富士山噴火訓練を実施したアダストリア ~ニュートン・コンサルティングが支援するBCPの取り組み~
リスクマネジメントコンサルティングを手掛けるニュートン・コンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:副島 一也)は2024年9月3日、株式会社アダストリア様による「BCP訓練・演習支援サービス」の導入事例を公開しました。
▼導入事例の詳細
https://www.newton-consulting.co.jp/casestudy/adastria.html
◆アダストリア様による導入事例の概要
予兆型の激甚災害訓練に挑戦し、BCPの課題を洗い出す
アダストリア様はテレビCMでお馴染みの「グローバルワーク」など、アパレルを中心にグループで30を超えるブランドを国内外で約1,500店舗展開しています。M&Aによる事業の多角化も積極的に進められており、飲食や雑貨ブランドの取得も注目されています。さらに地域創生にも取り組まれ、創業地の水戸市ではスポーツやレジャー、アート施設の整備といった街づくりにも参画しています。
これまで防災対策としてはBCP(事業継続計画)の策定や改善を行いながら、首都直下地震を想定した訓練を毎年実施。発災想定を夜間やオンライン勤務中としたり、災害対策本部の代行者を立てたりと、さまざまな状況の訓練シナリオをニュートン・コンサルティングとともに設計、ここ数年で確実に初動対応やリスク感度を向上させてきました。
この度、新たに同じく激甚災害であり、かつ予兆がある進行型災害の富士山噴火を想定した訓練に挑戦。未経験の災害シナリオによる検証を加えることで、名実ともにオールハザード型BCPの実現を目指しました。
降灰によるインフラや健康への被害を知り、緊張感ある訓練に
突発的な地震とは異なり、富士山噴火の対策本部は噴火前の予兆監視段階から活動を開始する必要があります。本社が東京であっても、時間経過とともに降灰量が増加し、停電や通信障害、公共交通機関の停止などに伴う本社機能の維持が困難になる可能性などをふまえ、訓練を設計しました。
訓練を通して予兆型災害では、発災前にどれだけ動けるかが人命保護や事業継続に影響することを理解しました。BCPに関しては基本的な実効性が確認された一方、新たな課題も浮き彫りになりました。有事にしっかりと機能するBCPを目指し、経営層と課題の対応策の方向性を討議し、組織全体の危機管理能力をさらに強化するための具体的なアクションプランを策定されました。
▼導入事例の詳細
https://www.newton-consulting.co.jp/casestudy/adastria.html
◆「BCP訓練・演習支援サービス」とは
参加者を巻き込むリアルな訓練により、BCPの有効性を検証、改善までを支援
BCPの整備・運用状況、また目指す姿をヒアリングし、最適な訓練メニューをご提案します。リアルな状況設定を行うとともに、貴社の現状や他社事例を踏まえたBCP訓練(演習・テスト)を実施し、お客様のBCPがきちんと機能するのかを検証します。訓練中に課題を洗い出し、BCPの実効性を高める改善活動までを支援します。
▼サービスの詳細
https://www.newton-consulting.co.jp/solution/bcm/exercise.html
【ニュートン・コンサルティング株式会社 概要】
https://www.newton-consulting.co.jp/
社名 :ニュートン・コンサルティング株式会社
所在地 :東京都千代田区麹町1-7 相互半蔵門ビルディング5F
設立 :2006年11月13日
資本金 :30,000,000円(2023年12月末時点)
代表者 :代表取締役社長 副島 一也
事業内容 :リスクマネジメントに関わるコンサルティング
【サポート実績】
内閣府、内閣サイバーセキュリティセンター、経済産業省、一般社団法人全国銀行協会、東京ガス株式会社、三菱商事株式会社、積水化学工業株式会社、武田薬品工業株式会社、ヤフー株式会社、デル・テクノロジーズ株式会社、他、約2,000社の支援実績を有する
~お客様事例~
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