【発売即重版】近内悠太『利他・ケア・傷の倫理学』~前著『世界は贈与でできている』から4年ぶりの書きおろし、発売翌日に重版決定!!

株式会社晶文社

2024年3月27日に晶文社(東京都千代田区/代表取締役 太田泰弘)より発売された『利他・ケア・傷の倫理学』(近内悠太 著)、好評につき発売翌日に増刷が決定しました。

『世界は贈与でできている』(山本七平賞・奨励賞/紀伊國屋じんぶん大賞2021 第5位/読者が選ぶビジネス書グランプリ2021 リベラルアーツ部門 第4位)で注目される教育者・哲学者の第二著作。4/8(月)に重版出来の予定です。


■著者からのメッセージ(重版によせて)

「受け取る」というテーマを論じた前著が出た後、「与える」ためにはどうしたらいいのか? と聞かれることが多くありました。 自己犠牲にならない利他やケアは可能である。そんな理路を書いた本です。 多くの人に読んでいただけたらと思います。

■内容紹介

なぜ、あなたの善意は空回りするのか?

なぜ、僕らの「与えたい」という思いはいつも滑稽な一人相撲になってしまうのか?

どうして他者にやさしさを上手に手渡すことができないのか?

大切にしているものが一人ひとりズレる社会で、善意を空転させることもなく、人を傷つけることもなく、生きていくにはどうしたらよいのか?

人と出会い直し、つながりを結び直すために。「利他」とは何か、「ケア」の本質とは何かについての哲学論考。

■目次

まえがき──独りよがりな善意の空回りという問題

第1章 多様性の時代におけるケアの必然性

第2章 利他とケア

第3章 不合理であるからこそ信じる

第4章 心は隠されている?

第5章 大切なものは「箱の中」には入っていない

第6章 言語ゲームと「だったことになる」という形式

第7章 利他とは、相手を変えようとするのではなく、自分が変わること

第8章 有機体と、傷という運命

終章 新しい劇の始まりを待つ、祈る

■著者プロフィール

近内悠太(ちかうち・ゆうた)
教育者、哲学研究者。統合型学習塾「知窓学舎」講師。著書『世界は贈与でできている』(NewsPicksパブリッシング刊)で第29回山本七平賞・奨励賞を受賞。
近内悠太WEBサイト https://www.chikauchi.jp

■書誌情報

書名 『利他・ケア・傷の倫理学――「私」を生き直すための哲学』

著者名 近内悠太

定価 1,980円(本体1,800円)

判型 四六判並製

頁数 304頁

ISBN 978-4-7949-7414-3

発売日 2024年3月27日発売

発行 株式会社晶文社

書籍サイト https://www.shobunsha.co.jp/?p=8166

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会社概要

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URL
https://www.shobunsha.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区神田神保町1-11
電話番号
03-3518-4940
代表者名
太田泰弘
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
1960年02月