“香りを吸う道具”に宿る伝統職人の技!Z世代・外国人に向けたシーシャ用マウスピースを発売開始
「マイマウスピース」が作れる!東京・六本木で体験会・受注会を開催
「日本の伝統工芸を未来へ紡ぐ」をミッションにシルバーアクセサリー等を企画販売する株式会社e-moer(本社:東京都目黒区、代表取締役:金本晃司朗)が運営するシルバーアクセサリーOEM事業である「JOEKR(ジョーカー)」は、東京銀器の銀師(しろがねし)・上川宗光が手がけたシルバー製、および金属加工職人によるアルミニウム製モデルの2系統・全3種の「シーシャ用マウスピース」を発売いたします。
本製品は2025年6月より順次展開を開始予定。それに伴い、六本木の会員制ハイエンドシーシャBAR「DENSE」にて、実物を手に取って体験できる受注販売会も開催。自分だけのマウスピースが欲しいユーザーにとって、「マイマウスピース」を作れるチャンスです。
日程:6月13日(金)・14日(土)20:00-23:00
※予約不要

e-moerが仕掛ける “Z世代×外国人”交差点での挑戦
近年、日本国内の主要都市において、静かに存在感を増しているのが「シーシャ(水たばこ)」カルチャーです。香りを楽しむというスタイルや、アルコールを伴わず“ゆったりと嗜む”時間が人気を集め、とくにZ世代を中心とした若者層に広がりを見せています。
世界のシーシャ(フッカ)タバコ市場は、2023年に約3,410億円と推計され、2030年には約4,495億円に達する見込みです。これは2024年〜2030年において年平均成長率(CAGR)4.20%で成長が予測されています(※出典:Verified Market Reports)。日本国内では2022年時点で全国に約1,013店舗、東京都内だけでも368店舗に達し、新しい文化として定着しつつあります。
さらに現在、都心部のシーシャカフェやバーでは、訪日外国人や在留外国人など“外国人”との接点の場としても機能するようになっています。国籍・言語を問わず楽しめるこの文化は、コミュニティ型サードプレイスとしての役割も果たし始めているのです。
この“(日本国内)Z世代×外国人”という、これまで交わる機会の少なかった感性が交差する現場に早くから着目したのがe-moer(イーモア)です。
伝統工芸「東京銀器」の銀師・上川宗光などと協業し、『所有して楽しむシーシャのマウスピース』という新しいライフスタイルを提案。個性を表現する『マイマウスピース』に、銀の輝きと職人の技を込めたプロダクトを生み出しました。
『マイマウスピース市場』への対応

シーシャは従来、シーシャ台を複数人で共有するスタイルが主流でしたが、衛生意識の高まりを背景に、近年ではマウスピースを個人で持参する“マイマウスピース”文化が定着しつつあります。特にコロナ禍以降は、共有への抵抗感が増したことで、“マイマウスピースを持つ”ことがスタンダードとなりました。
また、マウスピースは単なる消耗品ではなく、素材・デザイン・カラーで“自分らしさ”を表現するライフスタイルアイテムへと進化しています。若年層を中心に「服やジュエリーと同じ感覚でコーディネートしたい」「SNSで映える」「ギフトとして購入したい」といったニーズも増えており、実用品とアクセサリーの中間的な存在として新しい消費文化を形成しています。
e-moerでは、こうした市場の動向に応えるかたちで、伝統工芸ならではの質感・手触り・造形美を活かしながら、個性の演出と衛生配慮を両立したシーシャ用マウスピースを開発。シルバーの輝きやダイヤ加工による装飾性はもちろん、ネックレスとしても使用できるモデルや、軽量で持ち運びしやすいモデルなど、使う人のライフスタイルに寄り添う全3種を展開しています。
シーシャ用マウスピース ラインナップ3種
1.月光 99.9(Gekkou):68,000円(税込)

シルバー999いわゆる、純銀という特別な素材で作られた製品。シルバー925に含まれる銅が一切含まれないため、シルバー925アレルギーの人でも使用できる。吸い口が細く、シーシャのフレーバーの味をダイレクトに感じ取ることができます。
材質:シルバー999(純銀)
サイズ:全長7.0センチ、全幅1.3センチ、吸い口外径9.5ミリ
吸い口内径5.25ミリ
質量:49.4〜49.6g(タグ込み)
2. 星屑(Hoshikuzu):55,000円(税込)


普段からシルバーネックレスとしてお使いいただくことを想定してデザインされたモデル。吸い口も大きく女性でも使いやすい。ダイヤモンドを用いて手作業で施した加工が散りばめています。
材質:シルバー925
サイズ:全長5.0センチ、全幅1.3センチ、吸い口外径12.0ミリ、吸い口内径7.0ミリ
質量:27.8〜28.0g
3. Lustrous Cut(ラストラス・カット):19,800円(税込)



アルミニウムにアルマイトメッキ施すことで色づけし、日本の職人が一本一本手作業で特殊なダイヤモンドカットを施した製品。黒・赤・青の3色、3デザインが存在感抜群。軽量・携帯性に優れています。
材質:アルミニウム
サイズ:全長6.8センチ、全幅1.2センチ、吸い口外径8.5ミリ、吸い口内径6ミリ
質量:9.4〜9.5g






【限定品】シーシャBar「DENSE」オリジナルマウスピース:55,000円(税込)

昼間はシーシャカフェ「DAYLIGHT」、夜は会員制のシーシャバー「DENSE」として2つの顔を持つ「DAYLIGHT/DENSE」。その空間から着想を得た「DENSE」オリジナルマウスピースです。落ち着いた大人の社交場にふさわしく、仕上げには艶を抑えたマットブラック加工を採用。上質で控えめな存在感が、日常使いにも適した佇まいを演出します。
材質:シルバー925
サイズ:全長5.0センチ、全幅1.3センチ、吸い口外径12.0ミリ、吸い口内径7.0ミリ
質量:27.8〜28.0g
オーダーメイド製作の流れ
シーシャBar「DENSE」のように、e-moerでは完全フルオーダーでのマウスピース製作にも対応しています。
【製作ステップ】
1. スケッチによるデザイン提案(ご要望を元にデザイナーが図案化)
2. 彫刻師による原型作成(Tiffany & Co.などを手がける国内職人が対応)
3. 金属による原型作成(東京・台東区の工房職人による手作業)
4. 最終製品仕上げ
※価格や納期はオーダーメイドにより変動します。
【卸売価格一覧】
<貴金属製品>
・原型作成費:¥100,000〜(税抜)※デザイン・サイズに応じて変動
・卸売価格:¥35,000〜¥45,000(税抜)
・データ修正費:¥5,000(※1回まで無料)
※既に弊社で所有する原型からの製造、もしくは原型作成からフルオーダーが可能です。
※基本的に、原型作成費をお支払いいただいた方に、原型保有権利が帰属します。
※原型作成費用は、質量約50.0gまでの相場から算出しています。
※卸値は、卸売日における貴金属各種の時価総額によって算出いたします。
※限定製造品の商標登録/意匠登録のサポートも可能です
<Lustrous Cut(アルミニウム)>
・5本注文:¥15,000/本(税抜)
・10本注文:¥13,000/本(税抜)
・20本以上:¥12,000/本(税抜)
※小売価格は「1ロット=20本」を基準とした場合の金額です。
※最低ロットは、5本から注文可能です。
※色は「同色」でのご注文をお願いしております。
※彫りの種類は「1本単位」で選択可能です。
※限定製造品の商標登録/意匠登録のサポートも可能です
【卸売り特典について】
1度に20本以上をご注文頂いた店舗様、累計で40本以上をご注文を頂いた店舗様に限り、店舗様のブランドの「色」と「彫り」を施したマウスピースを特別製造いたします。
詳しくはe-moer「JOEKR」事業部へお問い合わせください。
お問い合わせはこちら:https://www.joekrjewelry.com/#contact
グローバル展開と販売戦略
e-moerのシーシャ用マウスピースは、卸販売とEコマースの両輪で、2025年内に全国100店舗での取り扱いを目指しつつ、東南アジア・中東を中心とした海外市場への進出を本格化させていきます。
訪日外国人や在留外国人による反響の高まりを受け、今後は海外バイヤーとの連携や越境ECの整備も視野に入れ、“日本発・伝統工芸×シーシャカルチャー”という新たな価値の輸出を推進していきます。
<体験会・受注会情報>

日程:2025年6月13日(金)・14日(土) 各日21:00〜23:00
場所:シーシャBar DENSE 六本木店 東京都港区六本木7丁目14−2 三清会館ビル 3階
Instagram:https://www.instagram.com/dense_roppongi?igsh=ZWUydW5tMjU1cW92
【問い合わせ先】
株式会社e-moer 広報担当:冨永
体験会・受注会のご参加を希望されるバイヤー様、報道関係者様の方々は、広報担当宛てまでに電話、メールにてお問い合わせください。お問い合わせフォームからも受付可能です。
e-moer公式ウェブサイトはこちら:
銀師 上川宗光コメント

「伝統工芸は、観賞用ではなく“使われることで価値を持つ”と私は考えています。今回、世界中に広がるシーシャ文化に着目したことで、銀器という日本独自の文化がより多くの国の方々に届く可能性が生まれました。このマウスピースは、その小さな第一歩です。今後も世界に通用する道具を、手仕事の力で発信していきたいと思っています」
銀師・上川宗光プロフィール
1977年(昭和52年)、東京都台東区生まれ。銀職人の家に育ち、のちに兄弟全員が銀師となる中、幼い頃から「ものづくり」に親しむ。高校卒業後、父・二代目上川宗照に師事し、「鍛金」などの技法を学ぶ。なかでも「へら絞り」と呼ばれる立体成形を得意とし、日々の制作を通じて技の継承にも努めている。
自身が金属アレルギー体質であることから、素材や加工に独自の工夫を重ね、2021年には純銀製バングルでEQBC(一般社団法人金属アレルギー協会)グランプリを受賞。
近年はジュエリーデザイナーらとの協業で、アクセサリーやカフスなど新たな銀の表現にも取り組んでいる。
<受賞歴など>
平成13年 第6回全日本金銀創作展出品
平成15年 第7回全日本金銀創作展出品
平成16年 JJAジュエリーデザインアワード 2004入選
平成17年 第8回全日本金銀創作展出品
平成20年 輝け 第1回東京銀器新作展出品
平成25年 第11回全日本金銀創作展出品 審査員長特別賞受賞
令和3年 EQBC2021 金属アレルギーに優しいデザイン・アイデアコンテスト・作品・造形部門 グランプリ受賞
e-moer代表・金本晃司朗コメント

「JOEKR事業部では、“語れる道具を日常に”というコンセプトのもと、これまでもオーダーカフスなどを発表してきました。今回のマウスピース開発においては、単なるプロダクトではなく、銀師の技術や金属職人の手仕事そのものを“文化ごと”伝えることを意識しています。特に今後は、日本の伝統工芸を活かしたこのプロダクトを、東南アジアや中東など、シーシャ文化が根付く海外市場へと本格的に展開していきます。ライフスタイルの中に伝統工芸を溶け込ませる──その第一歩として、本製品はグローバルに通用する価値を持つと確信しています」
有限会社日伸貴金属 会社概要
会社名 :有限会社日伸貴金属
代表者 :代表取締役 上川一男
所在地 :東京都台東区三筋1-3-13 伊藤ビル1階
設 立 :昭和39年10月23日
事業内容:貴金属宝飾品製品の製作及び販売
ウェブサイト:https://www.nisshin-kikinzoku.com/
上川宗光作品ページ(以下より購入いただけます):
https://www.nisshin-kikinzoku.com/products/collection/soukoh
e-moerについて

e-moerは、日本の伝統工芸である東京銀器を今に受け継ぐ日伸貴金属と協業し、伝統技術を現代デザインに受け継ぐクリエイティブカンパニーです。日伸貴金属は、江戸末期から脈々と受け継がれてきた「銀師」の技巧を基に、世代を超えて使われる「用の美」と呼ばれる伝統工芸品や貴金属製品を製作・ 販売している老舗工房です。
後継者次男・上川宗光は、鍛金技法を学び「自然」をテーマにした作品作りを得意とし、数々の受賞歴を持つ実力派作家です。彼の「歴史を生き抜いてきた銀師の技を後世に残し、誰もが銀器に触れ、使える機会を増やしたい」という想いが、今回のプロジェクトにも込められています。
e-moer代表・金本晃司朗と渡邊成は、若い世代と伝統工芸のカルチャーをクロスさせ、国内の若い世代に限らず、世界に向けても発信していくことを使命としています。




e-moerウェブサイトはこちら:https://www.joekrjewelry.com/
e-moerオンラインショップはこちら:https://joekr-official.com/
株式会社e-moer会社概要
会社名 :株式会社e-moer
代表者 :代表取締役 金本晃司朗
所在地 :東京都目黒区青葉台3-13-11 スタジオゴーイングメリーB1F
設 立 :2022年6月
事業内容:「JOEKR」事業(貴金属製品のOEM受託、デザイン、卸売、小売業等)、 Maquinn Tokyoの企画、運営
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