インドネシア共和国において自社水力発電所6,200kWの竣工式を開催しました。

NiX JAPAN株式会社

NiX JAPAN株式会社(本社:富山市奥田新町、代表取締役社長:市森友明:以下、NiX JAPAN)を基幹事業とするNiXグループは、2023年11月1日(水)より商業運転を開始したインドネシア西スマトラ州のトンガル水力発電所(発電出力6,200kW相当)について、12月18日(月)に現地にて竣工式を執り行いましたのでお知らせいたします。

関係者記念撮影(左:在インドネシア日本国大使館 野本一等書記官、右から3人目:NiX JAPAN株式会社代表取締役社長 市森、左から4人目:NiX JAPAN株式会社取締役執行役員 芳尾)

トンガル水力発電所 竣工式 概要

・日時:2023年12月18日(月)14:30 ※現地時間
・場所:インドネシア西スマトラ州西パサマン県
・住所:Kajai Village - Talamau District and Aua Kuniang Village - Pasaman District West Pasaman Regency, West Sumatera Province, Indonesia
・出席者:在インドネシア日本大使館、金融機関(日本政策投資銀行、SMI、商工中金、北國銀行、福井銀行、北陸銀行:順不同)、公益財団法人地球環境センター(GEC)、西パサマン県知事、エネルギー鉱物資源省、インドネシア国営電力会社 PT. PLN、他 同プロジェクト協力民間企業 関係者100名が出席しました。

本事業は、日本政策投資銀行を始めとした日本の政府系金融機関、地方銀行やインドネシア国営開発銀行のPT. Sarana Multi Infrastruktur Persero等の多くの金融機関からご支援をいただく等、関係者の多大な協力のもと事業を進めてまいりました。

また、本事業はグループ会社である特別目的会社 PT. Optima Tirta Energy(以下、OTE)を事業主体として実施し、NiX グループが取り組む海外水力発電事業では初めての自社水力発電所となり、インドネシアにおいて日本企業がマジョリティの立場で自社水力発電所を開発した大変珍しいケースとなります。
竣工式には、日本からも現地視察を兼ねて政府機関、金融機関の方々にご出席いただきました。竣工式祝辞では、在インドネシア日本国大使館、西パサマン県知事、エネルギー鉱物資源省、インドネシア国営電力会社PT. PLNからご挨拶をいただきました。

■NiX JAPAN株式会社 代表取締役社長 市森友明のスピーチ(抜粋)

「トンガル水力発電所は、NiX グループが取り組む海外⽔⼒発電事業では初めての⾃社⽔⼒発電所となります。インドネシアに水力発電所をつくろうと決意した2014年から約10年の歳月を経て実現できるとは、その当時思いもしませんでした。インドネシアのご関係者が、日本の水力ディベロッパーである我々を信頼していただいたお陰であり、我々のチャレンジにご理解いただき、ご融資いただいた日本の金融機関の皆様のお陰であります。改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。
また、インドネシアと日本は両国間の国交が樹立されてから、今年で65周年を迎えました。この間、両国は「戦略的パートナー」として、あらゆる分野で友好関係を築いてきました。そして、NiXグループには現在37名 のインドネシア人社員が在籍しています。私は日本人として、インドネシアで仕事ができることを誇りに思っていますし、両国の将来を見据えつつ、NiXグループの37名のインドネシア社員と共に、さらなる協力関係を築いていければと思います。」

挨拶をする NiX JAPAN株式会社 代表取締役社長 市森 友明
竣工を祝い、だるまに目入れをする NiX JAPAN株式会社 取締執行役員 芳尾 航  
竣工式の様子
竣工式 会場の様子

トンガル水力発電所 開発経緯

 2019年11月 本プロジェクトに出資
        事業主体であるOTE社の株式を実質75%(議決権ベース)取得
 2020年 3月  建設工事着工(準備工)
 2020年 4月  COVID19の流行により、工事一時中断
 2020年 9月  本工事着手
 2022年 2月  トンガル水力発電所近郊にてマグニチュード6.2の地震発生、

        工事一時中断
 2023年 8月  建設工事完了
 2023年11月  商業運転開始
 2023年12月  竣工式

トンガル水力発電所 諸元

事業実施場所

インドネシア西スマトラ州西パサマン県

対象河川

トンガル川

発電出力

6,200 kW

発電形式

流れ込み式、設計流量16㎥/秒、有効落差44.4m

設備

3,100 kW(横軸フランシス型水車)×2基

年間売電量

38.73 GWh(インドネシア一般家庭46,000軒分)

総事業費

約15億円

想定GHG排出削減量

18,319 tCO2/年

NiXグループのエネルギー事業、海外事業への取組み

NiXグループは、これまでインドネシアにおいて水力、太陽光発電事業、EVビジネスといったエネルギー事業に加え、投資事業としてLPG充填販売事業を行っております。今後もエネルギー事業の開発を強化することで、インドネシア・日本両国の脱炭素化社会の実現に向け貢献し、サスティナブルな社会に必要とされる企業になるよう取組んでまいります。

NiX JAPAN株式会社 概要

NiX グループは、NiX JAPAN 株式会社を基幹企業とし、国内14 社、海外7 社のグループです。成⻑事業ドメインを 「インフラ技術サービス事業」、「DX サービス事業」、「エネルギー・海外事業」 の3 事業に定義し、事業拡⼤ とグループ全体のシステム連携を強化し、グループ全体でSOCIAL DESIGN INNOVATOR( 社会を築く、デザイン を実装するブランド) を⽬指してまいります。

・事業内容:社会インフラ整備の計画設計をはじめとしたインフラ技術サービス事業、DXサービス事業、エネルギー事業

・設⽴:1979年4⽉25⽇

・所在地 :(本社)富⼭県富⼭市奥⽥新町1番23号

(東京本社)東京都千代⽥区東神⽥⼆丁⽬5-12

・代表者:代表取締役社⻑ 市森 友明

・URL:https://www.nix-japan.co.jp/

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会社概要

NiX JAPAN株式会社

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URL
https://www.nix-japan.co.jp
業種
サービス業
本社所在地
富山市 奥田新町1-23
電話番号
076-464-6520
代表者名
市森友明
上場
未上場
資本金
8000万円
設立
1979年04月