給電(IEEE802.3at/bt)

PoE給電(IEEE802.3at/bt)

動作温度

-40~75℃

-40~75℃

保護構造

IP30

IP67

寸法(W×H×D)

32×103.5×81.5mm

166.5×44.3×73.4mm


上記3製品以外にも2.5GBASE-T対応の産業用スイッチングハブやPoE8ポート+Uplinkポート2ポートギガビット産業用PoEスイッチングハブ、DC24V入力対応の8ポートギガビット産業用PoEスイッチングハブも10月下旬より順次発売してまいります。


・2.5GBASE-T対応産業用スイッチングハブ「DEH-GTZ4R2」

2.5GBASE-T×4ポート、10Gbps対応SFP+×2ポート搭載しており、動作温度は-40~75℃で堅牢設計。DINレール取り付けにも対応。


・PoE8ポート+Uplinkポート2ポートギガビット産業用PoEスイッチングハブ「DEH-GP10C」

IEEE802.3af/at対応PoEポートを8ポート搭載しており、8ポート合計で最大240Wの電力を供給可能。Uplinkポートを2ポート搭載しているため、LANケーブルで中継が可能。動作温度は-40~75℃。DINレール取り付けにも対応。


・DC24V入力対応の8ポートギガビット産業用PoEスイッチングハブ「DEH-GP8V2」

電源入力がDC24~56Vと広範囲に対応。IEEE802.3af/at対応PoEポートを8ポート搭載しており、8ポート合計で最大200Wの電力を供給可能。動作温度は-40~75℃。DINレール取り付けだけでなく、壁掛け取り付けにも対応。




●ダイヤトレンドについて

・社名:ダイヤトレンド株式会社

・本社所在地:大阪府大阪市北区大深町3−1 グランフロント大阪タワーB28F

・代表者:宮下 清哉

・設立:1971年

・事業内容:三菱電機機器販売(特約店)、ネットワーク・ソリューション機器販売

・HP:https://www.diatrend.com/

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会社概要

ダイヤトレンド株式会社

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URL
https://www.diatrend.com/
業種
製造業
本社所在地
大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪タワーB 28F
電話番号
06-7777-9999
代表者名
宮下清哉
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1971年08月