【共立女子大学博物館】企画展「大名のくらし-「表」と「奥」―」開催中
武家男性と女性の服飾を中心に、漆工品や甲冑、刀剣などを展示
共立女子大学博物館では、2号館B1F展示室にて、2024年度春季企画展「大名のくらし-「表」と「奥」-」を開催中です。「表」と「奥」という二つの世界を対比しながら、武家男性と女性の服飾を中心に、漆工品や甲冑、刀剣などを展示しています。会期中はイベントも開催します。入場無料。
■企画展「大名のくらし-「表」と「奥」-」
会期:20234年4月22日(月)~6月22日(土)
開館時間:平日10:00~17:00 土曜10:00~13:00
休館日:日曜、祝日、6/4
※休館日、開館時間が変更になる場合があります。 詳しくはカレンダーをご覧ください。
公式HP:https://www.kyoritsu-wu.ac.jp/muse/
■展示概要
封建制度が確立された江戸時代、公的な場を「表」と呼び、私的な場を「奥」と呼ぶことが定着し、男性は「表」の世界に、女性は「奥」の世界に属するものという社会通念が生まれました。法律や規則はもっぱら「表」の世界を対象とするものであることから、男性にあっては、衣服その他の身の回り品ももっぱらその身分に相応しいものが厳しく求められました。それに対して「表」から離れた場である「奥」の存在である女性に対しては、衣服類にもはるかに自由な選択が許されていました。とはいえ、武家女性はそうした状況の中でも、町人女性とは異なる特徴的な様式を好んで用いました。
今回の展示は、武家の生活を大きくとらえ、それぞれ「表」と「奥」に主たる足場を置く武家男性と武家女性の服飾を中心に、武家男性の表道具とされる甲冑や刀剣、武家女性が奥の生活で使用する調度類も合わせて展示いたします。
■会期中のイベント
【講演会】
演 題:「お姫様のお嫁入り道具-大名婚礼調度の美と歴史-」
講 師:小松大秀氏(公益財団法人永青文庫館長)
開催日時:5月18日(土)14:00~15:30
開催形式:対面(共立女子学園2号館を予定)
定 員:50名(事前予約制)
講演会の開催に伴い、5/18(土)は開館時間を16:30まで延長します。
【ギャラリートーク】
開催日:6月11日(火)
時間:12:50~13:10(20分程度を予定しています)
当館学芸員が作品の解説をします。
事前申し込み不要。参加をご希望される方は、開始時間に展示室までお越しください。
■入館方法のご案内
-
2号館入口警備室にお立ち寄りいただき、博物館の展示鑑賞の旨をお伝えください。
-
入館者票をご記入の上、来館者カードを受け取り地下1階までお越しください。
-
ご鑑賞後は、警備室へ来館者カードをご返却の上お帰り下さい。
■当館公式SNS
X(旧Twitter):https://twitter.com/kyoritsu_museum
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像