ASCA・不審者検知withSAFRがJEAS認定「推薦製品」に認定されました
工業会 日本万引防止システム協会(以下、JEAS)が定めるシステム認定基準と運用認定基準に関する試験に合格し、JEAS推奨製品の4機種目として認定されたことをご報告いたします。
Casley Deep Innovations株式会社(本社:東京都渋谷区恵比寿4-20-4 恵比寿ガーデンプレイスタワーB1F/研究所:東京都文京区本郷 代表取締役 砂川 和雅、以下 :当社)は、当社のセキュリティDX製品である「ASCA不審者検知withSAFR」が工業会 日本万引防止システム協会(以下、JEAS)が定めるシステム認定基準と運用認定基準に関する試験に合格し、JEAS推奨製品の4機種目として認定されたことをご報告いたします。
2023年12月20日に行われた交付式において認定証を交付されました。
■JEAS:工業会 日本万引き防止システム協会について
近年、万引きの件数は減少傾向*1にあるものの、万引きの被害総額は年間約8,000億円*2を超えるなど、小売店舗や販売店の経営に多大なる被害を及ぼしています。
このような社会課題の解決に向けて、JEASは万引防止システムを製造、販売、サポートする企業の業界団体であり、流通業界の健全な経営、また青少年の非行防止という産業的、社会的役割を果たすべく、行政機関、関連業界団体とも連携をとり活動している協会です。
防犯のハードウェア、ソフトウェアを扱う企業を始めとして、警備、ITやAIにいたるまでさまざまな分野で防犯に関する課題を解決している企業が加入しています。
JEASについては、こちら
1万引きに関する調査研究報告書
2ITmediaビジネスオンライン
■ASCA不審者検知withSAFRについて
この度、新たにJEAS認定「推薦製品」の4機種目として認定された当社の「ASCA不審者検知withSAFR」は、万引き・迷惑行為・事件・事故を未然に防ぎ、施設や警備の価値を向上する次世代のセキュリティDXソリューションです。
当社が最先端の技術を結集し、不審者検知・顔認識・トラッキング技術を融合しました。設置済みの監視カメラはもちろん、広範囲・高解像度の8Kカメラや5G通信にも対応しています。最新技術とAIを組み合わせた「セキュリティDX」によって、お客様と警備に携わる皆さんに安全と安心を届けます。
製品詳細は、こちら
https://asca-safr.com/
■製品の特長
防犯カメラを利用した防犯対策には、大きく2つの課題があります。
1つはデータ保存、もう1つはセキュリティです。
1つ目のデータ保存に関して、防犯カメラの映像データは膨大な容量が必要であり、一日の撮影データだけで数GBに達します。店舗や街頭の防犯カメラを長期間保存するためには莫大なストレージサイズがないと実現できないため、その制約から店舗では平均約1週間、街頭カメラでも平均約30日程度しか保存できていないのが現状です。
2つ目のセキュリティにおいては、カメラと外部ネットワークの脆弱性を突いたハッキング行為などによって映像データが漏洩するなどの事案が発生しています。これらは個人情報保護の観点から極めて深刻なリスクと言えます。
このように、データを大容量かつ長期間保管しつつも、セキュリティを担保することは防犯カメラを利用する企業にとって重要な課題です。
「ASCA不審者検知withSAFR」は、これらのデータ容量とセキュリティの問題を同時に解決する手段として、当社独自技術である「ハイパー・セキュア・ストレージ(HSS)*3」、「ハイパー・セキュア・ネットワーク(HSN)*4」を活用した画期的な方法で課題を解決しています。これらの技術は、当社製品のfurehakoをバックグラウンドに開発されています。
「ハイパー・セキュア・ストレージ(HSS)」は、web3.0で構築された秘密分散技術で、複数の既存ストレージを活用してデータを断片化、暗号化、分散化して保存します。これにより、監視カメラ映像のデータを理論上無制限に保存することが可能となります。
さらに、秘密分散後には映像データが入った実体ファイルを削除することが可能であり、ハッキング対象となりうる映像データそのものの保持が不要となります。
従って、データを大容量かつ長期間保管しつつ、極めて高いセキュリティを実現することができます。
「ハイパー・セキュア・ネットワーク(HSN)」は、特定の組織内など閉域ネットワークを構築しその環境内でのデータのやり取りを可能にします。これにより、外部への情報漏洩が防がれ、チェーンストアなど支店同士のデータ連携にも最適です。これは、事実上のハッキングを不可能にする次世代ネットワークです。
これらの革新性により、「ASCA不審者検知withSAFR」は既存の防犯カメラを活用した防犯対策にイノベーションを起こします。
秘密分散を活用した当社製品、furehakoの詳細についてはこちら
■認証マーク
また、「ASCA不審者検知withSAFR」が推薦製品として認定された旨が業界紙に掲載されています。
是非ご一読ください。
セキュリティ産業新聞令和5年12月25日号
https://www.jeas.gr.jp/pdf/20231225.pdf
警備保障タイムズ令和6年元旦号
https://www.jeas.gr.jp/pdf/20240101-1.pdf
当社のソリューションは、独自のハイパー・セキュア・ストレージ、ハイパー・セキュア・ネットワークなど最先端技術を組み合わせ、他社にない強固なセキュリティを誇りつつ高い不審者検知・顔認識・トラッキング技術を実現しています。今後も、社会に役立つ製品・サービスを提供し、万引き防止やセキュリティに関する社会課題を解決するために邁進して参ります。
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当社HP内のお知らせURL
https://www.casleydi.co.jp/blog/jeas
【注記】
*3ハイパー・セキュア・ネットワークとは、従来の web2.0 型を前提としたアーキテクチャではなく、web3.0型で実行されるネットワーク技術・方式のことです。その構成要素は、ソフトウェアによる暗号化、秘密鍵、生体認証、閉域化等と、ハードウェアによるHW Wallet、専用制御ルーター等の組み合わせにより、web3.0 でネットワークを実現することを意味します。
*4ハイパー・セキュア・ストレージとは、同様に、従来の web2.0 型を前提としたアーキテクチャではなく、web3.0型で実行されるデータ連携・保管のための技術・方式のことです。その構成要素は、ソフトウェアによるP2P/M2M化、断片化、暗号化、分散化、秘密鍵および復号化、非同期化等による機密化、非検閲化、ハッシュ、ブロックチェーンによる真実性保証とトラッキング等と、ハードウェアによるHW Wallet、専用NAS等の組み合わせにより、web3.0 でデータ連携を実現することを意味します。
なお、ハイパー・セキュア・ネットワークおよびハイパー・セキュア・ストレージは、当社が提唱する新しいセキュリティの概念です。両技術の組み合わせにより、管理された特定のハードウェアのみでアプリケーションを実行するなど、ハイパー・セキュアなweb3.0アプリケーションを運用することが可能となります。
●Casley Deep Innovations株式会社について
代表者: 代表取締役 砂川 和雅
本社所在地: 東京都渋谷区恵比寿4-20-4 恵比寿ガーデンプレイスタワーB1F
研究所所在地: 東京都文教区本郷(東京大学前)
事業内容:ディープテック領域のシステム開発 / プロダクト開発事業
web3.0、XR、AI、画像解析等、先端技術領域に関する研究開発・コンサルティング等
プロジェクトイネーブルメント®事業
設立日:2023年4月
売上高:12.0億円見込み ※設立初年度予想
URL:https://www.casleydi.co.jp/
<本件に関する報道関係各位からのお問い合わせ先>
Casley Deep Innovations株式会社 PR事務局(株式会社フロントステージ)
中尾・大橋・木村
TEL:03-6804-1751 FAX:03-6804-1752 E-mail: info@frontstage-pr.co.jp
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