『努力では説明できない差』を、科学で解き明かす。

「ものの見方・理解の仕方(情報処理スタイル)」を可視化する概念「利き認知®」の研究成果を国際学会で発表 ― 論文採択により世界へ発信

Je respire株式会社

Je respire(ジュレスピール)株式会社(本社:東京都、代表取締役:松島雅美)は、視覚・認知チェックアプリ「ディアビアイ」の基盤理論である新概念「利き認知®」に関する研究成果を、国際人間工学会議(AHFE 2025、米国ハワイ州)にて発表いたしました。本研究は、審査過程において “Excellent paper!”とのコメントをいただいています。

監修:臨床心理士 松島雅美

「利き認知®」は、30年以上にわたる臨床・教育・スポーツ支援の知見をもとに体系化された日本発の視覚認知特性モデルです。従来の「できる・できない」といった結果評価(能力測定)ではなく、一人ひとり異なる情報の受け取り方や処理の仕方といった“情報処理プロセス(頭の使い方)”の違いを可視化することを目的としています。

■ 社会的背景:努力が成果につながらない「閉塞感」と自己効力感の喪失

こうした「情報処理スタイル」の可視化が求められる背景には、日本の子ども・若者が直面している深刻な状況があります。

日本では近年、努力が成果に結びつかないと感じ、自信や幸福感を失っている子ども・若者が増えています。UNICEF(2025年)の報告では、日本の子どもの精神的幸福度は36カ国中32位と依然として低い水準にあり、内閣府の調査でも若者の約半数が「自分は役に立たない」と感じている実態があります。また、東京大学とベネッセの共同調査では、子どもの67.5%が「勉強の仕方がわからない」と回答しています。こうした「やり方がわからないままの努力」の空回りは、病気や障害の診断がない場合、周囲からは「本人の努力不足」として見過ごされ、これまでの支援の枠組みでは対応が難しい領域でした。

心理学では、努力が報われない経験の蓄積が自己効力感を低下させ、バーンアウト(燃え尽き)を引き起こす主要な要因であると指摘されています。

こうした「努力のミスマッチ」を解消し、一人ひとりに適した学び・理解の形を可視化する新概念として、今回国際学会で発表された「利き認知®」が、教育・社会の現場における新たな支援指標となることが期待されています。

■【利き認知:結果ではなく“プロセス”を可視化する新しいアプローチ】

利き認知®は、点数や正答率といった「結果」の裏側にある、「情報の受け取り方・理解の進め方(=情報処理プロセス)」を可視化する新しい認知モデルです。

広く活用されている評価指標との比較と位置づけ
チェック結果画面

上図の通り、利き認知®は従来の指標を補完し、次の4つの処理プロセスを軸に、「どのように情報を見て・理解し・判断しているか」を可視化。自分でも気づきにくい個々の“頭の使い方”の特性を客観的に捉えます。

1.読解ベース(眼球運動・言語理解)

2.記憶ベース(記憶保持と応用)

3.空間認知ベース(構造把握・視点切り替え)

4.集中・注意ベース(焦点化・周辺視)

■【活用の場面と期待される効果】
利き認知®を把握することで、「できない=能力不足」と捉えられてきた課題を、“理解・判断の進め方のミスマッチ”として捉え直すことが可能になります。
その結果、学習支援・企業研修・アスリート支援などの現場において、以下のような実践的な活用と効果が期待できます。
・本人に合った学び方・取り組み方への切り替え
・指導・コミュニケーション方法の最適化
・つまずきやストレスの軽減、成果の再現性向上


■【導入現場からの成果報告例】

すでに教育・企業・スポーツの各領域で導入が進んでおり、教育現場等での効果検証においても、パフォーマンスの向上や心理的負担の軽減において統計学的に有意な効果(有意差)が確認されています。

・教育分野:「学年全体的に学習意欲や向上心が高まった」「音読やかけ算の平均タイムが有意に向上した」「物事をポジティブに捉える生徒が増えた」ほか、利き認知に合わせて学習法を切り替えた結果、英語の偏差値が15ポイント向上した事例も確認されています。

・企業分野:「ミスの数が減った」「相手の情報処理スタイルに合わせて伝え方を調整することで、コミュニケーションギャップが減少した」といった成果・実感が寄せられています。

■【ディアビアイ:利き認知を“アプリで測定”できる技術】

Je respire株式会社は、利き認知®チェックとトレーニングを誰でも日常的に実践できるアプリケーション<ディアビアイ>を開発しました。本アプリは、読解・記憶・空間認知・集中/注意の4つの情報処理プロセスから、個々の理解・判断の進め方を捉える認知モデルです。タブレットを使用し約20分で情報処理プロセスの傾向を可視化できる視覚・認知チェックアプリとしてご利用いただいております。

ディアビアイ公式サイト

https://www.diabi.site

※ディアビアイ®および利き認知®はJe respire株式会社の登録商標です。

国際人間工学会議 (AHFE 2025、米国ハワイ州) https://www.hawaii.ahfe.org/index.html

ディアビアイ問い合わせ先

教育機関、企業、スポーツ団体の皆さま、利き認知®チェックの導入にご興味をおもちの方はお気軽にお問い合わせください。 

https://www.diabi.site/contact 

■【代表メッセージ】

利き認知®は、“結果ではなくプロセスを見る”という新しい視点を社会にもたらす概念です。人は皆、同じ方法で力を発揮するわけではありません。自分に合った理解の進め方を知ることは、学び方・働き方・生き方を大きく変える力を持っています。今回の国際学会での採択は、利き認知®が世界共通の科学的モデルとして発展していく入口となりました。今後も研究を深め、教育・スポーツ・企業領域の「成果が出る努力」を増やし、誰もが自分の力を正しく発揮できる社会の実現を目指します。

臨床心理士/公認心理士 松島雅美 プロフィール

Je respire(ジュレスピール)株式会社 代表取締役  

一般社団法人国際メンタルビジョントレーニング協会 代表理事

1972年生まれ。京都女子大学大学院修了。被災地、病院、教育機関、就労支援センターなどでのべ3万人以上をカウンセリング。アスリートは2000人以上をサポート。

ワールドビジネスサテライトや東洋経済オンライン、日経WOMANなどメディア出演多数。

「メンタルケアは病んだ人がするもの」という日本の文化を変えるために2012年に起業。
メンタルの強さは性格や気の持ちようではなく、視点や頭の使い方と行動習慣であることを伝えるために「メンタルビジョントレーニング®」を開発・普及しています。

著書: 1日5分でアタマとココロがすっきりする眼球体操(セブン&アイ出版)

    メンタル強めになる習慣(フォレスト出版)

本件に関するお問い合わせ
Je respire株式会社 松島

E-mail: matsushima@mental-vt.com

Je respire株式会社

Je respire株式会社

“誰もが自然に自分を整えられる社会”を目指して。
Je respireは、心理学と認知科学の知見をもとに、
“気合”や“がまん”ではなく、科学に基づくアプローチで、
働く人・学ぶ人・すべての人のウェルビーイングを支えていきます。

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会社概要

Je respire株式会社

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URL
https://mental-vt.com/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都港区赤坂8-8-10-101
電話番号
-
代表者名
松島雅美
上場
未上場
資本金
-
設立
2012年10月