【抄訳】Hitachi Vantara、GigaOm Radarの「AIワークロード向けに最適化された高性能ストレージ」部門で、「リーダー」および「ファストムーバー」に選出

VSP Oneを組み合わせたHitachi iQ、エンタープライズ規模のAI活用支援で高評価

日立ヴァンタラ株式会社

本件は、米国東部標準時間において、6月18日(水)午後12:15 (日本時間6月19日午前1:15)に発表したリリースの抄訳版です

株式会社日立製作所(以下、日立)の米国子会社であるHitachi Vantara LLC(以下、Hitachi Vantara)は、GigaOm*1 Radar の2025年版 AIワークロード向けに最適化された高性能ストレージ部門において、リーダーおよびファストムーバーに選出されたことを発表しました。Hitachi Vantaraがリーダーとして選出されたことは、AIや機械学習のワークロードの複雑な要件に対応するために、高性能でエンタープライズ対応のインフラストラクチャを提供できることを示しています。なお本部門は、GigaOm Radarレポートで今回から新設されました。

*1 独立系の大手 IT 調査会社 

 

AIワークロードに最適化された高性能ストレージに関するGigaOm Radarの詳細については、こちらをご覧ください:https://www.hitachivantara.com/en-us/gated-forms/gigaom-ai-storage-radar

 

GigaOm RadarのAIワークロード向けに最適化された高性能ストレージ部門は、AIワークロード管理のためのストレージ市場を包括的に評価したものです。このレポートには、基準を満たすソリューションのみが掲載され、各ベンダーは提供する製品の主要な機能や特徴に基づいて評価されます。リーダー企業は、現在の能力と将来を見据えたイノベーションの両方で優れた性能に基づいて選出されます。具体的には、実行能力、機能の完全性、将来的な対応力などの評価基準を満たし、進化する企業のAI需要に戦略的に沿った成熟したソリューションを提供することが求められます。

 

Hitachi Vantaraは、Hitachi iQポートフォリオのAI対応インフラソリューションが評価され、以下を含むいくつかの主要分野で高い評価を獲得しました:

  • QoSとワークロード分離機能:レポートでは、「Hitachi iQは、世界最高水準のQoS(Quality of Service)およびワークロード分離機能を提供する」と指摘しています。Hitachi iQは、ファイルシステムレベルのポリシーと柔軟なクラスタアーキテクチャを組み合わせることで、高度なワークロード分離を実現します。これにより、マルチテナント環境や共有環境であっても、優先度の高いAI/MLワークロード全体で一貫した信頼性の高い性能を実現するためのリソースを効果的に割り当てることができます。

  • GPUとストレージの直接統合:Hitachi iQは、ストレージとGPUメモリ間のデータ転送を最適化することで、AI/MLワークロードで大きな性能向上を実現する最適化されたドライバを搭載しています。

  • AIに最適化されたデータレイアウトと管理:Hitachi iQは、性能と記録密度を向上させるTLC/QLC NVMeフラッシュストレージやオブジェクトストレージなど、さまざまなストレージ層にインテリジェントかつ自動化されたデータ配置を実現します。さらに、リアルタイムモニタリングとユーザー定義ポリシーを活用し、さまざまなデータパターンにわたって最適な性能とコスト効率を実現するよう設計されています。

 

GigaOmのアナリストでフィールドCTOのWhit Walters氏は、「Hitachi Vantaraの製品で際立っているのは、サービスの品質とワークロード分離機能です。Hitachi Vantaraは、エンタープライズで実績のあるストレージを基盤に、拡張性の高い統合プラットフォームをHitachi iQで提供しています。特に、大規模なAIや生成AIのワークロードでは、需要が継続的に増加する中でデータと性能を管理する能力が不可欠となるため、この基盤は極めて重要です。」と述べています。

 

レポートは、Hitachi Vantaraのイノベーション能力を強調し、特にNVIDIAとの協業で、NVIDIAプラットフォーム上に構築したHitachi iQを例に挙げています。また、レポートでは、2025年3月に発表されたHitachi iQ Mシリーズ*2など、新たなハードウェアやAIソリューションを含んだプラットフォームのロードマップにハイライトしています。さらに、Hitachi VantaraのHitachi Virtual Storage Platform One (以下、VSP One)との高度な統合により、NVMeフラッシュストレージとオブジェクトストレージ間のインテリジェントな階層化が可能であることに着目しています。

*2 海外販売モデル名。国内は、2024年10月よりエントリーモデル、ミッドレンジモデルを提供。(https://www.hitachi.co.jp/products/it/ha8000v/products/gpu/index.html)

 

Hitachi Vantaraの最高製品責任者(CPO)であるOctavian Tanaseは、「AIは単にインフラストラクチャが果たすべき役割を広げるだけでなく、枠組みそのものを根本から再定義しています。Hitachi iQの目標は、複雑性を排除し、成果を加速し、AIの進化に合わせて適応できる高性能な基盤を提供することです。Hitachi iQとVSP Oneプラットフォームを統合することで、柔軟でインテリジェントなストレージ戦略を実現します。」と述べています。

 

この評価は、Hitachi Vantaraの技術に対する最新の評価を反映したものです。当社は5月、VSP One Blockソリューションにより持続可能なデータインフラストラクチャを推進したとして、Global Tech & AI Awards 2025*3でSustainable Technology Awardを受賞しました。また、2025年1月には、VSP OneハイブリッドクラウドデータプラットフォームがGigaOm Raderのプライマリーストレージでリーダーおよびアウトパフォーマーとして認定されました。

*3 Hitachi Vantara Wins Sustainable Technology Award (英語サイト):https://technologymagazine.com/digital-transformation/hitachi-vantara-wins-sustainable-technology-award

 

Hitachi iQの詳細については、こちらをご覧ください:https://www.hitachivantara.com/ja-jp/solutions/ai-analytics/hitachi-iq

 

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 商標注記 

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Hitachi Vantara LLCについて

Hitachi Vantara LLC は、データを活用してイノベーションを推進し、新たな変革をもたらします。日立製作所の 100%子会社である Hitachi Vantara LLC は、世界をリードするイノベーターに対し信頼性の高いデータ基盤を提供しています。データストレージ、インフラストラクチャ、クラウド管理、そしてデジタルの専門知識を通じて、お客さまが持続的なビジネス成長の基盤を構築できるようサポートします。

詳しくは、Hitachi Vantaraのウェブサイト(https://www.hitachivantara.com/)をご覧ください。

 

日立製作所について

日立は、IT、OT(制御・運用技術)、プロダクトを活用した社会イノベーション事業(SIB)を通じて、環境・幸福・経済成長が調和するハーモナイズドソ サエティの実現に貢献します。デジタルシステム&サービス、エナジー、モビリティ、コネクティブインダストリーズの 4 セクターに加え、新たな成長事業を創 出する戦略 SIB ビジネスユニットの事業体制でグローバルに事業を展開し、Lumada をコアとしてデータから価値を創出することで、お客さまと社会の 課題を解決します。2024 年度(2025 年 3 月期)売上収益は 9 兆 7,833 億円、2025 年 3 月末時点で連結子会社は 618 社、全世界で約 28 万人の従業員を擁しています。詳しくは、www.hitachi.co.jp をご覧ください。

 

お問い合わせ先

日立ヴァンタラ株式会社マーケティングコミュニケーション部

https://www8.hitachi.co.jp/inquiry/hitachivantara/site-inq/form.jsp

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会社概要

日立ヴァンタラ株式会社

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URL
https://www.hitachivantara.com
業種
情報通信
本社所在地
神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地
電話番号
-
代表者名
島田 朗伸
上場
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資本金
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設立
2023年11月