【トークイベント】「相川考古館の埴輪たち」開催のお知らせ<2025年4月24日(木)20:28~21:28>

公益財団法人日本博物館協会

公益財団法人日本博物館協会(所在地:東京都台東区、会長:山梨絵美子)は、博物館でクラウドファンディングに取り組む際のさまざまな相談を受けています。現在、クラウドファンディングを実施中で、当協会が伴走支援をしている相川考古館のイベントが開催されます。

開けシャッター!相川考古館の挑戦 江戸時代からの商店が残る街の建物リノベーション(CAMPFIRE)5月8日まで
https://camp-fire.jp/projects/819936/view

■特別展「はにわ」に貸し出されている埴輪を有する相川考古館

相川考古館では、考古館の創始者である相川之賀が多年にわたり収集した、伊勢崎地方から出土した考古資料等が展示されています。

相川考古館の「武装男子像」は、東京国立博物館、九州国立博物館で開催されている特別展「はにわ」に貸し出され(現在も出張中)、知られるようになりましたが、重文収蔵庫には弾琴男子像、盛装男子像、広帯男子像と他に3点が展示されています。

その他にも古墳時代の、刀・馬具・鉄鏃・装身具などが保管、展示されています。

相川考古館の埴輪はどんな特徴があるのか、歴史的背景などを含め新潟大学の名誉教授で文化財保存全国協議会代表委員を務める橋本博文先生にお話をうかがいます。

■トークイベント詳細

【日時】 2025年4月24(木)20:28~21:28

・      オープニング・趣旨説明

・      相川考古館のコレクションを紹介

・      相川考古館の埴輪たち

・      クラウドファンディングのお知らせ

・      クロージング

【会場】オンライン開催

・ オンライン開催はZoomにて

※申し込み確認後、リンクをお送りします

【参加費】無料

【申込はこちらのグーグルフォームのリンクから】 ※要事前申込

https://x.gd/Uaeg3

【登壇者】

    相川裕保(相川考古館 館長)

    橋本博文さん( 新潟大学名誉教授、文化財保存全国協議会代表委員)

【司会進行】

    鎌倉幸子(かまくらさちこ株式会社 認定ファンドレイザー)

【登壇者プロフィール】

■相川裕保(相川考古館 館長)

1986年群馬県伊勢崎市生れ。東洋大学文学部卒業後、民間会社に就職。2012年に退社し、相川考古館で学芸員として企画展を担当。「伊勢崎藩 武家の茶 茶道石州流 鎮信野田派の系譜」「作曲家町田嘉章と北原白秋・西条八十」「相川之賀と史蹟名勝天然記念物調査会」などの展示を手掛ける。2024年7月館長に就任。

相川裕保より

それは、6年前の出来事から始まります。

東京国立博物館の職員の方が「国宝・挂甲武人が解体修理されるため、似た埴輪4体を調査する」とのことで、当館に訪れました。当館の相川学芸員の「修理後は、お披露目のイベントで5体並べませんか?」と端を発したことで、昨秋からはじまる特別展「はにわ」が実施されることになりました。

長い間留守をしている当館の武人埴輪ですが、今回の企画展を機に考古学のことが大いに注目されたことは大変喜ばしいことと感じております。

そして、現在、九州国立博物館での巡回展も5月11日をもって、この≪埴輪の物語≫も一区切りとなりましょう。

当館では、その締めの物語としてトークイベントを実施致します。

どうして私設なのに群馬で一番多くの重文の埴輪を持っているのか、埋蔵文化財がなぜ私設にあるのか、今の人からでは想像も出来ない歴史がそこにあります。

■橋本博文さん( 新潟大学名誉教授、文化財保存全国協議会代表委員)

早稲田大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得満期退学。博士(文学) 新潟大学名誉教授、文化財保存全国協議会代表委員
主な著作 「埴輪の起源と性格論」『論争・学説日本の考古学5 古墳時代』(雄山閣、1988年)、『アートになった考古遺物たち』(相川考古館、2020年)、『実物とアートで楽しむはにわ点』(新潟市潟東樋口記念美術館ほか、2022年)、『東国と大和王権』(共著、吉川弘文館、1994年)。最新刊は「埴輪ガイドブック―埴輪の世界」(新泉社、2024年)

 

橋本博文さんからの応援メッセージ

国重要文化財の琴を弾く埴輪や5体の武人埴輪のうちの1体を収蔵する相川考古館は、私設の埴輪専門の博物館として全国に知られています。ドーナツ化現象で衰退する地方都市伊勢崎の中に在って、地域再生の核となることが期待されています。38歳の新博物館長のもと、町おこしのイベントが企画され、盆石、投扇興、貝合わせ、お雛様など地域の伝統的な魅力が掘り起こされつつあることは喜ばしいことです。

わたしは毎年ここの群馬県内最古のお茶室觴華庵でたてる大晦日の晩の除夜釜を楽しみに訪れています。往時の賑わいを創出すべく、気楽に立ち寄れ、市民のたまり場となる「お茶の間博物館」「お茶の間美術館」のスペースが開設されることを願っています。

 

■鎌倉幸子(かまくらさちこ株式会社 認定ファンドレイザー)

青森県弘前市出身。公益社団法人シャンティ国際ボランティア会カンボジア事務所図書館事業課コーディネーターとして、小学校に図書室を整備するプロジェクトを担当。2007年に帰国後、同団体で広報・ファンドレイジング業務を担当。2016年にかまくらさちこ株式会社を設立。ファンドレイジングの企画・運用支援社会的インパクト・マネジメントや組織基盤強化などのコンサルティングを行っている。

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会社概要

公益財団法人日本博物館協会

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URL
https://www.j-muse.or.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都台東区上野公園12-52 黒田記念館別館3階
電話番号
03-5832-9108
代表者名
山梨絵美子
上場
未上場
資本金
5000万円
設立
1986年07月