モノの貸し借りアプリ 「Alice.style(アリススタイル)」 運営の株式会社ピーステックラボ に出資

四国・リレーションシップファンド 第1号案件として資本提携

(左から、日本プライベートエクイティ株式会社の新見裕己マネージャー、法田真一代表取締役社長、                       株式会社ピーステックラボの村本理恵子代表取締役社長、四国旅客鉄道株式会社の四之宮和幸代表取締役専務)

 日本プライベートエクイティ株式会社(本社:東京都千代田区。以下、「JPE」)は、今般、モノの貸し借りアプリ「Alice.style(以下、「アリススタイル」)」をはじめ、インターネットを介したシェアリングサービスの開発・運営事業を手掛ける、株式会社ピーステックラボ(代表取締役社長:村本理恵子、本社:東京都渋谷区。以下、「ピーステックラボ」)への出資を決定しました。
 JPEで運営する「JR四国・リレーションシップ1号投資事業有限責任組合 (以下、「四国・リレーションシップファンド」を通じて出資し、出資母体であるJR四国との地域における連携も視野に入れながら、四国におけるシェアリングサービス事業の展開を後押しし、相互の成長発展と地域が抱える課題の解決を進めてまいります。

1. ピーステックラボの事業概要

  

 ピーステックラボは、『モノの貸し借りを通して “体験”が平等に提供できる社会をつくる』 という企業理念の下、2016年に設立されました。
 2018年にCtoCで都度課金モデルによるモノの貸し借りアプリ「アリススタイル」のサービス提供を開始、2022年には月額・定額料金制で返却期限を気にせずに話題の高級家電や生活・美容家電など800種類以上のモノを自由に交換できる、サブスクリプションモデルのシェアリングサービス「Alice.style PRIME (以下、「アリスプライム」)」の提供も開始しました。
 現在、ピーステックラボの事業の2本柱であるシェアリングプラットフォームの「アリススタイル」と定額制シェアリングサービスの「アリスプライム」の登録ユーザー数は150万人を超え、“ムダなものを買わない個人”と“ムダにモノを作らない企業”というサステナブルな社会や、“使う時だけお金を払う”という“持たないライフスタイル”に対応するサービスは、新たに生まれた成長市場であり、ピーステックラボは“シェアリングプラットフォーマー”として成長を遂げてきた、日本のシェアリングエコノミー市場のパイオニアです。

2.JPEが目指すこと

(1)循環型社会の実現

 JPEでは、「モノに関わる様々な社会課題解決」と「SDGsを楽しく実現する社会インフラの構築」を目指すピーステックラボは、今後、循環型社会の実現にとって欠かせない存在になると考えています。
 四国・リレーションシップファンドによるピーステックラボへの出資を通じて、都会だけではなく地方でも、日常生活に“シェアリングサービス”を通じての価値や体験を平等に提供できる社会をつくること、そして、心豊かな暮らしを支える循環型社会が実現することを目指します。

(2)シェアリングエコノミー市場の成長と進化への期待

 ピーステックラボでは、シェアリングサービス事業の展開にあたり、資本と業務の両面において、外部パートナーとの提携戦略を積極的に進めています。業界を超えた連携の広がりは、ピーステックラボの有する「提携力」と「事業のポテンシャル」の証であり、連携から新たに創出される共同事業は新たな事業機会へとつながります。
 JPEでは、ピーステックラボが、引き続き、モノを“貸し借り”して使うシェアリングサービス市場のトップランナーとしてさらに成長を遂げていくものと期待し、市場の成長と進化を後押しします。

(3)地方におけるシェアリングエコノミーの広がり

 コロナ禍を経験したことや経済・社会のデジタル化が進むことで、日本においても、使いたいモノや空間、移動手段、お金、スキル、時間といったあらゆる資産も貸し借りして共有できる社会へと変わりつつあります。
 “共助”や“共有”といった古き良き習慣は、地方でも根強く残っているゆえ、ピーステックラボが展開するアリススタイルのコンセプト 『ちょっと貸してを、もっとみんなで。』 は、地域や場所、状況を問わず、個人と個人、あるいは、企業と個人の間で普及しうるものと捉えています。
 JPEでは、四国・リレーションシップファンドによる出資を通じて、四国の人々の生活にシェアリングエコノミーとの“接点”を増やし、四国で“シェアリング”の輪を広げることで、“シェア”することが当たり前という意識や行動を地域に広げ、地方が抱える社会課題の解決へとつなげていきます。

(4)JR四国との連携と地域活性化

 “駅”がシェアリングサービスを提供する“場”になれば、地域の住民は列車に乗らなくとも、駅に集まり、駅が生活の拠点として必要な“場”となります。駅をはじめ、駅ビル、ロッカー、ホテル、レンタカー、マンションなどのJR四国グループが地域に有する数多くの“コンタクトポイント”は、旅行客や地域住民を“顧客”としてシェアリングサービスを提供する拠点となり、JR四国や地域にとっても新しい事業機会や体験価値を創出する“場”となります。
 今回の出資を通じて、ピーステックラボとJR四国との事業連携が進めば、JR四国の有形無形の資産を活用しながら、四国でシェアリングサービス事業が様々な形で展開され、地域の活性化へとつながることが期待されます。

 以上、四国・リレーションシップファンドの出資が、四国という地域でのシェアリングエコノミー普及の“小さな一歩”となることで、四国の地域経済の発展へとつなげていきます。

3.関係各社 概要(2024年3月1日 現在)

■株式会社ピーステックラボ

 ・所在地:東京都渋谷区渋谷2-21-1渋谷ヒカリエ8F (MOV内)

 ・設 立:2016年6月23日

 ・代表者:代表取締役社長 村本 理恵子

 ・資本金:170,342,500円(2024年2月時現在)

 ・従業員数:23名(2024年2月時現在)

 ・事業内容:モノの貸し借りアプリ 「Alice.style (アリススタイル)」 の開発・運営
       定額制シェアリングサービス 「Alice.style PRIME (アリスプライム)」の

                     運営等、高級家電や生活・美容家電などのモノを中心としたシェアリング

        プラットフォーム事業

 ・URL:https://peaceteclab.co.jp/

■「JR四国・リレーションシップ1号投資事業有限責任組合」

 ・組合名称:JR四国・リレーションシップ1号投資事業有限責任組合

 ・設 立 :2023年10月3日

 ・運用期間:10年

 ・ファンド規模:20億円

 ・投資対象:四国地域の発展に資する全国の中堅・中小企業、スタートアップ企業、

       新たに設立される会社

 ・出資者:四国旅客鉄道株式会社

 ・所在地:東京都千代田区神田三崎町二丁目15番6号 K-STAGE 5F

 ・運営者:日本プライベートエクイティ株式会社

 ・URL:https://jr-shikoku-fund.jp/

■ 四国旅客鉄道株式会社

 ・所在地:香川県高松市浜ノ町8番33号

 ・設 立:1987年4月1日

 ・代表者:代表取締役社長 西牧 世博

 ・資本金:35億円

 ・従業員数:2,025名(2023年4月現在)

 ・事業内容:旅客鉄道事業、旅行業、その他関連事業

 ・URL:https://www.jr-shikoku.co.jp/

■ 日本プライベートエクイティ株式会社

 ・所在地:東京都千代田区神田三崎町二丁目15番6号 K-STAGE 5F

 ・設 立:2000年10月24日

 ・代表者:代表取締役社長 法田真一

 ・資本金:6,000万円

 ・事業内容:中堅・中小・小規模企業の事業承継や事業再編を対象としたファンドの運

       営、コンサルティング

 ・URL:https://www.private-equity.co.jp/

【 本件に関するお問い合わせ先 】
  日本プライベートエクイティ株式会社

  東京都千代田区神田三崎町二丁目15番6号 K-STAGE 5F  

  担当: ファンド企画部 (info@private-equity.co.jp) Tel:03-3238-1726

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ビジネスカテゴリ
その他

会社概要

URL
https://www.private-equity.co.jp/
業種
金融・保険業
本社所在地
東京都千代田区神田三崎町2-15-6 K-STAGE 5F
電話番号
03-3238-1726
代表者名
法田 真一
上場
未上場
資本金
6000万円
設立
2000年10月