EXPO2025大阪・関西万博 関西パビリオン京都ゾーンにて、受け継がれる伝統産業の”今”に挑戦!正絹 丹後ちりめんに、京友禅「金加工」実演&体験を実施します!

「伝統と革新が織りなす 新しいカタチ」を体感いただく、展示+実演+体験の特別企画です!

株式会社 伊と幸

イベント名 :関西パビリオン 京都ゾーン
       テーマ「未来を織りなす」実演&体験

イベント実施:株式会社伊と幸

開催日時    :2025 年6月30日(月)~7月6日(日)

           1日3回  ①10:30~ ②13:30~ ③15:30~

関西パビリオン(提供:関西広域連合)

株式会社伊と幸(京都市中京区御池通室町東入竜池町448-2 伊と幸ビル6階 代表取締役社長 北川幸)は、 2025 年日本国際博覧会(大阪・関西万博、大阪府大阪市夢洲地区)関西パビリオン京都ゾーンにて「伝統と革新が織りなす 新しいカタチ」の作品展示と、その制作工程の一部を来場者に説明し、正絹 丹後ちりめんに金加工の実演を行い、来場者にも体験頂き一体感を高めるワークショップを開催します。

京都ゾーン(提供:大阪・関西万博きょうと推進委員会)

京都ゾーンでは、上記期間中、複数の企業・団体が出展し、京都の繊維産業の担い手たちが手掛けた伝統と革新のものづくりを披露し、伝統産業の未来を拓く作品を展示します。㈱伊と幸では、医療機械用資材に伝統工芸を採用した「絹パネル」と、現代空間に生きる丹後ちりめんの「絹行燈」の2作品を展示します。

また同時に、展示品へのより深い理解を促すこと

を目的として、それら制作工程の一部である手描き友禅技法の一つ「金加工」を、丹後ちりめんの正絹を素材に実演し、来場客にも実際に無料で体験して頂けます。 日本工芸の体感機会を提供し和文化の理解を促進し、現代の生活に生かす新しいカタチの魅力を伝えます。

■ イベントの目的

京都ゾーンでは、京都の担い手たちが手掛けた伝統と革新のものづくりを、いろいろな角度から展示しています。その中で、㈱伊と幸では、2025 年6月30日(月)~7月6日(日)の期間、以下の2作品を展示し、その制作工程の一部を来場者に知ってもらうことを目的として、正絹 丹後ちりめんをベースとした金加工の実演を行い、来場者にも実際に繭や絹、金加工の筒描きを体験いただけるよう、無料のワークショップを開催します。

作品1:「回診用X線装置のための絹パネル」

純国産絹を緯糸に使用した絹織物に、金と銀の箔でオリジナル柄の「あわひ七宝」を施し封入した樹脂製パネルで、医療機関における最新医療器材の側面パネルとして京都伝統の絹織物が装着された例を紹介します。国内の希少な蚕種「松岡姫」の座繰り糸を緯糸に織り込み、この絹織物に、京友禅技法の一つである金彩の技術で、京都らしい情緒を表現します。産業技術と融合することで絹の耐久性を付与したパネルであり、京都を代表するSHIMADZU回診用のX線装置へ貼り込むことで、京都の伝統と先端技術の協業をご案内します。<作品デザインは関根隆寿(㈱伊と幸 絹ガラス事業部デザイナー)、金加工は石田健司(伝統工芸士 ㈱芦田金彩工芸)医療機器画像は㈱島津製作所>

島津製作所×伊と幸
純国産絹「松岡姫」使用、回診用X線装置の金加工パネル

作品2:「丹後ちりめん月華舞菊の京指物行燈」

着物の代表的な素材である、京都の丹後ちりめんをセードとして使用し、京指物のフレームにおさめながら、現代空間に合う行燈に仕上げた作品。丹後ちりめんの地紋は「月華舞菊」という伊と幸図案家によるオリジナル紋意匠で、その織り紋様を、手染めのぼかし染めで、ふんわりとなぞっています。さらに花びらの輪郭に、ごく繊細な金細線で筒描きすることで、月華舞菊ののびやかな花弁が、光を通して浮かび上がる効果を持たせます。行燈の骨組みには釘ビス類を使用せず、吉野杉の木と木を指し合わせる「京指物」で制作し、かつ、脚部や持ち手を真鍮製とすることで、現代空間、洋室にもなじむ作品に仕上げました。光源は全世界対応のUSB仕様。<地紋様は廣田真理子(㈱伊と幸 図案家)、ぼかし染めは、木村むつみ(㈱木村染匠)、金細加工は、志賀豊(伝統工芸士”京の名工”瑞宝単光章受章)、京指物は㈱興石(数寄屋建築中村外二工務店関連会社)>

「月華舞菊」セードの京指物行燈
絹・杉・真鍮という厳選素材の魅力
丹後ちりめん「月華舞菊」伊と幸謹製

以上2作品が、㈱伊と幸による、「伝統産業の未来を拓く作品」として、伝統工芸をいかに、現代に生かし産業に貢献するか、をテーマとして展示しています。

これら展示品へのより深い理解を促すことを目的として、それら制作工程の一部である手描き友禅技法の一つ「金加工」を、丹後ちりめんの正絹を素材に実演し、日英双方で解説を加え、実際に無料で体験していただけます。来場者に、日本の工芸を体感頂き、現代生活に生かす新しい工芸のカタチの認知を深めていただきます。

■ 実演&体験の詳細

イベント名 :関西パビリオン 京都ゾーン 

       テーマ「未来を織りなす」実演&体験

サブタイトル:正絹 丹後ちりめんと京友禅「金加工」の伝統工芸を、現代に生かす!

筒描き実演・体験 ※1

6月30日(月) ①10:30 ②13:30 ③15:30

7月1日(火)   ①10:30 ②13:30 ③15:30

7月3日(木) ①10:30 ②13:30 ③15:30

7月4日(金) ①10:30 ②13:30 ③15:30

7月6日(日) ①10:30 ②13:30 ③15:30

京の名工による    金細筒描き実演 ※2

7月2日(水) ①10:30 ②13:30 ③15:30

金彩泥描き実演 ※3

7月5日(土) ①10:30 ②13:30 ③15:30

開催場所 :2025 年日本国際博覧会(大阪・関西万博)

関西パビリオン 京都ゾーン

https://expokyoto.jp/kyotobooth/

 

※1実演・体験案内:清水美里 ㈱伊と幸 友禅金彩体験講師      絹ガラス事業部所属

(早稲田大学教育学部英語英文学科卒、京都伝統工芸大学校 京手描友禅専攻卒、㈱伊と幸入社)

京都ゾーンにおける「一座建立」の意識を持ち、作品展示の紹介に加え、来場者と交流し心を通わせることに努め、自ら筒描きの実演をしつつ、日本語・英語の双方で語りかけ、来場者にも金線描きを体験(無料)していただきます。実演時、体験時ともに、京都の丹後ちりめん紋意匠「月華舞菊」を使用し、絹に触れる貴重な機会をご案内します。

筒描きの実演風景

※2実演者: 志賀 豊 伝統工芸士、京の名工、瑞宝単光章受章 

(上山京染工芸 上山寿信氏に師事、京都市伝統産業技術功労者受賞、経済産業省大臣賞ほか多数受賞)

作品2の金加工を担当、※1の指導者。極細の金線を描く、当代の第一人者。渋筒と先金は特注のものを使用し、卓越した技術で繊細な金線を描く実演をご覧いただきます。ご皇室のお召し物も、多数手掛けておられ、箔材料も貴重で高価な本金・本金箔をお使いです。

※3実演者:石田健司 伝統工芸士 ㈱芦田金彩工芸

(京の名工 金彩師 芦田俊明氏に師事、2009年伝統工芸士 認定)

作品1の金加工を担当。㈱伊と幸の絹ガラス事業で連携。金彩工芸の中でも、筆を使用する金泥描きにより、絵画表現を実演しご覧いただきます。着物制作だけにとどまらず、金彩の技術を生かした様々な工芸作品を制作していますので、ご紹介します。      

■ 背景

株式会社伊と幸(いとこう)は、創業 94 年の和装用白生地の老舗メーカーです。2011 年より、伊と幸ビル 4 階に「絹の白生地資料館」(京都市内博物館施設連絡協議会加盟施設 事務局 京都市教育委員会)を開設し、着物の原点となる繭・生糸から白生地までの紹介と蚕糸文化の発信に努めています。また、内装資材「絹ガラス」ほか、絹扇子など、生活に寄り添う絹製品も開発しています。

伊と幸「絹の白生地資料館」

2020 年経済産業省「地域未来牽引企業」に選定、2022 年京都府「京都中小企業優良企業表彰」「京都府協力事業所認定」、2023 年京都商工会議所「知恵 1 グランプリ優秀賞」ほか、受賞歴があります。
本年5月3日には、関西パビリオンの多目的エリアにて、着付けステージショーを行いました。米国州立大外国人学生を着付けモデルとして、プロヴァイオリニストの生演奏に合わせた着付けパフォーマンスは、万博ならではの国際色豊かなステージとして高評価を得ました。

Kimono(着物)は世界語であり、その素材となる京都の丹後ちりめんをはじめ、絹織物の染め加工まで、その制作工程を原料からPRし、実際に絹や手仕事に触れて頂く体験機会を提供しています。

また、現代空間の内装資材として、2012年より「絹ガラス」を開発。匠の技と先端技術との協業により、蚕糸文化・伝統工芸の発展を目指しています。

https://silkglass.jp/expo2025/0625/

■ 関西パビリオン京都ゾーン

https://expokyoto.jp/kyotobooth/

関西パビリオン 関西広域連合及び連携団体が共同出展するパビリオン

(出展府県)京都府、滋賀県、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、徳島県、福井県、三重県

パビリオンパース :関西広域連合 提供

関西パビリオン 東ゲート近く「大阪ヘルスケアパビリオン」隣り

京都ゾーンは「一座建立」のテーマのもと、展示に加え実演や体験イベントを実施することで、来場者が出展者と交流し、心を通わせ、一体感を生み出します。「文化」「食」「産業」「環境」「いのち」「観光」の6つの分野で、概ね一週間ごとに展示を入れ替えながら、京都ならではの魅力を発信します。

2025年6月16日(月)からの「産業」期間のうち、㈱伊と幸は「未来を織りなす」実演&体験を2025 年6月30日(月)~7月6日(日)の間提供します。

※関西パビリオン京都ゾーンへの入場には、大阪・関西万博の入場券の購入と関西パビリオンへの入館予約が必要です。詳細は大阪・関西万博HPをご覧ください。

https://www.expo2025.or.jp/tickets-index/

■ 会社概要

商号 : 株式会社伊と幸

代表者 : 代表取締役 北川 幸

所在地 : 〒604-8176 京都市中京区御池通室町東入竜池町 448-2 伊と幸ビル6階

創業 : 1931 年6月

事業内容 : 和装用白生地製造卸、絹の内装材絹ガラス事業、不動産賃貸事業

資本金 : 9900 万円

URL : https://www.kimono-itoko.co.jp

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会社概要

株式会社 伊と幸

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URL
https://www.kimono-itoko.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
京都市中京区御池通室町東入竜池町448-2
電話番号
075-211-2361
代表者名
北川 佐知 (通称 北川 幸)
上場
未上場
資本金
9900万円
設立
1950年04月