SHINING 3D、業界初の3モード対応・レーザー3Dスキャナー「EinScan Rigil」を発表

業界初の3モード対応レーザー3Dスキャナー、独立一体型デザインで最大の柔軟性と高精度を実現

Shining 3D Technology Japan 株式会社

2025年6月27日 18時00分

SHINING 3Dは、計測グレードの3Dスキャン技術において20年以上の開発実績を誇り、常に高精度な3D計測およびフルサイズ検査ソリューションの提供に注力してきました。その精度は4〜50ミクロンに及び、民間航空、自動車、機械、エネルギー、電子機器、歯科など、幅広い産業・医療分野のプロユーザーを支えています。

高精度3Dスキャン技術の普及を目指す

SHINING 3Dは、高精度な計測グレードの3Dスキャン技術をプロシューマー向けに提供することに取り組んでおり、今回発表する「EinScan Rigil」はその成果のひとつです。EinScan Rigilは、業界初の3モード対応レーザー3Dスキャナーであり、内蔵コンピュータ、ワイヤレス機能、ハイブリッド光源技術を搭載しています。EinScan Rigilは、スキャンのパフォーマンスと柔軟性を妥協なく実現するため、3つの作業モードを提供します。

高精度の3Dスキャンと多用途対応

EinScan Rigilは、0.04 + 0.06 mm/mの体積精度と最大0.05mmの高解像度を備え、微細な形状から大型構造物まで、精密かつ高品質な3Dモデルを生成します。高速スキャンに適した19本×2のクロスブルーレーザー、ディテール重視の7本のパラレルブルーレーザー、人物や中・大型対象向けの赤外線VCSELを搭載しおり、用途に応じて柔軟に切り替えことができます。さらに、それぞれの光源に最適化された双組のステレオカメラ＆プロジェクターを採用し。対象物のサイズや素材、表面の反射特性を問わず、あらゆる環境下で高精度かつ効率的なスキャンを実現します。

自動車改造業界に最適な3Dスキャナー

EinScan Rigilは、自動車アフターマーケット向けに特化した3Dモデリングを実現するために設計されたスキャナーであり、この業界の多様なニーズに応える優れた性能を発揮します。高速スキャン、効率的なワークフロー、省スペースでありながら高い処理能力を持つ持ち運び可能なコンピュータシステム、さらに柔軟なデータ編集機能を備え、高品質な3Dモデルの生成を格段に効率化します。

三つの作業モードによる最大限の性能と柔軟性

EinScan Rigilは、業界初のトライモードレーザー3Dスキャナーとして、以下の三つの動作モードを提供します：

スタンドアロンモード
PCを接続せず、すべてのスキャンと処理をスキャナー本体で完結させるモード。ポータビリティに優れ、操作が簡単です。
無線PCモード
内蔵Wi-Fi 6を活用し、PCとのワイヤレス接続を可能にします。これにより、複雑なタスクにも対応できる最大の計算能力を引き出します。
有線PCモード

ケーブル接続による安定したスキャン速度とデータ処理能力を提供し、複雑なネットワーク環境下でも高いパフォーマンスを維持します。

最先端のパフォーマンスを実現する主な特長

マーカーレスレーザースキャン

マーカーの設置・除去にかかる手間を省き、スキャン効率と品質のバランスを最適化。EinScan Rigilは、特別な形状追跡アルゴリズムを搭載しマーカーなしで高効率なレーザースキャンを実現し、従来の方法よりも優れたデータ品質を提供します。
屋外での効率的なスキャン

強い日光下でもスムーズにスキャンを実施できる高い環境光適応力を持っています。
5MPフルカラーテクスチャースキャン

高解像度の5MPカメラを搭載し、テクスチャー詳細を忠実に再現。デザイナーやアーティストに高精度なスキャンデータを提供します。
さまざまな素材に対応

ダークで反射の多い金属表面でもスプレーなしでスキャン可能な優れた適応性を持っています。

高性能ハードウェアとソフトウェア

EinScan Rigilは、32GB DDR5 RAM、32GB eMMC、1TB SSDを搭載しており、高速な計算とデータストレージを確保します。加えて、8コア2.4GHzプロセッサと6.4インチ2K AMOLEDタッチスクリーンで、直感的な操作を実現。交換可能な6000mAhバッテリーを2基搭載し、長時間の使用も可能です。

専用ソフトウェア「EXScan Rigil」は、スキャンからデータ編集、メッシュ生成、モデル編集、エクスポート・共有まで、プロフェッショナルなワークフローをフルサポートします。