製造業特化のAI現場帳票、ミライのゲンバがエンタープライズ企業向け機能を大幅アップデート

承認ワークフロー・タグ機能・自動チェック機能を大幅にアップデート

株式会社ミライのゲンバ

2024年10月18日 10時00分

製造現場に特化した、AI現場帳票サービス「ミライのゲンバ帳票」を提供する株式会社ミライのゲンバ（本社：東京都港区、代表取締役社長：佐藤哲太　以下、ミライのゲンバ）は、この度「ミライのゲンバ帳票」におけるエンタープライズ企業向け機能を大幅アップデートしたことをお知らせします。これにより、中小企業のみならずエンタープライズ企業がミライのゲンバ帳票を導入しやすくなりました。

◼︎機能リリースの背景

「ミライのゲンバ帳票」は、ペンシルを用いてiPadに直接文字を記載するAI現場帳票サービスです。手書き文字変換や記入手法の設定など、現場作業者が安心して日々の帳票業務ができる機能を提供してきました。

一方、これまでの「ミライのゲンバ帳票」は承認機能や帳票の検索、帳票の記入漏れ/異常値判定といった自動チェック機能において、特にエンタープライズ企業の帳票記入の要件を満たせていないことがありました。そこで今回、エンタープライズ企業も「ミライのゲンバ帳票」を導入しやすくなるように大幅な機能アップデートを行いました。

◼︎「承認ワークフロー機能」について

あらゆる書式及び拠点/工場における承認フローに適用できるように、承認ワークフローが設定可能になりました。新しい承認ワークフロー機能の特徴は、以下3点となります。

書式ごとに、承認のフローを設定可能
承認者を、自由に選択
承認回数を、複数回/複数者で設定可能

◼︎「タグ機能」について

起票した帳票を検索しやすくなるように、タグ機能を追加しました。タグ機能の特徴を、利用イメージとともに以下に記載します。

自分の担当工程の帳票を、タグ機能で検索
作業実績を確認するために、作業中の他者の帳票をタグ機能で検索
登録した類似の帳票を複数拠点に跨って使用する際に、タグ機能を用いて拠点別に帳票を識別

◼︎「帳票の自動チェック機能」について

記載中の帳票において、記入漏れや異常値が発生した際に、それらが判定される自動チェック機能を追加しました。本来記入するべき枠への記入が漏れていたり、設定した数値の上限/下限を超えていたりした際に、帳票上にアラートが発生し、安全な点検作業を行え、ヒューマンエラーの発生を軽減します。

開発担当者からのコメント

今回、エンタープライズ企業様待望の機能を複数リリース、大幅アップデートしました。承認ワークフローを自由に設定することができ、タグ機能による帳票の検索性が向上し、また、自動チェック機能を搭載したことで点検作業等をより安全に、人的なミスを減らすことができるようになりました。今後もお客様からの声を大切に、日々機能改善に取り組んで参ります。

■株式会社ミライのゲンバの提供する「ミライのゲンバ帳票」とは

AI現場帳票サービス「ミライのゲンバ帳票」は、現場で使用している紙帳票をそのまま電子化（iPad上）に表現し、iPadにペンシルを使って直接手書き入力することで、これまでデータ化できなかった現場の紙の記録をデータ化するサービスです。「ミライのゲンバ帳票」は今まで膨大な量の紙を使用して日々の業務に当たっている企業が、これまでの現場の運用を変えずに業務のDX化を気軽に開始できます。

元来、製造業の皆様は紙とボールペンを用いて、手書きで帳票を記載してきました。そうした現場の運用を変えないことにこだわった快適なサービス体験を提供しています。

樹脂部品メーカーや発熱機械メーカー、切削加工機メーカー、金属加工会社など幅広い製造現場への導入を通じ、多くの製造現場のペーパーレス化・業務効率化、及びデータ活用による現場業務の改善に貢献しております。