若手人材に響く!東京都内の「採用に強いオフィスエリア・ビル」ランキング2025

東京都内の不動産仲介営業50名に聞いた「若手採用に強い人気エリア&人気ビル」とは?

プロパティデザイン株式会社

若手人材の“心をつかむ”オフィス戦略とは

東京都内の採用に強いオフィスエリア・ビル

近年、企業の人材獲得競争は一層激しさを増し、特に「新卒・第二新卒」のリクルート戦略においては、給与や福利厚生だけでなく「どんな環境で働けるか」が重要視されるようになっています。

企業の顔ともいえる“オフィス空間”は、面接や内定後の印象を左右するだけでなく、入社後の定着率やモチベーションにも影響します。そんな中、どのような立地・ビルが若手人材に好印象を与えるのかを把握することは、採用力強化の大きなヒントになるはずです。

今回、東京都内に拠点を置く不動産仲介営業50名を対象に「新卒・第二新卒リクルートにおすすめのオフィスビル」をテーマとしたアンケートを実施しました。各回答者から一人3件までの推薦物件を募り、その結果をもとに、人気エリアおよび人気オフィスビルTOP5を発表します。

人気エリアランキングTOP5 〜若手採用に強いオフィス立地はここ!〜

東京都内人気オフィスエリアランキングTOP5


アンケートに寄せられた物件名の集計から、若手人材の採用において“印象の良い立地”と評価されたエリアを分析しました。以下は、特に票を集めた人気エリアの上位5つです。

第5位:新宿区(5票)

多様性と機能性の交差点。“どこからでも来やすく、どんな働き方にも応える街”
副都心・新宿は、都内屈指のビジネスエリアでありながら、カルチャー・グルメ・交通・オフィス機能が高密度に集積する都市型エリアとして評価を集めました。新宿駅はJR・私鉄・地下鉄が集中する日本最大級のターミナルであり、通勤・来訪の利便性では他の追随を許しません。

オフィス街としても、新宿三井ビル・新宿住友ビル・新宿センタービルなどの大型物件が充実しており、老舗企業からグローバル企業、IT・ベンチャーまで幅広い業種が集まっています。西新宿エリアでは再開発が進み、緑と都市インフラが融合したスマートな街並みが形成されつつあります。

第4位:渋谷区(9票)

「Z世代に刺さる」──自由と先端性が融合するカルチャーの中心地
IT系やベンチャー企業の集積地として知られる渋谷は、依然として若者文化の中心地として強い影響力を持っています。オフィスの立地としてはやや雑多な印象を持たれることもありますが、それを「親しみやすさ」や「自由な雰囲気」とポジティブに捉える傾向が強く、特にZ世代との親和性が高いことがわかりました。

渋谷サクラステージや渋谷スクランブルスクエアといった最新の大型物件も評価対象となり、「“渋谷で働く”こと自体がブランディングになる」というコメントも寄せられています。

第3位:中央区(15票)

「次世代の東京」──先進性と成長性を感じさせる再開発エリア
東京駅の東側に広がる八重洲・京橋エリアは、再開発が進み新たなビジネス街として注目を集めています。東京ミッドタウン八重洲やTOFROM YAESU TOWER(2026年竣工予定)といった新築オフィスビルも増え、「未来感」や「成長企業の雰囲気」を感じさせると評価されました。

 交通の利便性も申し分なく、駅直結のビルが多いため、悪天候時の来社や通勤にも優れています。特に「先進的な印象を与えたい企業」「柔軟な働き方を取り入れる企業」にはマッチする立地として評価されています。

第2位:千代田区(28票)

圧倒的な信頼感。"企業ブランドを高める"正統派エリア
東京駅を中心とした丸の内エリアは、依然として「日本のビジネスの中心地」として高い人気を誇ります。アクセス面ではJR・地下鉄ともに非常に充実しており、都内・首都圏のみならず地方学生にも「来社しやすい」「説明会が開きやすい」といったメリットが強調されました。

 また、丸ビルやJPタワーなど洗練された大型オフィスビルが立ち並ぶ街並みは、若手人材にとって「安心感」や「一流感」を感じさせる要素にもなっているようです。保護者世代からの評価も高いという声もあり、“大手企業らしさ”を打ち出したい企業にとって特に相性が良いエリアといえるでしょう。

第1位:港区(32票)

「グローバル×洗練」──ハイエンド人材と相性の良い国際都市型エリア
虎ノ門ヒルズや麻布台ヒルズを含むこのエリアは、国際色豊かな再開発地域として存在感を高めています。アクセスの良さに加え、緑と文化を取り入れた街づくりが進んでおり、「都会の中にあるゆとり」や「グローバル企業の風格」が感じられる点が特徴です。

 アンケートでは「採用ターゲットが留学生やバイリンガル人材」という企業におすすめとの意見も多く、ハイセンスで国際的な環境を好む若手に響きやすいという声が目立ちました。

人気ビルランキング TOP5 〜採用ブランディングに効くビルとは〜

東京都内人気オフィスビルランキングTOP5

第5位:東京ミッドタウン八重洲(4票) 

東京駅と地続きの街。“雨も混雑も超えていける、最強アクセスオフィス”

「東京ミッドタウン八重洲」は、東京駅直結という都内随一の交通利便性を誇る最新複合ビルです。新幹線・JR・地下鉄とあらゆる路線が集まる東京駅の真横に位置し、地下からそのままオフィスへアクセスできるスムーズさはまさに圧巻といえます。"天気"という不安要素を最初から排除できる快適さと効率の面で群を抜いています。

また、地下には昭和から続く八重洲地下街(ヤエチカ)が広がっており、飲食・買い物ともに選択肢が豊富です。施設全体も築浅らしい清潔感と落ち着きがあり、若手にとっても働きやすく、来訪者にも好印象を与える環境です。

さらに「ミッドタウン」ブランドが持つ高級感・先進性も評価されており、「急成長中の企業が“勢い”をアピールするのにぴったり」という声も。老舗と新興が交差する八重洲という街にふさわしい、“次の時代”を感じさせるオフィスビルです。

第4位:晴海アイランドトリトンスクエア オフィスタワーX棟(5票) 

水辺の再生、光と緑のオフィス。“都心で働く、ちょっといい余白”

東京湾岸エリアに位置する「晴海アイランドトリトンスクエア オフィスタワーX棟」は、近年の大規模リニューアルを経て、高級感と清潔感あふれる空間に生まれ変わった注目のオフィスビルです。特に、2階エントランスを中心とした共用部の刷新により、入居企業のイメージを一段引き上げる上質な雰囲気が漂っています。

ビル内には商業施設も併設されており、ランチやカフェ、コンビニなどが充実。忙しい日常の中でも“ちょっとしたリフレッシュ”を叶える環境が整っています。また、オフィスから望む運河や街並みの開放的な景色も、働く人に心地よい余白をもたらしてくれます。

晴海という都心の中でも落ち着きある立地に、洗練された空間と利便性を備えたこのビルは、「派手すぎず、でも上質に働きたい」という若手人材に自然と響く、“静かな人気”を集める存在です。

第3位:渋谷サクラステージ SHIBUYAタワー(7票) 

若者文化と調和する渋谷の象徴。“カルチャーと仕事が交差するメインタワー” 

渋谷駅直結という抜群の立地にそびえる渋谷サクラステージ「SHIBUYAタワー」は、渋谷の街を代表する象徴的な高層ビルとして若年層から圧倒的な支持を集めています。通勤利便性はもちろんのこと、“あのビルで働いている”というブランド感や自慢感が、Z世代の共感を生むポイントになっているようです。

曲線を描くようなかっこいい外観デザインや、エントランスに向かう道中の“テーマパーク感”あふれる導線は、まるでアトラクションのようなワクワク感を演出。若手層の心に響く仕掛けが随所に散りばめられています。

さらに、館内にはラウンジやコンビニなどの共用設備も充実。オフィスカジュアルや柔軟な働き方が定着しつつある今の時代において、SHIBUYAタワーのような自由で多様性ある空間は、まさに“働くことがポジティブに感じられる”環境と言えるでしょう。

第2位:虎ノ門ヒルズ ステーションタワー(8票) 

駅ごと抱えた都市の主役。“虎ノ門から始まる次世代オフィスライフ” 

2023年に竣工した「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」は、まさに"街と一体化した建築”を体現する新時代のランドマーク。なんとこのビルのために東京メトロ「虎ノ門ヒルズ駅」が新設され、駅直結というより“ビルの中に駅がある”というスケール感で存在しています。

外観のデザイン性や洗練されたエントランスにも定評があり、港区虎ノ門という立地と相まって、“都心の中でも格の違いを感じさせる”と高評価。また、低層階の商業ゾーンには飲食・物販が充実しており、徒歩圏内には新橋駅エリアも控えるなど、ランチにもアフターにも困らない便利さも魅力です。

さらに、上層階には国内外のアートやテクノロジーが集まる複合クリエイティブ施設「TOKYO NODE」を併設。ビジネスを超えた“文化との融合”を実現する空間として、オフィスで働くことに特別感と刺激を与えてくれます。

今、東京で最も洗練された街のひとつ・虎ノ門を象徴するこのタワーは、採用活動においても企業の未来像を強く印象づける存在になるはずです。

第1位:麻布台ヒルズ森JPタワー(10票) 

日本一の高さ×最新設備。“今一番旬なランドマークオフィス”

2023年に誕生した「麻布台ヒルズ森JPタワー」は、地上64階建て、高さ325mを誇る日本一の超高層オフィスビル。その圧倒的なスケール感と先進性により、東京の新たなビジネスランドマークとして強い存在感を放っています。

駅からは地下で直結しており、雨に濡れず快適に通勤可能。建物内にはラウンジやフィットネスジム、ショッピングゾーン、レストランなどの商業施設も充実しており、ワーカーの満足度を高める都市型リゾートのような機能性を備えています。

「“日本一のビルで働いている”という特別感が、学生の記憶に残る」「会社の先進性やブランドイメージを印象づけられる」といった声が多く寄せられ、まさに“今、最も旬なオフィス”として注目を集めています。

若手採用を成功に導くオフィス選びとは?

若手採用を成功に導くオフィス選びとは

今回の調査を通して明らかになったのは、「立地・交通利便性・建物イメージ」の3要素が、若手採用におけるオフィス選定で特に重要視されているということです。採用市場の競争が激化する中、候補者が最初に触れる「企業のリアルな空間」がもたらす印象は、今後さらに重要になってくるでしょう。

採用ブランディングの強化や、より良い職場環境の提供を考える企業の皆さまにとって、本レポートが新たなオフィス戦略のヒントとなれば幸いです。

【調査概要

・調査対象者:東京都内で不動産仲介業を営む11社・営業担当者50名
・調査方法:インタビューおよびアンケート用紙による自由記述式(各回答者3件までの推薦)
・調査期間:2025年1月~3月

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・サービス名称:東京オフィスチェック(お問い合わせはコチラまで)

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URL
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業種
不動産業
本社所在地
東京都千代田区岩本町3丁目 9-15 フォロス岩本町ビル3階
電話番号
03-5809-3247
代表者名
橋本 亮一
上場
未上場
資本金
-
設立
2022年02月