江戸の技を世界へ。伝統工芸士・向山正成氏とTrip Portが、外国人向け三味線体験を共同開発
英語が話せない職人の技を、Trip Portが世界中の観光客に届ける新たな体験コンテンツ。
Trip Port株式会社(本社:東京都目黒区、代表:丸岡亮太)は、東京都認定の伝統工芸士・向山正成氏が営む「向山楽器店」と協業し、外国人観光客向けの箸作り/三味線体験ツアーを開始いたしました。

向山氏は1951年生まれの東京都認定伝統工芸士であり、江戸時代から受け継がれる技法で三味線をつくり続ける、現在では数少ない職人の一人です。
三味線づくりは現代では棹・胴・撥などの製作工程が分業化されていますが、向山氏は皮張りから材料の組み上げ、最終仕上げまでを一貫して担う“総合職人”として、希少な技術を今日まで継承しています。
これまで向山楽器店が日本人向けに提供してきた三味線の端材を用いた箸作り体験を、Trip Portが企画・プロデュースを担当することで、外国人観光客も安心して参加できる体験プログラムへと全面的に刷新いたしました。

向山 正成 (むこうやま まさなり)
1951年生まれ。東京都認定の伝統工芸士。
平成13年1月24日《東京都伝統工芸士》認定
平成25年《伝統工芸品産業大賞作り手部門功労賞》受賞
令和元年11月12日《東京都優秀技能者知事賞(東京マイスター)》受賞
■ 体験内容: 三味線職人の“最初の修行”を体験する
「端材を使った箸づくり」+「三味線演奏体験」
この体験ツアーでは、参加者が向山氏の弟子となり、三味線づくりの最初の修行工程である「箸づくり」に挑戦します。
三味線職人は木材の性質を深く理解するため、まず箸づくりから技を磨くといわれています。研磨を通して木の質感や違いを体感し、三味線づくりの基礎を学びます。
箸づくりのあとは、向山氏の指導のもとで三味線の演奏体験を実施。
伝統工芸士から直接学べる、希少価値の高い体験となっています。


■ Trip Portが担った役割
本取り組みにおいてTrip Portは、以下のインバウンド支援を包括的に担当しました。
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体験内容の再設計(外国人が理解しやすい構成・演出へ改修)
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集客支援(OTA掲載、旅行代理店との連携強化)
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外国人予約管理の全対応
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英語でのお問い合わせ・事前案内
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当日の通訳スタッフ/英語ガイドの手配
これにより、英語を話さない向山氏でも、外国人参加者を安心して受け入れられる体制を整備いたしました。

■ Trip Port株式会社について
Trip Portは、外国人観光客向けの体験コンテンツを作りたい事業者様を支援する観光DX企業です。
インバウンド業務をワンストップで代行し、事業者様が安心して外国人観光客を受け入れられる環境を構築します。
「外国人向け体験をつくってみたい」「集客を増やしたい」とお考えの事業者様は、ぜひご相談ください。
■ 本件に関するお問い合わせ
Trip Port株式会社
お問い合わせフォーム
https://tripport.co.jp/contact
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